書くことが趣味から仕事になったのは、京都ライター塾があったから
何度も何度も、書くことを仕事にしたいと思ってきた。6年前にnoteを始めて、毎日更新をするようになって、これまで苦手だった書くことが、自分にとって欠かせないものになっていた。
だから、いつか、書くことを仕事にするんだ。
そう思って、ずっと過ごしてきた。
でも、やり方が、わからなかった。どうやったら、書くことが仕事になるのだろう。どうすれば、書くことが仕事であるライターになれるのだろう。
よく分からないまま、日々noteを書き続け、たまにいただく単発のお仕事をちらほらとこなす日々。「ライターです」と名乗れるほど大した仕事もしておらず、なんだか悶々と過ごす日々。ライターになりたいけど、どうしたらいいのか分からない。何から始めたらいいのか分からない。というか、わたしは一体何に分かっていないのかも分からない。
そんなときにふとわたしの目に飛び込んできたのが「京都ライター塾」の文字だった。
ライターの江角悠子さんが主宰されているこの講座。なんだか、ビビッときた。これかもしれない。わたし、これを受講すれば、ちゃんとライターになれるかもしれない。
そう思って、存在を知った数日後には、もう申し込みをしていた。決して安くはないお金を振り込みながら「この金額は、絶対に自分が文章を書いて稼ぐのだ!」と、心に誓った。
始まった講義は、どの回も「なるほど!そうなのか!」と思えるものばかりだった。ライター塾を受けるまで、ほぼ独学で文章を書いてきたわたし。noteでも毎日更新していることもあったし、少ないながらもお仕事の依頼をいただいたことこともあったし、それなりにできるだろうと思い込んでいた。でも、ライターとして書くとなると、全くの別物だった。まず、視点が全然ちがう。そういえば、今までわたしは「わたし」を主語とした自分の体験談やエピソードしか書いてきたことがなかった。でも、ライターの書く文章は、そうではない。第三者視点で、黒子となって、読み手に伝わる文章を書かなくてはいけない。「自分がどんなことを表現したいのか」ではなく「どうすれば読み手にきちんと伝わるのか」という視点が必要だった。
今まで散々文章を書いてきたつもりだったけれど、第三者視点の文章は、一度も書いたことがなかった。ライター塾で出される添削課題に頭を悩ませ、講義終了後に毎度まとめるレポートにも四苦八苦し、とにかく書くことと向き合った期間だった。
ライター塾では、ライターになるためのあれこれを、本当に1から10まで教えてくれた。仕事の取り方、営業の仕方、企画の立て方、企画書の書き方、ライターの仕事の流れ、単価の話、どれもこれも、ためになるものばかりだった。講義を受けながら「わたしが分かっていなかったのはこれだったのか……!」と、かつてのわたしの"何が分からないのかが分からない"も解決された。
おかげで、今、無事にライターとして仕事をしている今がある。京都ライター塾を受講中に応募した案件に採用され、受講中にライターとして仕事を始め、そしてその案件は現在も継続となっていて、わたしの立派な収入源のひとつになっている。ライター塾で学んだ企画の立て方を活かして、書きたいメディアに応募し、念願の記名記事を書くこともできた(これも継続案件になっている)。
「どうやったら書くことが仕事になるのだろう……」と、うじうじうじうじしていたわたしだったけれど、京都ライター塾を受講したことで、大きな一歩を踏み出すことができた。「ちゃんとライターとして稼ぐぞ!」と、覚悟を決めることができた。
だから、本当に受講して良かったと思っている。
そんな京都ライター塾の第11期の募集が、もうすぐ始まる。
「書くことを仕事にしたいけど、一体どうすれば……」と、悩んで動けなくなっている過去のわたしのような人に届けばいいなと思い、このnoteを書いてみた(※誰にも頼まれてはいない、勝手に書いただけ)。
わたしは、日々、書くことに救われている。そんな書くことを仕事にできて、理想の働き方を手にすることができて、最高に幸せだ。あのとき、えいやっという気持ちで「京都ライター塾を受講するぞ!」と決めたわたしに感謝したい。