モデル、撮影後のひとり反省会
昨日、とある撮影をしてきました!
撮影をすると毎回、自分に足りないものが浮き彫りになります。
終わった後は相当疲労していて眠りたいはずなのに、
「もっとこうすればよかった」と1人反省会が始まってなかなか寝付けなかったり、、、
しかし、次の撮影になったら気合いが先行して、前回の反省点がどこかへ吹き飛んでいってしまうもの。
と言うわけで、
今回は撮影で感じたことを忘れないうちに、自分への戒めとして書き残したいと思います✍️
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そもそも撮影でモデルに求められるものとは?
撮影に備えて普段から肌のケアをすること、体型をキープすることは大前提。
撮影で何より求められるのは、
目まぐるしく変化する撮影の現場で、
決められた衣装、ヘアメイク、背景を繋ぐポージングや表情をすることです。(これはモデルのワークショップの受け売りです)
そして、服や化粧品、その他の商材を宣伝すること。
そのブランドのイメージを体現することなどが求められます。
消費者にその写真を見て、
「カッコいい!これ欲しい!」と思わせることが仕事です。
と説明してみたものの、
これは本当に奥深く、難しい!!
今書いたことを高いレベルで出来ていたら
もうとっくにスーパーモデルです笑
その場でクライアントや撮影スタッフが思うイメージを感じ取り、それを表現すること。
自分が表現したいことを表現するだけのではダメで、自分の色も出しつつ、クライアントの求めるものを作り上げる。
もしくは求められる以上のものを作り上げなければならない難しさがあります。
カメラの前では誤魔化しはきかない
以前は写真を撮られるのが大の苦手でした。
更に言えば写真を撮られるのが嫌い、もはや怖かったです。
それはレンズの前では誤魔化しがきかないから。
確かに写真のレタッチ技術が発達したため、写真を加工すればいくらでも自分の理想を形にすることはできるかもしれません。
しかし写真で自分を切り取ったとき、
絞りきれていない体型や荒れた肌、髪、
そして技術のなさを自分に隠すことはできません。
そして写真に撮られれば、消えることなく残ってしまいます。
更には外見だけでなく、
目の印象や表情から放たれるその人のオーラで写真の出来栄えはまるで変わります。
つまり、撮影は私にとって自分への自信のなさが露呈する瞬間でした。
カメラを向けられるとレンズ越しに全て見透かされている気がするんですよね、、、
プロとしての自覚と責任
とはいえ、プロのモデルとしてお金を頂くからにはキャリアの浅さに関係なく、プロはプロ。撮った写真の出来栄えに責任が伴います。
新人だからという言い訳は通用しません。
撮影の衣装、ヘアメイク、背景、想定、イメージが決まっていても、実際にポージングをして写真に収まるのはモデル自身。
言われたままに、言われた通りのポージングをしていては人形のようになってしまいます。だからこそ、全ての撮影に、シャッター1回1回に気合いを入れなくてはなりません。
撮影前後でみえた課題
・宣材写真の偏り
宣材写真とは仕事を得るための書類選考やオーディションに使う写真のことで、これによって仕事をもらえるかどうか、どんな仕事をもらえるかが変わります。撮影をきっかけに、これまでの自分の宣材写真を見返しました。すると服の系統や肌の露出度に偏りがあること、表情やポージングのバリエーション、足りない宣材写真があることに気付かされます。自分の得意なイメージや好きな写真のイメージが増えてしまいがちですが、様々なジャンルや服装に挑戦する必要性を改めて感じました。何事も挑戦💪
・ポージングや動きに癖がある
ポージングのバリエーションや次の動きへの繋ぎがパターン化してしまっていること。自分の頭の中により多くのポージングやイメージをインプットし、鏡の前でアウトプットする練習を継続する必要があると痛感しました。マンネリ化はNG。常に新しい自分で撮影に臨みたいものです。
・状況の変化に合わせた柔軟な対応
撮影では撮影当日までに衣装やヘアメイク、撮影場所など綿密な計画が練られます。
しかし、どんなに練りにねった計画でも天候やスタッフ陣、実際に撮ってみた写真の出来栄えによって少しずつ変化します。スタッフ陣が実際に集まり、コミュニケーションをとる中で、より良い作品を生むための試行錯誤が行われます。そんな時に大切なのが柔軟な対応力。
今回の撮影でも衣装や撮影場所の変更があり、自分の対応力の甘さを痛感しました。様々なオーダーに備えて、沢山の引き出しを持っておかなければいけないと気づかされました。
終わりに
今回は撮影を振り返り、その課題について書きました。
撮影の度に課題に気づき、また次の撮影では前回は気が付かなかった課題に気付かされます。
昨日の自分をどこか恥ずかしく思うのは、成長の1歩を踏み出せている証拠じゃないかとポジティブに考えていきたいと思います。
皆様に良い作品をお見せできるよう、
課題を乗り越えるべく日々精進したいと思います!
それではまた次のブログでお会いできることを祈って🌿
AYA K
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