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相手のやりたいを楽しく引き出すコツ
わたなべあやかです。
コーチングスキルや心理学をビジネスや仕事に活かしたい、マネージャーやリーダーの皆さんに向けて情報発信しています。
今回のnoteでは
相手の「やりたい」気持ちを引き出す為に、どんな関わりをしていくと良いか、について書いていきます。
一つ目のポイントは前回のnoteに書かせて頂きました。
このnote単体でもお読み頂けますが、よろしければ合わせてご覧ください。
目標を具体的にする
二つ目のコツは「目標を具体的にする」ことです。
「○○をやってみようと思う。」
その○○の具体的な姿について本人と一緒に深ぼっていきます。
目標を具体的にすることで、
何が起こるのか詳しくみていきましょう。
ダイエットしてどうなりたい?
例えば「ダイエットをしたい男性」をみていきましょう。
目標を具体的にするというのは、
そのダイエットした後の姿や生活はどんなものかについて具体的にしていくということです。
一口に「ダイエット」と言っても、やり方は色々あります。
到達するゴール地点も違います。
アイドルのようなスラッとした姿を目指したいのかもしれないですし、
筋肉のしっかりついた体型を目指したいのかもしれません。
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ダイエットしてしたいことはなんでしょう?
どんな服が着られるようになるでしょう?
その服を着て誰とどこにいくのでしょう?
そんな風に目標達成した時の姿を具体的に話していきます。
具体的にする2つのメリット
目標を具体的にするのは、2つのメリットがあります。
1. その世界を手に入れたいという思いが沸き起こる
自分が良い状態になっているイメージを思い起こすことで、その未来に到達するワクワク感が生まれます。
ただ「ダイエットをしたい」と言っている時よりも
「流行りの服を着て髪を染めて、自分の外見に自信を持って彼女と楽しい一日を過ごしたい」と口にした方が、何倍も目標を達成したいという思いが強くなるでしょう。
2. 達成に向けて有効な行動を選択できる
目標を決めたら、次は達成の為の行動を起こしていくことになります。
目標を具体的にすることで、
より達成イメージに近づく為に有効な行動を選択できるようになります。
例えば、先ほどのダイエット後の姿。
「スラッとした体型」なのか
「筋肉質な体」なのかでダイエット方法は大きく異なるでしょう。
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「ダイエットしたい」という思いだけだと、ただ体重を落とすことだけで終わるかもしれません。
より具体的にすることで「頑張ったけど、思っていたのと違う」という失敗を防ぐことに繋がります。
本人と一緒に未来の世界を描く
部下やチームメンバー・ご家族・ご友人など、あなたの周囲にいる人の目標をぜひ一緒に具体的にしてみてください。
それが自分が望むことであれば、
目標達成の姿について話すのはとても楽しいことです。
あんな風になったら凄いいい感じ
これができたら自分ってステキ
そんな話をする時間そのものが、それぞれにとってきっと価値のあるものになると思います。
ぜひ一緒に未来の具体的な姿を描いてみて欲しいなと思います。
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