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文学フリマ京都でした!

今じわじわと胸があたたかい。
じわじわしてて、なんだこれ。これはなんだろう?
すごく、感動してる。そう、感動とか、安堵とか、やる気とか、
いろんな気持ちが入り混じって、胸のところが、本当にあたたかい。

文学フリマ京都が終わり、今バスの中でこれを書いている。
間も無く日が暮れる。
あぁ、すごい一日だったなと思う。

来る前は、
「気づいたら今週でしたわ😌」みたいな感じを気取ってたけど
実のところは、とても怖くて、うまくいくイメージが全然できなかった。
“遠征をして、自分の本を売ってみる。”
という、大きなチャレンジは、
申し込んで旅費さえ払えば誰でもできることだけど、
私にとっては、めちゃくちゃ大ごとで。

家族を置いて、飛行機乗って京都まできてるんだ。とか。
失敗できないぞ、とか。
失敗ってなんすかね、とか。
売れるわけなくない?とか。
一人くらい私の本を知ってる人がきてくれたらいいな、とか。

感情の大渋滞で、まぁ本当に怖かった。

だけど、そうこうしてる間に、
ついにその日はやってきて、
飛行機乗って京都まできて、
トラブル色々ありながらも、
当日を迎えて、今、終わった。

無事終わったよ、文学フリマ京都。

もうね、本当、素晴らしいチャレンジをしたなぁ、私。
経験ってお金で買えないんだなぁ。
なんだこれ、すごいなぁ。って。
やー、そう。やっぱり、感動が大きいな。


もっと感性がみずみずしい、20代の頃にこういう経験ができたら、人生違ったかもしれないけど、
まぁ仕方ないし、
40でもいいんだ。40だけど、チャレンジはできるし、40だけど、全然感動した。
これからの人生だって、大きく変えられそうだ。

売れたか、売れてないか、の結論を話すと、
まぁボチボチで、
いやでも、遠征して、私のことなんて一人も知らない中で、よく頑張ったんじゃないか?と思う。

そんなことよりも、私のことなんて一人も知らない街で、私のことを知ってくれてる人が来てくれたという奇跡みたいなことが起きた。

起きたっていうか、連発した。

リスナーさんも来てくれたし、
友人が私のことを応援してくれてるから、サインが欲しいんですと来てくれた方もいた。

驚いたのは、たまたま私のブースの前を通りがかった男女2人組が
「おー俺これは2冊とも買った!めちゃくちゃ面白かったーこれはめちゃくちゃおすすめ!」
と、彼女に紹介してくれたこと。

「これ、私が書いたんです!!」
と言って、立ち上がって前のめりになったよ。
目、まんまるになってたと思う。
「えーーー!俺、ご本人のオンラインストアで買ったんですよー!誰かがオススメしてるのみて、欲しくて!」
と言って、喜んでくれた。

彼女さんは
「そんなにオススメなら買うわ〜」
と言って買ってくれて、
「絶対読んだ方がいいよ。もっと売れて欲しい!」
と、言ってくれた。
もうさ、そんなことってある?

握手して、抱きしめて、ありがとう!ってするところだった。
したいくらいだった。

その方以外にも「ひとんちのかぞく」を知ってる方が数名来てくれて、
皆さんそれぞれ、
関西の書店や、
誰かのSNSで気になってオンラインで購入してくれたらしい。

「おばあちゃん元気ですか?」
と聞いてくれたりして、嬉しかった。
嬉しかったよ、本当に!!!

失敗できないぞ、と思ってたけど、
失敗なんてない事を改めて実感する。
失敗なんてない。チャレンジしたことは全て人生の糧になる。

反省すべき点も、至らなかったことも多々あれど、
それすら励みになるのだ。

あと、
「この絵、可愛いですね。」と、ブースに来てくれた殆どの方が言ってくれたのも嬉しかったな!

そうでしょ?そうなんです。自慢しちゃうけど、2828さんっていう二人組が手掛けてくれたんですよ!!
と、みんなに紹介した。

私だけの感動だけじゃないのだ。
私の本作りに関わってくれたみんなに伝えたい感動だ。

だからこそ、
私の挑戦はまだまだつづく。
私の本作り関わってくれた人たちだけじゃなく、
いつも応援してくれる方や、
今日買いに来てくれた方が、
喜んでくれる未来をつくる。

そのための第一歩のような一日だった。
楽しかったな。

今日を経て、
私はまた、どんなことがあっても、頑張ることを誓ったのだ。

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