ニュアンスで生きてきた女
小学生、下手したら中学生の頃まで、雰囲気〈ふんいき〉を〈ふいんき〉だと思ってたし、聞いた言葉を深く理解せずニュアンスで覚えて、間違った意味で使ってきたような言葉がたくさんある。なんとなくそれっぽい事を言ってやり過ごしてきたようなことが多い。
そのくせ、自分に向けられた言葉とか、自分が気にするポイントについては理解せずには居られないめんどくさい女だと思う。
本を好きになったのは実は割と最近の話。子供の頃、親に本を読みなさいと言われてきたけど、親から言われたことはとりあえず反抗したい子供だったので本はあまり読まずに外で遊んだりゲームしたりしていた。かいけつゾロリシリーズはめちゃ好きだったなー笑。本を読むことの何がそんなにいい事なのか上手く説明できないし理解できていないけど、1つでも多くの言葉を知ったり、いろんな世界を知ったり、自分の時間を大事にしたりすることなのかな?と今は思う。
これまで働いてきて、上司に仕事の報告をするのもかなり適当だった。いきなり上司に、「こないだのメールの件、どうやるんですか?」メールなんてたくさんあるのに、こんな聞き方をしていた。上司が「これってなんのこと?」って言うと、「〇日にメールでもらった〇〇の件です。」最初からそれを言いなさいよ!ってことを言わないこともしばしば。上司に慣れれば慣れるほど適当になっていく。
今回の職場は、作成した文章をすべてエビデンスとして残すため、おかしな言葉を書くことは許されないし、全てにおいて、当たり前だけどちゃんとした文章を書かないといけない。これまでのような、文章おかしいけど伝わればOK、そんな感じは全く通用されない。
ニュアンスで生きてきた、なんとなく伝わればOKで緩く仕事してきたツケがまわってきた!
この年齢で恥ずかしいけど、ニュアンスで資料作ってやり直して報告して、またやり直す。同時期に入った私より若い人たちの方が仕事できるし、時間ばかり費やしていてこのままでいいのかな…と、また足取り重く帰宅。年齢は若いけど専門的な勉強をしてきた人達なので、私はまた別枠。比べるのは間違ってるんだけどねー。また仕事変えた方がいいのかな?数こなすと出来るようになるんだろうか…?言葉を大切にする仕事、できるかな?
とりあえず元気出すために王将の餃子を買って帰宅。