「悪い出来事」は本当に「悪い」のか
こんにちは!
今回は「いい事と悪い事は本当に表裏一体なのか」という題で書いていきます。
皆さん最近の出来事でいい事、悪い事は何かありましたか?
最近は特にコロナの影響で、たくさんの人が将来や今自分の置いてる身について考えた人がいるんじゃないかなと思います。
私もその一人です。
本当に大変な状況の中にいる人もいるかもしれません。
そこで今日は本当にその「悪い出来事」は「悪い」のか?読んだ後はぜひ自身の人生に当てはめてみていただきたいです。
「人間万事塞翁が馬」から学ぶ
「にんげん ばんじ さいおうがうま」と読みます。知ってる人も多いかもしれません。
私が高校で古典を受けていた時に出てきた、中国の古い物語です。
簡単にあらすじを話すと、
「ある老人の馬が逃げたところ、その馬が優れた別の馬を連れて帰ってきた。今度は老人の子供がその馬から落馬して足を折ったが、そのおかげで兵役を逃れて命が助かった。というものです。」
(引用元:「人間万事塞翁が馬」の意味とは?読み方・使い方と類語も)
これを古典の授業で漢文から直して読んだのですが、この時から私のモットーになっています。
この物語の解釈は様々あるのですが、その中から4つほどピックアップしてみます。
●不幸や幸福は予測ができないのだから、安易に悲しんだり喜んだりするべきではない
●世の中で起きることは全く予想がつかないという意味
●人生は予測ができないことでできているので、起こることに意味はない
●幸不幸は予期できず、何が禍福に転じるかはわからない
どうでしょうか?
きっと皆さん思う事があるのではあるのではないかと思います。
これをまとめると、人生で起きる事は予想もできず、意味もない。何が禍福かも最後までわからない。
私はこれは人生の真理だと思っています。
人間は起こる事に意味を持たせたい生き物だと思うのですが、結局のところ、身の回りに起こってる事は情も意味もなく、世界のルールに従ってただ存在しているだけです。
これだけ言うとすごく悲しくなる気もします。
何の為に生きているのか?私がこの出来事に直面しているのはただ運が悪いだけ?
私の”人間万事塞翁が馬物語
面白いことに、同じ家庭で育った私と姉ですが、家庭の印象や親への思いは違かったりします。
もちろん生まれた時の状況やその時の親の精神状態、子供への接し方で変わるものもありますが、基本的には同じ親から育ちました。
私の考えは「確かに大変な幼少期、思春期を過ごした。けど、そのおかげで私は海外に興味を持てたし人生を貪欲に、幸せへのハードルを低く生きることができている。」
姉はいまだに母親にトラブルになる事も多く、「何故私たちが小さい頃に離婚してくれなかったんだ。何故私の苦労をわかってくれない。こんな親から生まれた私たちは不幸だ。」という考えです。
姉はこの10年間、何回母親と問題があったか分かりません。
つまり、考え方一つでここまで自分の人生を変えられる証拠だと私は思っています。
姉は「悪い事」を「悪い」ままにした結果10年前と変わらない問題を今も持っている。
今回のコロナのことで、私も仕事が激減しています。
この事実だけを見れば、収入は減っているしいつ仕事も普通に戻るかわからない、そんな状況にいます。
この事実だけを見れば悪い事が多いように見えます。
ですが反対に、思わぬ休みになりハードで疲れ切った体を休める事ができ、時間が増えた事で勉強などの投資に時間を使える事もまた事実です。
自分への投資の時間が増えれば今すぐ結果は出なくても、それだけ未来の選択肢が増えます。
しかし思わずできた時間を何もせずに過ごす事もできる。
あなたはどのように今の状況を捉えていますか?
まとめ
人生に起きる事は善悪もなく起こっている。
その人にとってその禍が福になることもあれば、福が禍になることもある。
だったら今起きている事を冷静に捉えて、その禍のお陰で何が福なのか、禍を福に転換できるのか。そのためには何をしたらいいか。
を考えて行動すると、違う未来が待っているのかな、と思います。
それにそういう考え方がゲームのようで楽しい気もしてきませんか?
もちろん笑えないくらい大変な状況にいる人もいるかもしれません。
それでも、いつか振り返った時に、後悔はなかったと言えるような行動をしていけたらいいのかな、と思います。
ぜひあなたの人間万事塞翁が馬物語をコメントで聞かせてください😊
起こったことを書き出して、その禍福や前後の流れを整理してみるとよりいろんなことが見えてくるかもしれません。
頑張ろう!と思えた方はぜひスキやフォローをお願いします🤗