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教育に関わる人のネットワークによって生まれること【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】

週末に、NPO法人アスクネット・NPO法人JAEの開催する
ENGINE@関西に参加してきました。
https://engine.asknet.org/kansai/
  ※3/20には東京でも開催されます。
   https://engine.asknet.org/tokyo/

基調講演から分科会まで
学校、企業、行政、コーディネーターなど、
さまざまな立場からの事例が盛りだくさん。

主催のアスクネットは
この「ENGINE」をこんなふうに表現しています。

”教育に関心を持つ方が「繋がり合い、一歩踏み出す」場”

内容ももちろん濃いのですが、
交流の時間にもかなり力を入れています。
どんな人たちが来ているのか、
そこでどんなことを感じたのか、
初めて会う人たちなんですが、
なぜかいろいろ話ができてしまうという。

今回、近くにいた方から、
こんな声が聞こえてきました。

 「ビジネスだと競合になってしまうので
  同じ場に同業者が集まることなんてないので
  新鮮ですね。」

そうなんですよね。

ENGINEがアスクネット(名古屋)と
JAE(大阪)と共同開催であることからもわかるように、
キャリア教育コーディネーター同志って、
仲良しなんです。

地域が違えば競合することもないという
教育の性質もありますが、
私もこの業界に入ったとき、
実はとってもびっくりした記憶があります。

でも、同じ志を持ったゆるやかなネットワークがあると
いろいろな「次の一歩」が生まれてきたりするのです。

●ノウハウの共有ができる
 まず、フラットに相談できる存在が生まれる、
 っていうのが、本当にありがたいことで、
 「こんなときどうしてる?」っていう相談や
 そこで生まれたノウハウを共有することで、
 お互いが、次の打ち手を見出せたりすることが
 たくさんあるんです。

●地域間連携のプロジェクトができる
 感覚としては、
 全国同時多発で打ち上げ花火を上げている感じ。
 自分の地域だけでは小さい活動かもしれないけれど、
 他の地域と一緒にできたら、
 ちょっとインパクトのある活動になったりします。
 そこで新たに生まれるネットワークとか
 人のつながりが、
 また「次」につながったりすることも。

●仲間のがんばっている姿に励まされる
 実はこれが、心理的な効果として、
 すごく大きいことに気づきました。
 誰かががんばって活動している姿を知ることで
 自分が励まされるシーンが、とても多い。
 キャリア教育コーディネーターの雑談会@オンラインを
 年に数回開催しているのですが、
 参加者からいただく感想で最も多いのがこれです。

ENGINEと同様、
私がキャリア教育コーディネーター養成講座を
開講し続けている最大の理由は、
「仲間を増やすこと」なのです。
私にとっても、
キャリア教育コーディネーター仲間ひとりひとりにとっても、
これから関わろうとするみなさんにとっても、
ゆるやかなネットワークが生まれる場でありたいと願っています。

 ※ENGINEは3/20には東京でも開催されます。


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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