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No10『Third Way(サードウェイ) 第3の道のつくり方』山口 絵理子


『Third Way(サードウェイ) 第3の道のつくり方』山口 絵理子


「社会性とビジネス」「デザインと経営」「大量生産と手仕事」
「個人と組織」「グローバルとローカル」…
相反する二軸を掛け合わせて新しい道を創造する。
二極化する世界を生き抜くこれからの思考法

途上国5カ国で生産・国内外38店舗展開・13年連続売上増
マザーハウス 創業者が初めて語る経営・組織・デザイン



「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
という理念を掲げて皮製品をはじめとするこだわりぬいた商品を展開する

マザーハウスの創業社長の著書。


まさに途上国からのブランドをつくろうとしていた自分にとって
刺激的な本だった。


本当にいいものをつくる

「輸入の時の検査をなんとか通るようにできれば」
「ビジョンに共感してくれれば買ってくれる」

そんな考え方が最近強くなっていた。

山口さんも最初はスタートだったがそのやり方はせいぜい売上は1億もいかずにとまるだろうと本でのべている。

最初は購買客の100%がビジョンに共感しての購入だったが、
現在は70%のお客様が製造の背景をしらずに
「モノ」にひかれて購入し、

後からメルマガなどでストーリーをしって
ファンになる、のだそう。


「ビジョンで勝負しよう」
この考え方はこれから先もずっと時期となるものだが、

この言葉を甘えるための手札にしてはいけない。

そんな学びがあった。


これから自身のブランド、事業を立ち上げていこうとする人には是非読んでほしい。

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