双極性障害の私が司法試験に合格する話(316)鬱抜け!
やっと、完全に、鬱抜け。
今回は久しぶりに長かった。毎度どうなることかと思うのだけれど、必ず、鬱は抜けることはわかっていたから、不安半分、安心半分で、しっかりと休めた。
脳の物質の問題だから、薬でコントロールする以外に、自分でやれることは少ないとはいえ、心の面は、なんとかすることはできる。心がどれだけ影響するのかは、わからないけれど、ゼロではないと思う。
体調が悪くても、せめて心さえ健やかなら、鬱の時も、単なる休日として、楽しく過ごせるのだから、やはり、心のコントロールは必要。
鬱になるたび、少しずつ、上手くなっている気もする。今回の鬱も、まあ苦しかったけれど、まあまあ呑気に楽しく過ごせていたと思う。
Kindleでたくさん本を読んだ。普段は読まない怪しげな自己啓発本なんかに意外と救われたりした。未来のことなんて誰にもわからない。変えられるのは私自身。なのに、怖い未来のことばかり想像して、勝手に不安がったりして。そうならないように行動すればいいのに、何もせず、そんなふうに考えるから、実際にそんな未来が来てしまう。私は本来もっと、楽天的でノーテンキな人間だ。なのに、誰かに言われた「この子は繊細だから」という言葉を鵜呑みにして、私は繊細だと自分で思って繊細でいようとする。これも人に振り回されている。だから苦しい。
自分の核心に少しずつ近づきながら、自分と仲良く、上手く付き合って、生きていく。
今回も学びある鬱でした。
鬱の間、勉強はほとんど手につかなかったので、ここから巻き返す。遅れたことに悲観しない。これから、プラスにしていくだけ。さあ、いこう、私。