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夏の飛騨高山2泊3日の旅日記

今からもう3ヶ月くらい前のこと。7月の末頃に、岐阜県の飛騨高山の方面へ家族旅行に行ってきた。

ずっとその時のnoteを更新しよう更新しようと思いつつ、写真だけ編集して、ずっと下書きにおいたままになっていたことにふと気が付いたので、今更だけど書きます。

夏の高山、2泊3日の家族旅行の記録、始まり。

今回の旅は、レンタカーで。大阪を出発して約4時間。途中で休憩も挟みつつ、高山に到着したのはお昼すぎ。

駐車場に車を置き、とりあえずまずはお昼ごはんにすることに。

ランチは、高山でカレーと言えば10人中12人がここと答えると(わたしたちの中で)話題の、弱尊ジャクソン
お店の周りにもスパイスの匂いが漂っていて、目の前の道を通っているだけで「お、弱尊やってるわ」ってのがすごく分かる。お店の前を歩くだけで食欲がそそられる。

ここのカレーが本当においしい。ただ、わたしは辛いものは苦手なタイプなので、いつも頼むのはHSEハヤシカレー。HSEとはホットスプリングエッグ、つまり温泉卵のこと。

お昼ごはんをぺろりと平らげ、荷物を持ってこの日泊まるホテルにチェックイン。泊まったお宿は高山桜庵。

広々のダブルベッドに、娘ちゃんもご満悦のご様子。

当時生後7か月

このホテルはドーミーイン系列なので、設備が色々と大充実。お風呂の後にアイスが無料で食べられるし、夜21時半~22時の間には夜鳴きそばも食べられる。そしてお風呂がめっちゃ良い。13階にお風呂があるので、高山市内を眺めながら露天風呂が楽しめる。良きお宿。

さて、ホテルで一休みしたところで、周辺をぷらっとお散歩。

まずは飛騨高山レトロミュージアムへ。

まるで昭和の世界にタイムスリップしたような場所で、昔のおもちゃだったり、教室の風景だったり、エモいものがたっくさん。昭和の時代はわたしはまだ生まれていないけれど「うわ、これちっちゃい頃に見たことあるやつ!」みたいなものもあって面白かった。思わず写真いっぱい撮ってしまった。

このファミコン、本当に遊べた。ドンキーコング、びっくりするくらい下手くそだった(笑)

レトロミュージアムで一通り遊んだあとは、高山に住んでいる友人(勝手に岐阜県観光大使)と合流して夕飯を。高山のご当地名物つけものステーキ、おいしかったなぁ。

その後はホテルに戻って、夜鳴きそばを食べて、大きくて快適なお風呂に入って、アイスを食べて、就寝。

翌朝。高山桜庵は、朝食バイキングがめっちゃ良いと口コミに書かれていたので、楽しみにしていた朝。

ご当地のものがたくさん並ぶバイキング、あれもこれもといつも以上に食べてしまうバイキングマジック。普段はそこまで朝は食べないはずなのに、ホテルの朝食バイキングとなると話は別(笑)

バイキングに置かれているひとつひとつのメニューが書かれてある札を持っているのがさるぼぼで、かわいかったなぁ。

その後、友人の勝手に岐阜県観光大使と合流して、みんなで光ミュージアムへ。

エントランスでふと天井を見上げてみたら、光の入り方がものすごく綺麗で、「さすが光ミュージアムって名前だけあるなぁ」って思っていたのだけれど、ここは別に光をメインに何かを展示している場所ではなかった(真光教という宗教団体が運営している美術館だから光ミュージアムらしい)。

訪れたこの日はちょうど特別展示でツタンカーメン展がやっていた。黄金の棺とか、あの有名なツタンカーメンのマスクとかが展示されていた。しかも、どれもこれも全部日本初上陸だったらしい。

特別展示室、どこを見渡しても金ピカでものすごかった。
ここに展示されているものは全てレプリカだけれど、再現度もすごくって。細かいところまで模様が掘られていて、エジプトにはこの本物があるのかと思うと、古代エジプトの権威ってものすごかったんだろうなぁというのが容易に想像出来た。

特別展示のツタンカーメンもなかなか面白かったけれど、通常展も面白い。というか、このミュージアム自体がもう見どころたくさん。

真ん中にあるこのホール。ここは以前Vaundyが配信ライブをやった場所でもあるらしい。ものすごく広くて大きい場所で、見ているだけで圧巻だった。

ちなみにこのホールは外から見るとこんなピラミッドになっている。外観が特徴的過ぎる。

ちなみに外には恐竜もいた。もう何でもありすぎる。

この光ミュージアムだけで数時間は楽しめた。全部をじっくり見て回ろうとするとものすごく疲れるから、途中飛ばし飛ばしな感じで回ったものの、満足度が高かったなぁ。

午後からは知り合いの陶芸家の方の工房へ。

以前ここで作陶させていただいた器たちが焼きあがったとのことだったので、受け取りに行ってきた。

初めてろくろを回して作った自分の作品。世界にひとつしかない器たち、どんな焼き上がりになるかなって楽しみにしていたのだけれど、想像以上に良いモノに仕上がっていて感動。
出産祝いに先生の作品もプレゼントしてもらって、ありがたい限り。いただいたカップとお皿、大事に使わせていただきます。

そして気が付けば夕方に。

2泊目のお宿は、いつもお世話になっている飛騨高山ゲストハウスとまる。

1階が改装されて、ものすごく広々で綺麗なスペースが出来上がっていた。靴を脱いで上がれるようになったから、赤ちゃん連れにもありがたい。

ここでもオーナー夫妻から「出産おめでとう!」とプレゼントをいただいて、本当にありがたかった。みんな祝ってくれる。高山には良い人しかいない。

お部屋に絵本が置かれていたり、ベビーバスを貸し出してくれたり、バウンサーを出してくれていたり、赤ちゃん連れには本当にありがたい仕様だった。オーナー夫妻の娘さんがうちの娘ちゃんとたくさん遊んでくれて、嬉しかったなぁ。高山で出会う人、やっぱり良い人たちばかり。
娘ちゃんのゲストハウスデビュー、ここにして正解だったなぁ。

この日の夕飯は以前ドラマ『ワカコ酒』にも出ていたかる食堂へ。

つけものステーキを見ると、ついつい撮りたくなってしまう不思議。どのお店で食べてもつけものステーキはおいしい。ま、かる食堂は何を食べてもおいしいんだけどね。

この日はゲストハウスとまるでぐっすり就寝。畳のお部屋にお布団を敷いて、実家のような気持ちで爆睡できた。

そして最終日。

朝からおいしいフレンチトーストを食べに高山陣屋近くのkisse kisseへ。

お店の外観はぱっと見ピクルスを売っているお店なんだけど、奥に座れる場所があって、店内で飲食できる。ここのお店のお父さんが焼いてくれるフレンチトーストがもう絶品で。前回食べた時にあまりにもおいしすぎたので「また食べたい!」と思って今回も訪れた。

わたしたちがこのおいしいフレンチトーストを食べている間、お店のお母さんが娘ちゃんを抱っこしてあやしてくれて、ずっと「かわいいね~かわいいね~」ってしてくれていた。普段なら人見知りして泣いてしまう娘ちゃんが珍しくご機嫌に抱っこされていて、おかげでわたしも旦那さんもしっかりフレンチトーストを味わうことができた。
やっぱり高山、良い人しかいない。

朝食の後は、友人の運転する車に乗って喫茶ナヌクへ。

店内にはかわいい雑貨がたくさん。

予約席はパンダがしろくまを背負っていた
高山で山形ミックスを飲んだ

これ、地元の人には有名らしいあゆピー。

柿ピーみたいな感じなんだけれど、柿の種じゃなくて、お魚の形なのがかわいい。

思わず長居したくなるようなかわいい喫茶店だったなぁ。

そして今回の旅の最後は、飛騨古川にあるパティスリーマツキへ。

この時は桃が旬の時期。時価で販売されているまるごとピーチをテイクアウト。この日、なんとひとつ550円だった。桃がまるまるひとつで550円、安すぎる。

甘くておいしくって、下に敷いてあったスポンジまで絶品のおいしさ。わたし、実はそこまで桃が好きな方ではないのだけれど、これは本当においしかった。こんなにおいしい桃のデザートを食べたのは初めてだった。
桃の時期に訪れることがあれば、また絶対にこれを食べたい。

この後は、地元のスーパーに寄って、つけものステーキ用のお漬物や飛騨コーヒー、飛騨パインなんかを自分たちへのお土産に買って、また4時間くらいかけてドライブしながら帰宅。

高山のあったかい人たちにたくさんお世話になって、おいしいものをたくさん食べて、充実の2泊3日だった。楽しかったなぁ。おいしかったなぁ。思い返しても最高の旅だったなって思う。


そんなわけで、夏の高山の旅の記録でした。



おつかれさまでした!


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あやめし
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