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【読書メモ】恋する文化人類学者(2024-No.25)

文化人類学者がフィールドワーク先(コートジボワール)で出会った女性と結婚する顛末を通して、文化人類学とは何かを語る一冊。「文化人類学の入門書」と書かれているが、本当にそのとおりで、実体験を通して理論を解説してくれているので、ほんとうにわかりやすい。謎だったレヴィ=ストロースの「親族の基本構造」がなんとなく見えてくるという。文章の書きぶりも本当におもしろいし、何よりも、複雑なことを簡単に伝える技術は本当に大事。そんな視点でも勉強になりました。


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