小1娘が学校好きな"謎"、 先生との面談で解けたと感じた『会社』の存在
小1ほんわか娘は「小学校の先生になりたいかも」と言う事がある。
そんな彼女は、学校の開門時間を狙い登校する。
学校で「最も早い登校集団」に入ると思う。
一方、我が家には小4トンガリ息子がいる。
彼は 実行委員など活動予定がない限り、朝は家で漫画を読む方が有意義と話す。
学校で「最も遅い登校集団」に属すのだろう。
同じ学校に登校する2人なのに、
家の出発時間が約1時間も違う状況になっている。
面白すぎる光景。
2人のキャラクターを考慮すれば 納得できる。
だが、それ以上の「理由」の気配も感じていた。
ーー先週は、先生と親の面談週間。
ほんわか娘の面談で、彼女がよく話すクラス内の『会社』活動について聞いてみた。すると、先生がその活動の裏にある志を話してくださった。
そして、
小1ほんわか娘が、
学校や先生が好きでいられる "謎"が解けた
と感じた。笑
とっても嬉しいので、備忘録として記録します✍️
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
我が家の子ども達は、
多様性と自由な発想を教育方針に掲げる 私立小学校 に通っている。
私にとって娘を息子と同じ小学校に進学させるのは、大きな躊躇いがあった。息子は、とても学校生活に苦労したし、今もしがち。他のフィールドを選ぶ日も近い予感がしている。2人は異なると理解をしていても、同じ学校を選ぶ事は 恐くて堪らないし、良い選択になる気が微塵もしなかった。実際に、彼女のために 他の学校の選択肢をギリギリまで手放さずに保持していた。
けれど、
進学先を決める当時、彼女自身が強く希望した。
ーー私は お兄ちゃんと同じ学校がいいの!
ほんの6歳だった彼女の意思、尊重して良かった...と胸を撫で下ろす心地なこの頃です。笑
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我が家には、小学4年生のトンガリ息子と小学1年生のほんわか娘がいます。キャラクターは違えど、二人はいつも仲良しです。
🌳息子は、個性的なキャラクターで、エネルギッシュ。私と違う価値観をもち、独創的な自分の考え方を基本に 考察・行動をします。好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。
🌸娘は、甘え上手な甘えん坊。私と似ている価値観をもち、基本的に いつもハッピー。たまに癇癪を起こしますが、すぐに謝ってきて「ママ、大好き!」と言ってくる切り替えの早さ。兄の影響を受け、お調子者になりつつあります。
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■娘が話す「会社」の様子
ほんわか娘は、おしゃべりが大好き。
彼女が嬉しそうに、時に苛立ち、話す 話題 がある。
ママ、クラスにはね「会社」があるの。
会社はね、みんなのために働くんだよ。
会社は皆んなをcaringするんだよ。
小4息子が今まで通っていて「会社」なんてワードは 聞いた事がなかった。なので、ほんわか娘の担任の先生独自の活動 だと言うことは理解していた。
クラスのために働く活動といえば、係の活動 が思い浮かぶ。それと同じ感じかな?と思いつつ、娘の話に耳を傾けると、聞きなれない角度の役割が多い。それは、
---飾り会社
---ダンス会社
---レク会社
---お笑い会社
---クイズ会社
---絵本作り会社
なんて会社達だ。
字の並びだけでも、踊り出しそうな高揚感。笑
娘は、1学期は「飾り会社」で働いていた。
飾りを作るのに、家の工作箱から材料をウキウキ探す夜も多かった。会社ではボスを決めているようで「ボスの仕切りが悪い!」と苛立つ日もあった。
彼女のやる気満々な時も しんどそうな時も含めて、
ーーなんか、生き生きしていていいなぁ
と微笑ましさ120%だった。
■会社は 転職 が許されている
娘からの「会社」の情報で、最も感動 したこと。
それは、
理由が言えれば、
学期の途中でも『転職』ができる
らしいのだ。
1学期の半ば頃だったと思う。
ーー友達がね、私の会社に入ったんだよ!
と娘が 嬉々とし話していた。
しかも、娘が言うには、
ーー転職理由は「前の会社でお友達と上手くいかなかったみたい」
というのだ。
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
係の活動 を学期の途中で、「お友達と上手くいかないから」という理由で変える事が許されるクラスなんて、日本の小学校にあります?
ちょっと素敵すぎるでしょ!と、私は興奮。笑
先生が「転職」の選択肢を作っていることに感動だし、転職理由に 先生の価値観を挟まない姿勢が凄い。もし 私が先生だったら、「お友達と関係修復のために出来ることは本当にないの?」と引き止めたくなってしまうと思う。。
そして、
娘が 転職を選ぶ友達を好意的に受け止めていた 事も嬉しかった。
■先生に面談で直接聞いてみた
「会社」の存在が気になって仕方のない私。
面談で、娘から聞く会社の話を共有しながら、なんて素敵な活動だろうと感じていることを先生にお伝えした。すると、活動の志を話してくださった。
さらに、
先生は 私の予想を軽やかに飛び越えた。
「先生のお手伝い会社」とかを提案してくれる子もいるんですが、「お手伝いは大丈夫だから。自分が楽しい、お友達が楽しいと思える機会を作る会社を考えて」と伝えて活動しています。
「そうかぁ。確かに お手伝いに役割としてやりがいを見出すのは、他人軸の始まり?」なんて仮説へ 私の中で繋がっていく。
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
同時に、
と最近の活動状況について、恐縮されていた。
息子の学校生活を観察していても感じたこと、
クラスの先生が伸びやかに描く理想のクラスを実現するためには、充実したカリキュラムが返って足枷となっているのかもしれない...という可能性。
そんな中でも活動の機会を奮闘して作ってくれる先生、感謝しかない。恐縮する必要なんてどこにもないのに、先生って大変だな。。。
■現在、娘は転職をしようか悩み中
2学期の今、ほんわか娘は ダンス会社に勤務。
最近は、楽しさよりも 悩みが多い。
ママ、休み時間に みんなダンスの練習をしないの!
発表会までに、ダンスを覚えられないよ。
もう、嫌になっちゃう!!
ダンス会社は、学期終わりにステージショーがある.
前回のショーは、先生が動画撮影をして親に共有してくださった。発表している子達の堂々たる姿は圧巻。最後には、子どもも先生も、みんながステージに登って踊りまくっていた。さらに、先生は子ども達に霧吹きで水を吹きかけるイベントを用意。子ども達の「キャー」という黄色い声が 煌めいていた。
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「大変だね〜」と私は相槌を打ちながら、
どんな選択肢があるのかを 娘と一緒に考えてみた。
今のダンス会社で出来る事は、
---友達に今以上の練習の必要性について話す
---先生に相談にして、解決策を一緒に考えてもらう
---練習することを諦める
なんてものがありそう...と作り出せたものの、どの選択肢にもピンとこない様子。
ーーなんだか今のあなた、楽しくなさそうだけど...あなたは 転職をしないの?
と不思議に思い聞いてみる。
キョトンとして娘が言う。
あっ。そっかぁ。
「会社」、変えても良いのか。
お友達の転職で、既に転職できるのは知っていたのに、自分の選択肢に入れる事は考えた事がなかったようで、まさに「目から鱗!」という様子だった。
そういうこと、あるよねぇ〜。お母さんも、よく知識として知っているのに、使うまでに至らないことばかりで、嫌になっちゃってるよー、、とそのままガールズトーク突入。
---本当に、お母さんなんて そんな不毛な間違えばかりしている。こんな年齢から、気づく機会がある娘に 嫉妬しちゃいそう。笑
*:.。.:・:.。.:*・゜゚
このままの「会社」に勤めるのか?
転職をし、心機一転するのか?
彼女がどちらの決断を下すのか、面白く見守ろう。
最近思うんですよね。
子育てって、特等席で観る映画鑑賞なのかなぁ?って🤔✨