【入社エントリー】ユーザベースに転職しました
こんにちは、タカダ アヤカです。
資金調達リリースを出してから慌ただしく卒業→転職したせいか、びっくりするほど時間があっという間に過ぎていました……。
有給も消化していたので時間が足りず、「無事にリリースを出せないんじゃないか」と不安を抱えていましたが、引き継ぎを含めてなんとか全て終わらせて卒業できたのでホッとしています。
さて、「タカダは次にどこへ行くんじゃい」と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、2022年1月半ばよりユーザベースにお世話になっています!
今回は、転職に至った経緯や入社3週間で思ったことなどをつらつら書いていこうと思います。
ちなみに、あくまで個人的な経験と感想なので、一意見としてご参考としていただければと思います!また、今回は5,000文字近い超大作なので、マジで時間があるときにお読みください!!!
▼そもそもなぜ転職しようと思ったか
前回のエントリーで「新しい環境に身を置いてステップアップしたい」と書きましたが、具体的には上場企業で広報としての経験を積みたいと思っていました。もっと大きな社会的責任を担っていきたかったし、それこそが社会人としてもPRパーソンとしてもステップアップの近道だと考えたからです。
そしてもう一つ軸にあったのは規模の大きな会社に勤めること。よりそうは100人程度の組織なのでかなり小回りが利きますが、そのやりやすさ・過ごしやすさに甘え始めている自分もいました。もっと大きな組織に身を置いたとき、自分はどこまでできるだろう?とチャレンジしたくなったのです。
一方で、ベンチャーに身を置きたいという思いは変わりませんでした。そもそも「社会の役に立ちたい」と思って広報を志したこともあり、できるなら自分が介在できる余地は大きくしたい。自分たちの力で社会をドラスティックに変えていく経験は、やはり忘れられないものです。
「上場×ベンチャー×広報」を軸に色々な企業さまとお話をさせていただいている最中、ユーザベース(以下「UB」)と出合いました。
▼私がUBを受けた理由
この3軸が揃っていることはもちろん大事でしたが、UBを受ける一番のきっかけになったのは、求人を見た瞬間に「経済という概念」に恩義を感じている自分に気づけたことです。
私はよりそうに入るまで専門技術職のようなことばかりやっており、いわゆる経済情報には興味を持たずに生きてきました。
それがデザイナー時代、証券会社に常駐していた際に、IPOや公募増資支援を手がける部署の方々から見たこともないような内容の資料作成業務を依頼されるうちに「世の中って、経済で動いているんだなあ」と感じたのが広報に転職するきっかけでした。
よりそうの広報に転じてからも、会社のビジネスや外部環境を知るために経済情報を読み漁り、その有用さや怖さも知りました。自分なりに理解できるようになってからは、社会人としての成長路線を少しずつ自分なりに切り開けている手応えも感じました。
こうした経験には全て「経済という概念」が関係しているし、いま自分がこうして社会の中で自己肯定感を持って仕事ができているのも全部経済のおかげだ。これは恩返しのチャンスなのではないか?
UBの求人を見たときにそんなことが脳裏に浮かび、当時は我ながら無謀だと思いながら面接を受けることにしました。
▼やっべえ会社だな(褒め言葉)
カジュアル面談と合わせて計6回面接したんですが、全てにおいて印象に残っているのは全員の「超・オープンコミュニケーション」。どんなに都合の悪いことを質問してもできる限り開示してくれたし、逆に自分自身の考えを積極的に伝えることを求められました。
時には「なんであなたはその時そのような選択をしたのですか?」と聞かれ、人生の黒歴史を話したのも鮮烈に記憶しています。
では「それが辛かったか」と言われたらそうではなく、かなり気持ちよくコミュニケーションを取れたのがとても印象的でした。相手の立場に関係なく疑問や意見を率直に述べがちで、隠し事が苦手な性格が功を奏したように思います。
普通は求職者を理解するためにここまでしないと思うんですよね。というか、他の企業さまの面接では全く求められないことでした。
(ただ正直、全てをガラス張りにするコミュニケーション手法は人によって得手不得手があると思います。苦手なことは無理に挑戦しなくても良いと私は思っている、ということは付け加えておきます)
ただ、私はこうした経験を通じて「UBの人たちは、私という人間を丸ごと理解しようとしてくれている」と感じることができました。
全員がそうしたコミュニケーションをとってくれるというのは、良い意味で「やっべえ会社」だと思います。なので内定をいただいたときは秒で飛びつきました。笑
▼面接時に感じたUBのギャップ
UBと言えば、まずいろんな人が思い起こすのがNewsPicksではないでしょうか。アプリ内はなんか白と黒でイカつい感じにまとめられてて、ゴリゴリの論客が経済ニュースについて喧々諤々やっていて、月額の費用がちょっと高くて……なんか敷居が高いイメージを持っている方も多いと思います。
それでいて祖業であるBtoB SaaSも急成長させて早いうちに上場を果たし、社員の多様な働き方も支援していて……よく言えばイケイケ、悪く言えばとっつきにくい印象を持たれがちだと思います。というか、私がそうでした。笑
でも、意外に思われるかもしれませんが、中の人たちはみんな優しくて穏やかなんですよ。純粋にビジネスが大好きで、仕事も大好きで、結果に超コミットしてるだけで、みんな良識と優しさを兼ね備えた人ばかりです。
数字にコミットしているのも「誰もがビジネスを楽しめる世界を作る」という大きな理想に到達しようとしているからです。え、エモくないっすか?笑
あともう一つエモいと思ったのは、「会社の幸せと個人の幸せがアラインしている状態を目指している」ということ。これってなかなか難しいことだと思うんです。
だって社員の個別事情に会社が寄り添っていくのは正直大変だし、誰かの個別事情のために負荷を請け負うことになったときに「お互い様だ」と思える社員たちで構成されていないと成り立たないじゃないですか。
双方の幸せを成り立たせるために大変高度なチャレンジをしていることに大いに惹かれましたし、個人単位でも達成していきたいことだと思いました。
クールな印象でブランディングしているUBですが、その内実は結構ハートフルだったりします。私はそのギャップにころっとやられてしまったように思います(なんかちょろい女みたいなこと言ってすみません)(実際ちょろいから何も間違ってないかもしれません)
▼入社して思ったこと
入社する前からものすごいウェルカム感を醸成していただいたおかげで組織にはかなりスムーズに入っていけたのですが、新入社員(NewJoiner)全員を一人ひとり同じ温度感で超手厚く迎え入れる姿勢は本当に感動しました。
さらに全事業の研修があったり「ほぼ同期会」なる横のつながりを作るイベントもあったりと、コミュニケーションにかなり力を入れている会社だな、という印象です。これが事業の強みでもあるんだろうな〜。広報としてはかなり有難い環境です。笑
逆に最初の3週間で本当に大変なのは、情報が膨大すぎてもはや溢れかえっていること。
私みたいなペーペーでも経営会議の議事録を読めたり、あちこちでプロダクトの勉強会や他事業の取り組みに触れられたりと、すんごいことになっています。Slackの速度もすごい勢いです。ここまで風通しがいいことはありがたいけど、「ちょっと待って!」と言いたくなる時もあります。笑
ただ、裏を返せば自分でいくらでも情報を取りに行けるということ。
優先度と重要度を基準とした取捨選択が上手くなれば、事業理解からUBnoteのネタ探しまでめちゃくちゃやりやすくなるはずだ!と思い、Slackのサイドバーに優先順位をつけたりブックマークを活用したりと今までになく情報整理を意識しています。ブックマークを使ってなかったんかい!と思われた皆さん。私はChromeのタブ数が平気で50を超える女です。そこで全てを察してください。
▼いまの業務と将来取り組みたいこと
入社から3週間経った今は、前職と同様にプレスリリースを書きつつ、UBnote更新の戦力になるべく日々奮闘しています。本格的な編集業務が初めてで、記事と向き合うたびに非力さを感じることもありますが、私は元気です(魔女宅風)
事業のキャッチアップも同時にやっていて、まさに「走りながら学ぶ」状態なのですが、UBの方々は何を聞いても率直かつ丁寧に答えてくださるから今のところ全く困っていません。
そして、最初に任された業務が120%のクオリティでできるようになったら……という前提ではありますが、将来的に私がUBで取り組みたいことは主に2つです。
①事業広報を本格的に頑張りたい
NewsPicksばかりが注目されがちなUBですが、実際は経済情報サービス「SPEEDA」にBtoBマーケティング支援ツールの「FORCAS」、スタートアップ企業の情報に特化した「INITIAL」などなど、計9つもの事業を持っています。
だけどほぼ全てがBtoBだったりラジバンダリ、なかなかメディアさんに取り上げていただきにくいことから、UBでは自社発信に特化してきた背景事情がありました。
私からしたら「全部魅力的な事業なのに!伝えたいのに!」と歯痒く思っているので、自分の土台をきちんと築けたら本格的に事業広報を頑張りたい次第。記者の皆さん、私が全てのキャッチアップを終えた暁にはどうぞよろしくお願いします。
②ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を知り、行動に起こしたい
実は私がここ2年くらい興味を持っているのは、女性活躍や多様性といったD&Iの取り組み。背景には私の原体験があります。
私の母はフルタイムで働きながら私を育ててくれたのですが、まだ「男女共同参画社会基本法」が施行されて間もなかったこともあり、たくさん苦労をしたようでした。
私自身も小学校時代、「保育園出身で、学童に通っているから(=共働き世帯の子供だから)」という謎の理由で担任教諭から不遇の扱いを受けた経験を持っています。
女性の労働がネガティブだった時代はとうに過ぎ去っているとは思うのですが、それでもまだ女性の労働環境は改善の余地があるし、環境向上のために私にできることはやっていきたいと思っています。
ただ、今までは関心を持っているだけで何かをしていたというわけではありませんでした。
もはやD&Iは社会にとってマストなイシューだし、なにより私自身が何かアクションを起こしたいことなのに、何にもできていない……。そんなふうにモヤモヤしていた時に見たのが、UBのコーポレートサイトにあるD&Iの記載でした。
そこにはいま取り組んでいることだけではなく、未達なことや課題感まで正直に開示してあり、ものすごく共感を覚えました。オープンコミュニケーションを実践していることはもちろん、会社としての伸び代に対して「私にもできることがあるかもしれない」って思えたのです。
業務に取り組みながらも少しずつD&Iの視座を上げ、会社に、そして社会にも何かを還元できるようになりたいです。
ここまでで、まさかの4,500文字!!!お読みいただきありがとうございました!
▼転職エントリーには欠かせないよね!仲間の募集
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