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フィルム風に撮れるらしいアプリを使ってみた

フィルムカメラの写真の質感って独特なものがあっていいよなぁ、なんて思う。

でも、デジタルで慣れてしまっているわたしは、フィルムカメラの1枚1枚の重みみたいなのを考えると、なかなか手が出せない。ほら、だって、そもそものフィルムカメラを買い、フィルムを買い、現像するために写真屋さんにフィルムを持って行き、みたいな手間と時間とお金がかかるから。それだけ手間がかかるからこそ、出来上がった写真が愛おしく感じるだろうし、1枚1枚を丁寧に丁寧にシャッターを切るんだろうけど。

わたしは、デジタル一眼レフでパッとシャッターを切るし、気に入らなければ同じシーンを念のため何枚かバシャバシャと撮ったりもする。撮ったものはすぐにPCかスマホに写してレタッチをして、ササっと仕上げる。こういう使い方に慣れてしまっているので、フィルムカメラに手を出すのに対してはびくびくしてしまっている自分がいる。

そんな時に、お友だちのさんまりちゃんのnoteが目に留まった。

フィルム風に撮れるアプリFIMOをダウンロードして、「写るんです」のように27枚の写真を撮り終えるまで歩き続ける

どうやらフィルム風に撮れる「FIMO」というアプリがあるらしい。ちょっと興味が湧いたので、すぐにダウンロードしてみることにした。思い立ったら即行動するタイプなので。

せっかく新しいカメラアプリをダウンロードしたのだから、何か撮りたいと思って、とりあえず目の前にあったル・クルーゼのお鍋(昨日の夜ごはんのカレーの残りが入っている)を撮ってみた。

なんか、すごく、味がある。フィルムならではのエモーショナルでノスタルジックな感じが再現されている気がする。ただの生活感のあるキッチンなはずなのに、これがインスタで投稿されていたら、ちょっとオシャレな人のお家のキッチンみたいに見える。すごい。気に入った。

しかもこのアプリ、画面がまた可愛い。

スマホの画面がまるでカメラみたいになっていて、なんていうか、被写体がとても見づらい。とりあえず構図だけ「こんなもんかな~」と決めて、シャッターボタンを押す。すると、それっぽい写真がカメラフォルダに保存されている。ここの画面に写っている質感がそのまま保存されるわけではないので、その感じもまた、写ルンですみたいなフィルムカメラを使っているような気分になって良い。

さらに、現在選択しているフィルターの部分を押してみると、こんな風にフィルムが現れる。めっちゃかわいい。

他のフィルターを選択するには、こんな感じで並んでいるフィルムをタップすればいい。かわいい。

ちなみに無料で使えるフィルターは5種類。

ひとまず、どのフィルターがどんな質感になるのか試してみたくって、同じ被写体で一通り撮ってみた。

EK 80
Aesthetic 400
PAN 100
Business 400
LM Color 100
おまけ:iPhoneのノーマルカメラ

どのフィルターもそれぞれに雰囲気があって、どれもめっちゃいい。他にも課金すれば色々と別のフィルターも使えるっぽいけれど、課金せずともこれだけで十分良い感じの写真が撮れるのではないかと思う。

わたしは「EK 80」のフィルターが気に入ったので、せっかくならばとお散歩の時に何枚か写真を撮ってきた。

ただの駅前のスーパーとドラッグストアに買い出しに行くだけのお散歩だったのだけれど、こうしてオシャレなフィルターを通して写真を撮ってみるという試みをプラスするだけで、とても楽しい時間になった。

お手軽なのでとってもおすすめ。リンク貼っときます。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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