心地よさからはじめよう awai 風のたより 149
嬉野からのたより
あたらしい一年のはじまり、いかがお過ごしですか?
わたしは8年ぶりに日本で年を越しました。
日本を離れて最初に暮らしたドイツでは年が明けると四方八方で花火が上がり爆竹が打ち鳴らされそれが数時間続いてビックリ。その後オランダではやはりそこここで花火が上がり、爆竹が鳴り近くで火の手が上がってパトカーが来るなんてこともありました。
ニカラグアの小さな町では控えめながらもあちこちで音楽が響き、マレーシアの大都市クアラルンプールでは噴水とイルミネーションのショーに集まった人々が紙でできた笛のようなものをブーブー吹き鳴らし大賑わい。
昨年はバリ島で近くのホテルのイベントに参加したので伝統舞踏やファイアーダンスのショーでやはり賑やかな年越しとなりました。
一転、ここ佐賀県嬉野の山間ではどこからか除夜の鐘が微かに聞こえた(ような気がする)くらいで、年が変わるときもひっそり、元旦もひっそり静かな時間を過ごしていました。
日本から-1時間の時差があるフィリピンに滞在しているピーターさんにHAPPY NEW YEARのメッセージを送るためにかろうじて起きていましたが、それがなかったら年越しを待たずして普段のように早々に寝ていたかもしれません。
静かな年越しの方が落ち着くというかしっくり来るのはからだに染みついた感覚なのでしょうかね。
それとも大人になっておでんの大根が美味しく感じるようになったような感じに近いのでしょうか。
いずれにしろ、英語に直訳するのが難しい「静謐」という言葉の美しさを感じるような時間を過ごすことができました。
*しかし、1月1日の夜には思わぬ事件が勃発。詳しくはこちら👇
「桜の時期に帰ってくるね」と11月末に日本を出たピーターさんでしたが、昨日、「3月中旬の飛行機を取るから手伝ってほしい」とメッセージが来ました。早めに予約するとチケットが安いため帰国の日を決めたとのこと。
香港を経由して帰ってくるため香港から福岡行きのチケットを取りたいけれど、スマホからでは上手くいかないということでLINEで話をしながらパソコンで予約をしてみましたが、決済のところがどうしても上手くいきません。
ブラウザを変えて試みたもののやはり上手くいかず、わたしのカードで決済をすることにしましたが、そう決めたときにはお昼の時間が近づき、おなかが空き始めていました。
「おなかが空いてきた」と伝えると「じゃ先にごはんを食べてその後に改めて予約しよう!」とのこと。
必要な手順は分かっていたのであと5分もあればできそうな作業ではありましたが先に昼ごはんを食べることにし、パスタを作って食べ、その後無事手続きを完了させることができました。
2年間世界を旅した中で何度もフライトチケットを予約したりビザの手続きをしたりしてきましたが、その経験を通じて分かったのは「お腹が空いているときに無理やり何かをするととても疲れるし、ミスが起こりやすいく、お互い寛容さが減って小さなことでイラッとして衝突が起きがち」ということ。
どうにか頑張って手続きを終えられたとしても、なんだかどっと疲れて「これはもうやりたくない」という気持ちになるということがわかっているので、「大事なことをするときはまずおなかを満たす」というのが共通認識になっていきました。
お腹が空いたり、冷えやほてりを感じたり、凝りやこわばりが出るというのは、からだが必要なことを教えてくれているサインです。
違和感や不快感は、「今からだが必要としているものがあるよ」ということを教えてくれていますが、わたしたちはついつい目の前の物事を遂行することを優先するが故にそれを無視してしまうということも少なくありません。
それが積み重なると、不調がやってきます。
不調は「バランスが崩れているよ」というサインであり、からだがバランスを戻そうとしているプロセスでもあります。
不快な感覚や不調はわたしたちを苦しめようとしているのではなく、からだが必要なことを知らせてくれている。
それはこころも同じです。
不聴(聴かないこと)から不調がやってくるし、
からだやこころの声をしっかり聴いていれば、不調を防ぐこともできるのです。(人間関係も同じですね!)
からだやこころは必要なものを伝えようとしているだけではありません。
「心地いい」感覚を感じることもありますよね?
それは「今いい状態だよ」「これが今からだやこころが必要としていることだよ」というサインです。
気分が落ち込んでいるときや物事が思うように進まないときというのは全てが上手くいっていないように感じてしまいますが、そんな中でもからだは「心地よさ」を通じて、今必要なことを伝えようとしてくれています。
心地よさに気づけば、今の自分に必要なものを自分に渡してあげることができます。
心地よさや不快な感覚をあまり感じないかも、という方も大丈夫。
日々からだやこころに意識を向ける時間を持っていると、だんだんと感覚がわかるようになります。
それでもやっぱり感じないという場合、もしかするとこれまでに実際の感覚を感じるのがあまりにも苦しいような経験をされたことがあるかもしれません。(そんなときは自分を守るために感じないようにするということが起こります。それもからだやこころがバランスを取ろうする働きです)
そのときは「何かよっぽど苦しいことがあったのかもしれないな」と自分を労ってあげてください。
からだもこころも、今の自分に必要なことを知っていてそれを教えてくれています。
今年はぜひ日常の中にある「心地よさ」にたくさん気づいていきましょう♪
●季節のお茶を味わいながらからだとこころの声を聴く「つきのま」を開催します!
「からだやこころからのサインに気づくことが大事」と思っていても、日々あっという間に時間が過ぎていってしまうということもありますよね。
ひとりでは後回しになってしまうことも、予定を決めて、一緒に取り組む仲間がいれば実践しやすいですし、美味しいお茶を飲みながらであれば自然とからだやこころの声を聴くことができます。
一ヶ月の終わりにぜひ、一緒に、自分のためにひといきつく時間を過ごしてみませんか?
◎概要
季節に合わせてブレンドをしたハーブティーを飲みながらからだとこころの声を聴いていきます。
*ハーブティーは事前にお届けします。
*オンライン(Zoom)で開催します。
*画像はオンでもオフでも構いません。リラックスできる環境でご参加ください。
*お子さんやペットと一緒の参加も大歓迎です。(我が家にも猫がいます)
◎こんな方に
・一ヶ月の終わりに自分の現在地を確認したい方
・気づいたら体が力んだりこわばっている方
・ゆるむ時間を日常の中に取り入れたい方
・からだやこころの声を聴く時間を持ちたい方
・ゆらぎの中でもすこやかに毎日を過ごしたい方
・瞑想が苦手だけど瞑想的な時間を持ちたい方
・想いのあることに適切にエネルギーを注いでいきたい方
・日常の中でできるセルフケアを実践していきたい方
など
◎日時・お申し込み
2025年1月29日(水)JST 13:00-13:50 《昼の部》詳細・お申し込み👇
2025年2月1日(土)JST 20:00-20:50 《夜の部》詳細・お申し込み👇
*どちらも内容・お届けするハーブティーは同じです。
●12月23日(月)20:00-「マンダラアートで振り返る2024」-DANRO BEYONDアートワークショップ&説明会-を開催します!
DANRO BEYONDは「対話者(対話のプロフェッショナル・もしくはご自身のスキルや経験に対話を掛け合わせているプロフェッショナル)」としてさらに力を発揮していきたい方のための、半年に及んで行う「自分を超える・解放する」プログラムです。
◎こんな方に
・対話を活用して関わる相手が持っている力を発揮していくことを後押ししたい方
・人間をより深く、多面的に見つめる力を高めたい方
・探究的なプロセスや対話を身に付けたい・実践したい方
・しなやかかつどっしりとした存在の力を発揮したい方
・言語化する力や言葉にならないものを感じる力を高めたい方
・大切なことに自分で向き合い深めていく力を高めたい方
・人生に何度かやってくる転換期(変容の時期)を自分自身とのつながりを深める機会にしたい方
◎実施期間
・2025年 1月23日(木)から基本的に隔週2025年 7月24日(木)まで
・隔週ライブセッション計14回
◎詳細・お申し込み
こちらの画像をクリックください👇(ご案内ページが開きます)
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