28.アクチニジン ~キウイフルーツとの葛藤~
子供の頃から、キウイフルーツを食べるとどうもお腹がシクシクして、気分が悪くなってしまう。
何年かに一度試しているものの、症状は変わらず。
ただ、子供が産まれてからの食卓に果物が並ぶようになり、キウイフルーツもその一つとなったので、なんとか食べたいと思い少し食べてみたことがあった。
すると、加熱したキウイフルーツは何も症状か出なかったのだ。
そういえば、転職してすぐに上司に連れていってもらったランチデザートにキウイフルーツタルトが出てきて、食べれないと言えずに無理して食べた時も何ともなかった。
これは、加熱したら食べられる!嫌いでないのに食べられないのはなんか嫌なので、嬉しかった。
そして、少し時間ができたのてアレルギーテストもしてみたのだが、まさかのアレルギーではなかったことが判明。
アレルギーでないなら何!?そう思い、少しずつ食べ初めてみたが、そこまで食べたいものでもないし…とずっとモヤモヤを抱えていた。
そんなある日、初めて“レッドキウイ”というものをいただき、思い切って食べてみた。
美味しい!
そして、何も症状が出なかったのだ。
キウイフルーツにも種類で違うなんて。
気になって違いを調べると、見つかった。
アクチニジン
これが、レッドキウイには入っていなかったのだ。
こらは、キウイフルーツに含まれるタンパク質分解酵素とのこと。さらに、60℃を超えると活性を失うらしい。
加熱したキウイが食べられたのも、これで合点がいく。
確かに、胃がシクシクするというところで、胃の中で何かが起こっている感じはあった。だから、アレルギーではなかったのか。。
本当はもっとしっかりとした診断結果が欲しいところだが、どんなに調べても私のような症状はヒットしない。キウイフルーツは身体に良い情報しか出てこない。
ただ、桃やサクランボもたまーに同じ症状が…
とすると、私の腸内環境の状態次第なのか!?
まあ、これはたまになので今は考えないことにして、ひとまずキウイフルーツとの関わり方が分かったことを収穫としよう。
そして引き続き、“夕飯は一汁三菜”と“自然食”を心がけながら、自分と家族の健康を見守ることにする。
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