茶室と日本庭園で考える余白、ティータイムの効用
茶室や日本庭園が好きだ。
庭園を歩き回ったり、あずまやに腰かけてぼうっと景色を眺めたり。
抹茶サービスなどあると、作法がまったくわからずドキドキしながら一服お願いしたり。
ところで、
勉強でも料理でも、作業スペースに何もおいていないまっさらな空間を確保しておくことが大事だ。
まっさらな空間、余白があってこそ
取り組んでいる作業に集中できるし、効率も上がる。
余白の重要性は物理的な余白だけでなく、私たちの精神にもいえる。
例えば大きな心配事がある時、人はたやすく集中を欠き、ミスをする。
大事なことに取り組む時には、精神にも余白が欲しい。
茶室、庭園は極限まで物を少なくして日本というあまり広くない国にも余白、余裕を演出する。
物理的に作られた余白、余裕を五感で味わうことで私たちの心の中にも、余白を生み出しているのかもしれない。
茶道、ティータイムは、
日常の些事から物理的に距離をとることで、
心の中に余白をつくる工夫といえるのではないか。
茶道までいかなくても、自分のために心を込めて淹れる一杯のお茶、コーヒーの大事さを思う。
それから。
時々私は、対処しなくてはいけない問題や自分の本当の気持ちを見たくないばかりに
余白が生まれないようにキリキリと物を増やしたり、考えごとを増やしている。
余白を恐れないですむような暮らし方と、コンディションを保っていけたらいいな。
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