はじめて2.5次元舞台を観劇してきた話(#うみステ2)
とんでもねぇ世界を見てしまったなァ!!
そこに魔法があった
皆様どうもこんばんは、彩子です。
先日、
漫画・アニメ・ゲーム等が原作の舞台公演
いわゆる「2.5次元舞台」を、
はじめて観に行ってきました。
こちらの公演です。
進戯団 夢命クラシックス×07th Expansion vol.8
「うみねこのなく頃に ~Stage of the golden Witch~ Episode2」。
同人サークル・07th Expansion(以下07th)原作のゲームを、
進戯団 夢命クラシックス(以下クラシックス)によって舞台化された公演の2作目です。
今月(2023年9月)の始めに、
YouTubeで期間限定で無料配信されていた
エピソード1(以下EP1)の本編を視聴した事がきっかけで今回の公演情報を知り、
実際に会場まで観劇しに行ってきました。
(※幸いな事に、体調不良やパニックにはなりませんでした)
情報量が多いはずなのに、今何が起きているのかが一目で伝わる
「うみねこのなく頃に」は、
台風に閉ざされた大富豪が領有する島で、
余命僅かな当主の遺産分配と、魔女の伝説を巡って起きた
大量殺人事件にまつわる物語……なのですが、
今回観劇したエピソード2(以下EP2)は
いびつを通り越して、想像以上にカオスな内容になっていました。
前作・EP1のラストシーンで
「挑めばミステリー、屈せばファンタジー」
というセリフがありましたが、
あまりにも現実離れしたファンタジー描写や立ち回りが
モリモリマシマシになっていて、
「……えっ、そこまで実際に舞台でできるの!?
そんな所までやっちゃっていいの!?!?!?」と、
見ていくうちに何度も衝撃を受けまくりました。
しかも
下手をすると演劇3本分以上の情報量になりそうなのに、
それを1回の公演で3時間に収めて、
尚且つ、今何が起きているのかが一目で伝わるようになっているのです。
まるで魔法みたいに。
会場や物販の様子など
会場では、開演前から
原作やクラシックスのファンと思われる観客の話し声で盛り上がっていました。
物販のスペースにも寄ってみましたが、
千秋楽では既に完売しているグッズもいくつかありました。
幸い、一番欲しかったパンフレットは在庫があったので
早速購入したところ……
なんと原作者・竜騎士07さんの
黄金のサイン入りを引き当ててしまいました。
やったー、ありがとうございます!!
(※サイン入りのパンフレットは、土日の公演の物販でランダムに入っていたそうです)
パンフレットはA4サイズで、
1ページずつキャストさんの大判写真とインタビューをメインに掲載されていて、
どのページも、
舞台の衣装やメイクと洋館風の撮影スタジオのインテリアも相まって、
とても美麗で見ごたえがありました。
人物写真を撮影できる方って、すごいですね!!
全8エピソード中、一番の問題作
パンフレットのインタビューによると、
原作者の竜騎士07さん曰く、
と紹介されており、
舞台の脚色・演出を担当した伊藤マサミさんは、
と述べられておりました。
逆に言えば、シリーズ屈指の問題作だからこそ、
その分舞台映えする公演に仕上がったのかもしれません。
まさに原作ゲームのキャッチコピー
「愛がなければ視えない」を体現しておられました。
エピソード3の上演も決定
そして今年の12月には
エピソード3に繋がる前夜祭のEVEイベント、
来年(2024年)の2月には
エピソード3本編の上演も決定しております。
詳しい公演情報は、
クラシックスの公式サイトや
各種SNSアカウントをチェックしてみてください。
余談:舞台脚本から始まった「なく頃に」シリーズ
余談ではありますが、
今回の公演を上演された進戯団 夢命クラシックスは、
07th Expansionの代表作
「ひぐらしのなく頃に」の原案になった舞台脚本
「雛見沢停留所」を、2015年に上演されておりました。
こちらはコミカライズやゲーム化もされており、
家庭用ゲーム機(コンシューマー/CS)版の
「ひぐらしのなく頃に奉」にも、シナリオが収録されているそうです。
舞台脚本から始まった「なく頃に」シリーズが実際に舞台化されて、
それがゲームにも逆輸入されて、巡り巡って今でもご縁が続いている。
その繋がりが、
自分が07th作品やクラシックスの公演に興味を持つきっかけになりました。
昨年、EP1の公演情報を終演後に知ってから
一年越しに会場まで観劇しに行けて、本当によかったです。
すばらしくてすさまじい世界を見せて頂き、ありがとうございました!!