中川 綾

基本下書き保存ばかりが増えていく場所 …だったのを、公開できるようにしてみようと思い始…

中川 綾

基本下書き保存ばかりが増えていく場所 …だったのを、公開できるようにしてみようと思い始めました。 基本個人的な話になります。

最近の記事

『あんのこと』

『あんのこと』に関する記事を偶然読んで、 Amazonプライムで探したらすぐに観ることができたので、 仕事中の昼休みに観始めた。 しかし、わかってはいたけれど、そんな気楽に観始めるべき映画ではなかった。 昼休みだけで観終わるわけもなく、 というか、むしろ途中で観るのをやめて、 移動中に携帯で観たり、自宅でパソコンで観たりして、 3度に分けて観た。 正直、それくらい観ているのが辛い映画だった。 でも、監督や出演者のインタビューをいくつか読むと 「重いという言葉だけで片付け

    • 中三(NAKASAN)の記憶と記録

      8月29日に、シソンヌのじろうさんのXで、 というつぶやきが流れてきて、 「なかさん」てまさか。。。 と思ったら、やっぱり中三だった。 私の祖父は、中三の会長だった。 歴史のことは正直そこまで詳しくは知らないのだが、 呉服店から株式会社中三になった時からの社長は祖父であり、 百貨店へと大きくしていったのも確実に祖父である。 小さな頃から夏休みには五所川原に遊びに行き、中三で買い物もした。 私が幼い頃は、街のデパートとして栄えており、 会長である祖父と店内ですれ違う時には

      • 小さなプロジェクトを通して聞けた話

        2022年4月3日に母が亡くなったのだが、 母は、本当に何から何まで「こうしたい」ということがあったので、 病気になって死ぬ時、いや、死んだ後まで、 私は、彼女の願いを叶えればよいだけだった。 これは本当にありがたい話で、希望を聞いて、できる限りできることをすれば良かったし、例え彼女が迷ったとしても一緒に考えれば彼女は自分で答えを出すことができたからだ。 何でも自分で決めることができた母が、唯一私に「託して」いったことが 「遺骨」をどうするか。ということだった。 実は、

        • 同世代の総裁選出馬会見を聞いて

          先日、同世代の政治家の総裁選出馬会見を見た。 政治の話は全くしたくないのだが、会見を聴きながら思ったことは やっぱり、同じ時代を同じタイミングで生きてきた故の価値観というのがあるんだな、ということだった。 今のところではあるけれど、私の中で結構乗り越えるのが難しいなぁ、と感じている多様性の1つに「世代」というのがある。 性別、子育て、教育、経済、などなどの考え方で、生きてきた時代のズレを強く感じることが多いのだ。 今私が40代というちょうど真ん中世代だというのもあると思うが

        『あんのこと』

          不覚にも涙が。

          自分の会社のnoteに、これまで会社としてどんなことをしてきたのか、というHP用の文章を(やっと)書いたのだが、その途中で、やっぱりいろいろと心が揺さぶられたりしている。 特に、東日本大震災が起きてから現在までに私に起きていることは、とても濃く、そんなに短い文章で説明できるわけもないのだけれど、ツラツラと書くしかなく、途中で、あ、そうか、HPとか動画とかもリンクで貼っちゃえばいいんだ。と思いついたのが良かったのか良くなかったのか。 大日向小中学校を辞めてから、公にそのこと

          不覚にも涙が。

          つくば市長の投稿に励まされた話

          8月最終日と9月初日の土日に、体調が悪くて家を一歩も出ず、 月曜日の今日は、へとへとになりながら仕事からの帰り道をよろよろ歩きながらスマホを見ていた。 そこで目に入った、つくば市長の五十嵐立青さんの上記のfacebookの投稿に、「しっかりしろ!」と背中を叩かれた感覚になった。 ここのところの五十嵐さんの投稿は、かなりイケイケで、でも落ち着いていて、揺るぎないものが続いている。 ぶっちゃけ、楽しみででしかない。 私がここのところ「へとへと」な気持ちになっているのは、 「

          つくば市長の投稿に励まされた話

          書けないというより、公開できないだけ

          noteにあんまり文章を書けない気持ちがずっと続いていて、 相変わらず下書きばかりが増えていくのだが、 ふと、「facebookに投稿した文章」は、 実はnoteに残しておいても良いようなものなのかもしれないな、と思って、 8月に投稿した2つの文章をnoteにコピペしてみた。 noteには、真面目なことというか、「(自分にとって)残す価値のあるもの」しか書いちゃいけないような勝手な思い込みがあって、 残す価値など大してないことばかりしかないことに気がついたので、 ただの「思

          書けないというより、公開できないだけ

          2024/08/24 facebook

          やっぱり我慢出来ずシェアする。 「テストで100点取りたいんじゃ!!」の前編がもう観られないのは残念だけど、後半だけでも観られたらぜひ。 ここのところ、バズってる例のYouTube動画を観てからずっと悶々としてるのだけど、 そもそも「学力とは」の話ができた上での議論てどれくらいなされてるのかなぁと思う。 大悟の 「これは100点取りたいんじゃ!!じゃなくて、勉強は楽しいんじゃ!!だわ」 というつぶやきを、子どもたちも実感できますように。 まずは、公式や時間にとらわれずに

          2024/08/24 facebook

          2024/08/21 facebook

          この数日で 東京→長野→福岡→福島と移動をしているのだが 正直、こんなにも色々なことが起きて、 落ち着かない旅は久しぶりであった。 仕事の種類が複数あった、というのもあるし、 遠隔ではなく直接話せばもっと早く解決しただろうこともあったし、 視察や楽しみたいことがあるのに気もそぞろになるのも落ち着かないし、 ただただ歯痒い気持ちが重なる数日間であった。 (楽しいこともたくさんあったけど) 旅の始まりは、 東京から長野。長野から羽田空港。羽田から福岡。 という移動を1日でする

          2024/08/21 facebook

          13年が経って思うこと

          東日本大震災が起きてから13年が経つ。 3月11日にどう過ごそうか。とか、何を考えるのか。とか、 そんなことを考えてはいたけれど、当日に文章にする余裕はなく 1日経ってから書き出してみることにする。 今年はいつも通りに過ごそうと思っていたら、 14時半頃に急なお客様が事務所に3名いらっしゃることになり、 おしゃべりをしながら過ごすことになった。 気がつけば15時過ぎ。 私たちは自然と13年前のことを話していた。 それぞれの13年前の経験と、今。 私は最近、「引退」につ

          13年が経って思うこと

          より、cooperative game へ。(その2)

          その1のつづき。 「オニミチ」をユニバーサルデザインなボードゲームに進化させるべく、必要だと思われる材料を集めて、改良作業をスタート。 ここから先の内容は、「オニミチ」の遊び方を知らない方にはちょっと分かりづらい点があるかもしれません。「そんなの関係ないやい!」という方は読み進めていただき、「遊び方を知りたいぞ」という方は、こちらの動画をどうぞ。 まずは、すごろくのマス目がどこにあるかが分かるように、ひとつひとつにタックペーパーという透明のシールをマス目の形に切り取って

          より、cooperative game へ。(その2)

          より、cooperative game へ。(その1)

          株式会社アソビジでは、「それぞれにとって居心地のよい世界をつくる」ための事業の1つとして、cooperative game(協同ゲーム)を販売しています。(具体的な商品はこちらからどうぞ) 居心地のよい世界をつくるためには、まずはみんなでたくさん遊んで、互いを知って、安心して過ごせる環境をつくれたら、と考えています。 そういう環境を「学校」でもつくるためにも、「教室」をゲームがたくさん置かれるようにすべく、「対話をしたり、協力したりすると、より楽しくなったり、ゴールに行き着

          より、cooperative game へ。(その1)

          大人になってからの学びについて

          2022年のゴールデンウィークに、「何か無性に勉強したい!」という気持ちが湧いてきて、スマホで(!)大学に出願した。 こんな気軽に大学生(科目等履修生)になれる時代がやってきているのか、と不思議な気持ちになりながらもワクワクしていたし、4月以前に出願しなくても、4月入学生として受け付けてもらえることにも感謝した。 イエナプラン専門教諭資格の研修を受けることができなかったことが、意外に私にとっては大きな出来事で、この学ぶ意欲をどこか別のところに向けたくなっていたし、どうせお金

          大人になってからの学びについて

          2023年をはじめるために

          2023年がスタートして、多くの人たちのfacebookの年末年始の投稿を読ませていただきつつ、 私自身は喪中なので、何も投稿をするつもりはなかったのですが、 うっかり1年ほど前に書いていた自分の日記のようなもの(echoにひとりで書き残していたもの)を読み直してしまい、今かなり動揺しています。 だから、その動揺を治めるために、今の気持ちを文章にして書き残すことにしました。(2023年を気持ちよくスタートするためにも!) 女性脳は、過去のことも昨日のことのように思い出せると

          2023年をはじめるために