双極性障害の私が司法試験に合格する話(226)鬱を喜んで迎える。
エスカップの蓋が開けられない。
蓋を握って回す力も出ない。始まった。鬱だ。
だけど、どこかで安心してるところもある。生理みたいなものだ。出来れば来て欲しくないけど、来ないなら来ないで、毎日ソワソワしていた。
身体の違和感に気づけるようになった。
暑いと思ったら寒気が来る。皮膚が痛い。手に力が入らない。涙が出てくる。布団に倒れたい。
自習室で突然、そんな感じになった。今日のやる事は済ませてしまおう!と、後1時間講義を聞こうと踏ん張ったけれど思い直す。まだ少し元気なうちに帰って、シャワーを浴びたりご飯を食べたりして、寝込む前にできなくなることをやっておくべきじゃないか。勉強は、元気な時にいくらでもすればいい。今はそれどころじゃない。
そして、食べ物を買い占めて、シャワーを浴び、布団の中で今noteを描いてる。この鬱の感じを忘れないように。
鬱の時は、何もしないことを許すことにしてる。とにかく寝るのが仕事。寝るのが大好きな私なので、実のところ、鬱の期間は嬉しかったりする。もちろんしんどくて苦しくて出来れば鬱になんかなりたくない。だけど、ずっと寝ていられるのはいい気分だ。だから、もう、鬱を喜んで迎えることにしてる。
今日まで頑張った自分へのご褒美だと思って、たくさん寝よう。
今日3本目のnoteです。笑
鬱になると書きたくなる衝動が湧き出る。なんか多分、自分の存在証明でもしたいんだろうか。この引きこもりを肯定したいんだろうか。よくわからない。なぜか鬱の時は書きたくなる。誰にも会いたくないし、何もしたくないし、トイレも面倒だし、食べるのも面倒。だけど書きたくなる。もう本能以上の本能なんだろう。noteというツールに感謝です。
さて寝る。