絶対に続くダイエット心理
「ダイエット全然続かねぇ〜わ。とりあえずアイス食お‼︎」
さん達。いらっしゃい。
カウンセリングが得意なパーソナルトレーナーが身体や心理のあれこれをお伝えいたします。
1回目は「ダイエットが続かない心理を科学的に分析してみる」
です。
読み終わった頃には、明日からダイエットが続くようになりますよ‼︎
これから運動を始めようとする方は必須です。
皆さん、「明日から運動しよう」と意気込んでジムへ入会し週5日通うも1ヶ月持たなかった。
運動器具を購入するも、気がつけば部屋のオブジェになってしまった。
などの経験をされた方、少なくないのではないでしょううか?
そして
「やっぱり自分には運動は向いてない」
「自分は太りやすい体質だから」
とその都度、自分を嫌いになったり諦めたりしていませんか?
ハッキリ言います。
それ普通だから安心してください。
参考までにですが
国家試験の勉強が続かない←随分昔の僕です。
英会話の勉強が続かない。←少し前の僕です、、
毎日インスタグラムを更新できない←現在の僕です(笑)
人間ってこんなもんじゃないですか?
それはなぜか?
人間の脳は急激な変化を嫌います。
少し身体と心理のお話です。
人間には
「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」
という機能が備わっています。
どんな機能かというと、
運動をして体温が上がると汗が出ますよね?
これは恒常性維持機能が働いて、変化した体温を元に戻そうと発汗が促されます。
簡単にいうと「変化から身体を守ってくれる防衛本能」です。
しかし、この防衛本能ですが場合によっては、良い事だけではないんです。
皆さん「コンフォート・ゾーン」という言葉聞いた事ありますか?
無意識で居心地がいいと感じる場所、習慣のことを指します。
脳が環境に慣れて順応している状態です。
例えば、
①休日→朝の二度寝→昼に起きてゲーム→昼寝
この流れ、最高の休日ですよね。
しかしこれを
②休日→朝6時起き(読書)→7時(トレーニング)8時(朝食)
にすると、軽く二回は死ねますよね。
きっと休日が苦痛になるでしょう。
ここでは、
①をコンフォート・ゾーンと仮定してください。
②が急激な変化です
ここでホメオスタシス防衛本能が働き急激な変化をさせないために、②の挑戦を①のコンフォート・ゾーンに引き戻す反応が現れます。
これが新しい習慣が作れないメカニズムです。
その目標設定、あってますか?
ダイエットにおける脳の急激な変化とは
ずばり
目標が高すぎる
この一言につきます。
身長160㎝
体重70kg
の方が1ヶ月で−20kgの引き締まったメリハリのある体には殆どなりません。
(食事制限しまくれば体重を減らすことは可能かもですが、リバウンド&体調不良は確実です)
ダイエット=ストイック
が正解ではないという事。
しかしながら、トレーナーさんはストイックな方が多いですよね?
それはトレーナーの皆さんの習慣化された行動がストイックなだけです。
習慣化されたストイックな行動がコンフォート・ゾーンにある人の真似するのは至難の技です。
あなたの毎日習慣、なんですか?
話は180度変わりますが、毎日歯磨きはしますか?(しないって方は磨いて。。全力で。)
歯磨きは朝の忙しい時間の中で習慣化された行動です。
まずはこの習慣化された行動に運動をプラスしてみましょう。
歯を磨きながらスクワット1回だけでいいです。
忘れてしまったら出勤時玄関で靴を履いたさいにスクワット1回でいいです。
1日スクワット1回でいいです。
毎日の習慣行動時におこなってみてください。
このスクワットは、脳に大きな変化を感じさせずに運動習慣をコンフォート・ゾーンにすり込むためにおこなうものなので、この軽いスクワットをただ継続してください。
気分がいい日には2回3回と数を増やしてみてください。
確実に運動習慣が身についてきます。
そして、スクワット10回が楽にこなせるくらい運動を習慣つけてみましょう。
ここで最後の注意点
同じ運動を繰り返しおこなうと必ず慣れてきます。
この反応を
「限界効用逓減(げんかいこうようていげん)」
といいます。
あ、もうスクワットに慣れてきたなと思う方は、私のインスタグラムからDMでもしてみてください。
きっとお力になれるでしょう。
いいですか?
ダイエット=ストイック
ではなく
ダイエット=習慣化
ですからね‼︎
では、また次回‼︎
Have a nice day