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5.自分の真ん中を知る ~顎関節症~

転職してすぐ、口が開かなくなったことがある。
ごはんを食べるのにも口が開ききらないので、頬を手で押さえてなんとか開くようにしながら食べたりしていた。

インターネットで色々調べて、顎関節症だということにたどり着き、自分でできることを調べてみた。

びっくりしたのは、口を閉じている時に歯を食いしばっていませんか?ということ。口を閉じている時は歯は浮いているのが正しいポジションだということを知らなかった。
まずはそれを意識してみたら、なるほど、確かに無意識に噛み癖があるかもしれない。
転職してきっと緊張する場面も多く、歯を食いしばって仕事したり寝たりしてたのかもしれない。
あとは、仕事から帰ってソファに横になり、同じ体制のまま携帯を見たりしている時もずっと歯を食いしばってたのかも。

それは口も歪むわ。と、自分の体を見直してみようと、ピラティスの教室に通ってみた。

初めは体の使い方もよく分からず、逆に腰が痛いかも…なんて状態だったが、次第に「自分の真ん中」を意識するようになり、左右均等になる意識を持つことができた。

ピラティスって身体の内側を鍛えるイメージがあったけど、身体を整えることにもつながるんだなぁと、通ってるうちにおかげさまで顎関節症は治っていった。

それからはしばらくはたまに、朝起きて口を開けると「カコッ」という嫌な音がしたりもしたが、次第に口は元通り。
普通にご飯を食べれるってなんて幸せなことなんだろうと、しみじみ思ったのだった。

自分の真ん中、大事です。

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