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私の住んでいる地域にも、水音が響き、梅の完熟した香りがふわっと広がるようになってきた。 …
「怖い」 まだ空気に冷たさが残る、あの春。 私は、母にそう告げた。
おやつの時間が過ぎた頃、カラスが鳴き始めたその頃、少し心が落ち込んでいることに気づく。 …
最近、食欲がなかった。 そのしわ寄せがきたのか、肌荒れが目立つようになり、野菜不足が顕著…
夏の終わりのネガティブ大キャンペーン。 ぼーーーっと天井を眺める。もう深夜12時を回ってい…
なんて言っているのか分からない、分からないけれど口を大きく開けて、目頭にうんと力を込めて…
「今から準備したら、この時間の電車で行こうかな」 「あ、難しそうだな〜次の時間にしよう、、」 電子時計を見ては、こんな思考を幾度か布団の中で繰り返す。 そんな私の身体は全身の筋肉がガチガチに固まり、重りとなってベットに沈んでいるのが分かる。そんな自分がなんだか情けなくて、気持ちも少し沈んでいた。 こんな気持ちの日は、いつもなら散歩に出かけるか、本を読むか、手を動かすか、ぼーっとするか、本屋さんや図書館に行く。自分の中の心の天秤を水平に保つためのいつものおまじない。 そ
8月某日。 寝ぼけ眼を擦りながら、スマホを開いてその日付を確認するまではいつも通りである…