お腹が空いたらご飯を食べるように、わたしはnoteを書く
最近「毎日noteを書き始めて〇日くらいです」みたいな話をすることが多くなってきた。
先日、Photoliの横尾さんとお話させてもらった時にもnoteの話になって、そこですぐさま聞かれた。
「毎日続けて何か変わったことはありましたか?」
わたしは間髪入れずにこう答えた。
「精神が安定するようになりました」
きっと、何か仕事がもらえるようになったとか、どこどこからお声がかかったとか、そういう答えがあれば見栄えというか、聞き応えがあったのかな、なんてあとから考えたら思うのだけど。
でも、わたしがまいにち更新を始めて、一番大きな収穫だったのは、やっぱり自分の精神の安定だった。
あんまり表立って言ってはこなかったけれど、わたしがまいにち更新を始めたのは、他でもない自分のため。そりゃ、まいにち書き続けて仕事につながればとか、色んな叶えたいことはあるのだけど、一番求めていたのは、自分自身のバランスを整えるためだった。
わたしは過去に会社を休職したことがある。精神と身体のバランスを崩してしまって。次の日が来るのが怖くて夜が眠れない。外出したら最寄り駅から自宅までの道で迷って帰れなくなってしまう。なんだか不安になって、吐き気をもよおす。身体がだるくてそもそも起き上がれない。
なんだか無理をしてしまっていたようで、そんな支障が日常生活にどんどん表れてしまって、会社に行けなくなってしまった。
少しの間、お休みの期間をいただいて、そこからまた今まで通りお仕事に復帰して。でも、これまでと待ったく同じことをしていたら、わたしはまたバランスを崩してしまうなという気がした。何かを変えないと。どうにかしないと。
休職の期間にすごく大事だなと思ったのが「ちゃんと自分の声に耳を傾けてあげること」だった。
自分は今何がしたくて、何を求めているのか。望んでもいないのに、自分はこうだと決めつけて物事を進めていってしまうと、自分についてしまった小さな嘘がどんどん積っていって、いつか取り返しのつかないような大きな溝になってしまう気がしたから。
だから、自分の気持ちだったり、考えだったりはちゃんと整理して、考えるだけではなくて、自分の外に出す必要がある。アウトプットする必要がある。
その手段としてぴったりだったのが、私の場合はnoteだった。
「毎日更新していてすごいね」「尊敬する」「えらいね」
って、たくさんたくさん言っていただけるのは、すごく嬉しい。
でも、その度にそんなことないんだよってわたしは思っている。
これは毎日を快適に過ごすための必要な手段。
みんなが寝る前に歯磨きをするように、お腹が空いたらご飯を食べるように、わたしは自分の思考をアウトプットするためにnoteを書く。
今日も明日も明後日も。これからもたぶんずっと。
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