秋の知らせ
ぱっと晴れた空は夏模様なのに、肌に触れる空気が少しひんやりした秋風で、とても不思議な朝。
今日は、オンラインでは度々連絡を取っていた友だちと初めてリアルで会う予定があったから、昨日の晩から少し緊張していた。けれど急遽都合が合わず、延期になった。
少し寂しさを覚えながらも、昂っていた緊張を和らげて会うために、必要な時間というギフトなのかもしれない。
持って行こうと思っていたお土産を買い忘れていたから、次の約束の時のために、ゆっくりその子を想って選べる時間を貰えたのだと思うと、むしろ有り難かった。
もう少し緊張を落ち着けて会えるその時が、より一層楽しみになって、友だちの顔を思い浮かべながら何をお土産に持っていったら喜ぶかなぁとにんまり笑ってしまう。
そのうえに、予定の日が決まったらお土産を選びにお出かけしようと、そのお出かけまでわくわくしてくる。
そんな中、スマホの画面が明るくなってある通知が飛んできた。
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