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《無駄話》

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《無駄話》で書いた記事をまとめてます。日々の所感や日常についてが多いです。
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#読書

井波律子著『裏切り者の中国史』
絶賛中国史ブーム。敵討ちのために隣国の宰相にまでなった伍子胥から女性のために国を裏切った呉三桂まで、総勢八人の裏切り者たちの歴史。とくに興味深かったのは親子三代で魏を乗っ取った司馬懿、皇帝を操りながらも最後の一手を出せなかった桓温。

鶴間和幸著『始皇帝の戦争と将軍たちー秦の中華統一を支えた近臣集団』を読了。映画『キングダム』で気になっていた始皇帝。出てくるキャラクターのモデルになった人物以外もまとめられている。呂不韋や李斯などの外国人を重用した始皇帝はやはり能力主義者だったのだろう。

《読書記録》君塚直隆著『教養としてのイギリス貴族入門』
貴族の定義、有名な貴族、現代の貴族までまとめてある。
今は世襲貴族より勲章のような一代貴族が多く、最近ではキャメロン元首相も叙爵されたという。
一方で庶民院に移るために貴族を返上する一代庶民という制度もあるのが面白かった。

《読書記録》中公文庫の『ナチス親衛隊(SS)』読了。ヒトラーのボディーガードとして始まった。上部組織突撃隊を吸収し、ホロコーストを運営した彼らは本当に『凡庸な悪』だったのか。

《読書記録》中公新書の『北朝の天皇』と『中先代の乱』を読了。足利将軍家にとっては北朝天皇家は自らの正当性の維持に必要だったし、足利直義が護良親王を殺害したのは時行に将軍として担がせないためだというのは納得。日本史では必ず権威と権力は別で、共依存の関係にある。

《無駄話》私の読書事情

《無駄話》私の読書事情

こんにちは。
Ayaです。
今日は私の読書事情について書こうと思います。

みなさんは就職してはじめてのお給料、どう使ったか覚えてますか?
私は実家住みということもあり、お給料のほとんどを自由に使わせてもらってます。
たいした額ではありませんでしたが、やはり初めてのお給料というのは気分が高まり、ついつい浪費してしまいました。特に本は気になる本を欲望のおもむくまま購入してしまい、2万円ぐらい使ってし

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《無駄話》今後のnoteについて

《無駄話》今後のnoteについて

こんにちは。
Ayaです。
今回の投稿で目標だった100投稿を迎えることができました。9月に入って更新頻度が減りましたが、いつもいいねやコメントありがとうございます。とても励みになります。
100投稿を迎えたことを記念して、今後のnoteの目標を書きたいと思います。note1ヶ月目の投稿と一部被りますが、温かく見守ってください笑

目標その1:ヨーロッパ古代史・中世史を取り上げたい

今まで近世か

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