鈴木彩可

愛しい家族の話。 父親は自由人だし、おばあちゃんはレインボー年子だし。 母は真面目で、妹は9歳年下。 私は、ラジオパーソナリティになったけど、 未だに小学生の時の記憶をウロウロしてるんで、 その辺をコラムにして書いたりしてます。 未だに、かっこよく、ローラーブレードに乗りたい。

鈴木彩可

愛しい家族の話。 父親は自由人だし、おばあちゃんはレインボー年子だし。 母は真面目で、妹は9歳年下。 私は、ラジオパーソナリティになったけど、 未だに小学生の時の記憶をウロウロしてるんで、 その辺をコラムにして書いたりしてます。 未だに、かっこよく、ローラーブレードに乗りたい。

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    家族について書いたものをまとめてます。

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私は一生水着を着ないという呪い

私は一生水着を着ない という、呪いにかかってた。 ことの発端は、気になるブランドから、可愛い水着が発売されるという情報を Instagramで見つけたこと。 そして、その水着のデザインの可愛さに感動して、自分のストーリズでシェアしたことだった。 私のイメージの中の水着は、デザイン的に、ギャルっぽいものが多い印象だ。もしくはすごくヘルシーなデザイン。 元祖青文字系ファッションをこよなく愛していた私にとって、 好きなデザインに出会えないもの。それが水着だった。 こーゆーのじ

    • 透明人間になる時がある。

      人と話していて私だけ見えなくなることがある。 それは、1人 対 1人では起こらないのだけど、 例えばこちらが3人で、相手が1人みたいな時に、 私だけ見えなくなるのだ。 いや、実際には透明になったわけでも、幽霊になったわけでもなくて、 まぁでも、透明人間くらい、見えてないと思う。 相手の人は、こちら側3人の、ヒエラルキーを瞬時に見抜いて、 1番どうでも良いやつ…即ち私を、いないものとしてカウントする。 私以外の2人の目を見ながら、談笑をし、物事を進める。 2人の意見を聞いて

      • 夢にまで見たオレンジアイスミルクティー

        眠ってる時に、夢を見る方だ。 人の夢の話と、人んちの子供の話と、惚気話は 他人が興味を持たない話ベスト3だからあんまりしないほうがいいよ、と言われたことがあるけれど、夢の話、させてください。 忘れられない、喫茶店の夢の話。 知らない街を1人で歩いていると、坂を下った脇道に、知らない喫茶店を見つけて、すごく惹かれるんだよね。時間はもう、夕暮れ時で、子供のお迎えがあるから帰らなくちゃって焦ってるんだけど、どうしてもその喫茶店に入りたいの。 その喫茶店は外観も素敵で、オレンジの

        • いい名前が思いつかない

          鈴木彩可という名前で活動することに、少し悩みを持ってる。 まず、鈴木。苗字として平凡すぎてる。本名だから仕方ないけど、それにしてもインパクトにかける。 あと、本名と言ったけど、今は本名ではなく、結婚してるので名字が違う。 じゃあそっちの名前で活動するのは?と思うかもしれないけど、 そっちの本名も、鈴木に並ぶ平凡な苗字だ。 別に公表してないわけでも、したくないわけでもなくて、だけど言う必要がないくらい平凡だ。 それで察して欲しい。みんながイメージする苗字の中の一つが、今の私の

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          がっこうはじごく

          夏休みが終わる日に 「学校はどう?いけそ?」と、長女に聞いた。 「うん!大丈夫!また冬休みまで頑張るよ!」という。 長女は頑張りすぎるところがあるので 「まぁ、テキトーにやんなよ」と声をかける。 長女は、 「テキトーにやったらママが怒るくせに!」と、ニヤニヤしながら悪態をついた。 今はきっと、まだ良い。 小学校三年生なのだ。うちの娘の通う小学校は、のんびりした子供が多く、 今のところイジメの話などはきかないし、 問題児がいる、というような話も聞かない。 なんか、困ったこ

          がっこうはじごく

          ポシェット付きのお洋服がほしいの

          子育ての中で、反省はつきものだ。 だけど、あの日のことは、反省を通り越して、 思い出すだけで、胸がギュッと苦しくなる。 ことの発端は、次女の誕生日プレゼントだ。 間も無く5歳になる次女は、日々、誕生日プレゼントに何をもらうかを考えて過ごしていた。 おもちゃ屋さんで配っていた、おもちゃのチラシを広げたり、 子供用の雑誌の巻末に載っている最新おもちゃの広告をみたり、 とにかく、自分が知りうる、おもちゃの情報を片っ端からかき集めて、 誕生日プレゼントにピッタリのおもちゃを見つけ

          ポシェット付きのお洋服がほしいの

          今日、悲しくなったから。

          誰かが亡くなると、寂しい。悲しい。 今日、家でせっせと文章書いてるときに、 西田敏行さんの訃報がスマホに届いて、 あぁ…と、項垂れてしまった。 みんなそうだと思うんだけどさ。 すんごく好きで、追っかけしてて、とかじゃなくてもさ。 日常の中に溶け込むくらいに、 テレビや本の中にに当たり前にいる人が、 急に亡くなってしまうと、 死ぬことについて考えざるを得ないよね。 ここ数年、自分の中のプチテーマが “生と死”で、 生きるってなんだろうってゆう、アンパンマンの歌詞かよ!み

          今日、悲しくなったから。

          余韻に浸れ

          ポッカリと胸に穴が空いたような感じ。 6月、ひとんちのかぞくを刊行。 その前後で、ネバマへの出展を決めて、 もう一冊もせっせと作りながら、 イラストレーターさんと打ち合わせしてシールを作ったり、 お見せづくりに必要なアイテムを揃えたり、 売れた本を発送したり、 発送の際にお手紙を書いたり。 それはそれは、忙しくも楽しい日々だった。 ありがたいことに、毎月本は売れ続け、 今日もこれを書く前後で発送作業は続いてる。 あぁでも。と思う。 ネバマが終わってしまって、そこに照準を

          余韻に浸れ

          ネバマに来てくれた皆さんへ。

          くったくたの体で、頭だけはギンギンに冴えてて、お腹は空いてないのに何か食べたくて、 とりあえず酎ハイ飲みながら、ほろ酔い気分の今。 目標にしてたNEVER MIND THE BOOKSを終えて、感動が止まらない。 遡ると、去年。 潰瘍性大腸炎で入院をした時に、 本を作ろうと決めた。 私の人生終わっちゃう前に、物書きになる夢を叶えなきゃって思って、どうにか動き出そうと決めた。 その時に、ぼんやりと “ネバマに出れたらいいなぁ”と思って、 同じく物書きを夢見てる友人に連絡をし

          ネバマに来てくれた皆さんへ。

          算数が苦手だったから、娘にシールを作らせた話。

          算数が苦手だった。 チラシを眺めてる母の横で 「お母さん!ぶどう98円だって!」と、いうと、 「グラム98円ね。じゃあ問題。ぶどうを200グラム買ったらいくらでしょうか」 と、必ず算数の問題を出されたのがトラウマだ。 グラムって何。グラム98円ってどういうこと。と、テンパった。 まず、式がわかんない。グラム98円の意味がわかんないから、200グラム買うということの意味もよくわからなかった。 母に思い切って聞けばよかったけど 「まさかわからないなんて言わないよね?」 という顔

          算数が苦手だったから、娘にシールを作らせた話。

          新しい本を作りました

          作りました。 タイトルは「ひとんちのかぞくの夏」 今は、本が手元に届くのを待ってる期間。 この期間はドキドキ。きっと、本や、CDや、何かを作ったことがある人は、みんなこういう気持ちを味わってきたのだろうと思います。 ひとんちのかぞくは、私の記録でもあるから、今後も作っていきたいと思っていて、 1冊目は、これまで書いたものの中から、自分としてもお気に入りのお話を詰め込んだ本として生まれました。もう、これ以上ないよね!ってくらいのお気に入りの一冊です。 で、今回作った“ひと

          新しい本を作りました

          風邪日記。

          9月は忙しかった。 こう書くと、どう思われるのだろう。 忙しさのアピールに思われるんだろうか。 いやでも、忙しかった。 私の大好きなAwichが、 “君たちそんな忙しくないのに何でそんなに疲れてんの?” って歌った時に、涙が出たほどだった。 たしかに。そう。Awichほど忙しくないのに、私のキャパシティはすぐに容量いっぱいになってしまって、情けないなと思った。 今考えると、そんなふうに思わなくていいのに、そう思ってしまうくらいに、 まぁ、いっぱいいっぱいだったんだ。

          風邪日記。

          正しさだけじゃ闘えない

          なんか、泣けてしまうのは、ただただ疲れているからなのか。 一泊二日の出張から帰ると子供達がニコニコ待っていてくれた。 この二日間の楽しかったことを全部教えようとして、 保育所で作った塗り絵の作品を、 ママにあげたくて頑張った!と、手渡してくれた。 ママ美味しいもの食べた? ママ楽しかった? ママ阿野さんにあった? ママお疲れ様! こんなにたくさんの優しい言葉を、 彼女たちはどこで覚えたのだろう。 私が出張中にどんな風に過ごしてるのか どんなお仕事をしてるのか 小さな頭

          正しさだけじゃ闘えない

          やばい、ひまわりの話。

          長女。小学3年生。夏休みが終わって2週間。 「やばいさ」と言い放つ。 なにが?と聞く前に、長女話し続ける。 「やばいさ。Kちゃんのひまわり身長よりも大きく育ってた。」 ひまわりというのは、一学期、生活の授業の時に学校から配られたもので、 当時は、 牛乳パックの蓋の部分を鋏で切り落とし、箱になったところに、土を敷き詰めて、そこにタネを植えたもの、として持ってきてた。 いくつか植えたらしいけど、芽は、2つだけ出た状態で、その大きさ2センチくらい。 双葉からもう双葉くらい出

          やばい、ひまわりの話。

          古畑任三郎の思い出

          古畑任三郎の再放送を録画し忘れてる。 中森明菜の回はもちろん、鶴瓶師匠の回も終わってしまったらしい。 あー後悔。古畑任三郎は、やっぱシーズン1が面白いから、全部録画したかったな。 いやまぁ、シーズン2も好きなんだけどさ。 数年に一度しかないチャンスを逃してる感じ。 来週からはトライしたい。 我が家は新聞をとっていないので、テレビ欄をチェックする機会はほぼない。 今回の古畑任三郎の再放送の件も、母に教えてもらって知ることができて、 “あやか、古畑任三郎の再放送始まったら

          古畑任三郎の思い出

          豊かさって。

          突き抜けるような青空の下で、ただただ何もせずに太陽を浴びながらぼんやり過ごせる時間って、生きてる中でどのくらいあるんだろう。 子供が、公園に行ってブランコに乗りたがる気持ちを、 私はすでに忘れていて、 ブランコに乗る前に、やらなきゃいけないことがあると思ってしまう。心の余裕のなさよ。 皿を洗うとか、洗濯物を干すとか、確実に毎日やってきて、 それが終わったら、ブランコに乗りに行っても良いけど、 終わったら終わったで、また、やっていなかったことを探して“しなきゃいけない”こと

          豊かさって。