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2023年の振り返り|転職を決めたら自由になった

はじめに

気づけば2023年がもう終わりに差し掛かっている。
11月に転職したこともあって新たな環境となり、1年前の年の瀬とは違う時間の過ぎ方だったように思います(前職は年内に次年度契約を結ぶ必要があり、12月はいわゆる山場だった)
せっかくなので今回は今年の振り返りを少し書いてみたいと思います。

2023年はどんな年だったか?

まとめると自分で決めることの大事さを実感した、そして「自由になった年」「自分の欲に少しだけ許可を与えられるようになった年」
実はかなり前から「自分は何が好きで、何がしたいのか?」自分でパッと答えられなくなっていました。今だに「これがやりたい!」と思っても、それと同時に自分には無理そう、こんなこと言ってもなあ..と欲に対して瞬発力高く反応できないのですが、「自分で決める」ことを通して、また「多様な生き方」に触れて心が自由になった1年だったように思います。

たくさんのきっかけがあったけれど、振り返ってみると大きな出来事は3つ。

①前職を辞め、今の会社に転職することを決めた
ここには2つの大きな自己決定がありました。1つは「辞めると決めたこと」、もう1つは「今の会社を次の入社先として決めること」

転職についてはこちら

何かを自ら選択して決断すること自体は、生きている中で日々繰り返しているはずだし、前職でもそうしてきたつもりでした。
このタイミングで、このプランを提案をする(と決める)、メンバーに厳しいことでもフィードバックを伝える(ことを選択する)など。
それは自分以外のものに対してである会社の目標やメンバーの成長など、それなりに明確な目標、場合によっては正解とされるものがあるものだったので、ベストな選択や決断が分かりやすくできていたのかも、自分ごとにしていたけれど自分ごとではなかったのかもと気づきました。
(それでもメンバーに関わる選択はメンバーの人生に関わるので簡単ではなかったけれど)
一方で、前職を退職すること、今の会社を次の入社先として選択することは
選択の時点では正解でも不正解でもない、そしてなによりも自分に対して選択をして決めるということでした。
「正解も不正解も分からない、普段から自分であまり選ぶ、決めることをしていない中で、かつ私にとっては大きな選択を決めてみた」という事実が、自由とは自らに由るというように、結果的に心を楽にしたのかなと思っています。

②一人旅をしてみた

有休期間が40日間以上あり、これでもかというほど時間を持て余すだろうということで、15年ほど前から行きたいと願っていた知覧へ一人旅に行きました。
趣味のない私はやることも早々につくだろうと踏み、半ば暇潰しに一人旅に挑戦することに。元来、行動に踏み出すことに時間がかかるし、メリットや今行うべき理由をすぐ天秤にかける癖があるし、これまでの旅行もありがたいことに旅行好き相手との旅が多く、自分の意思で出かけることがなかったので、一人旅は個人的には挑戦でした。
(国内だから言葉は通じるし、困っても野宿でもすれば平気なはずなのだけれど。笑)
知覧の一番の目的は特攻平和記念館でしたが、そこに至るまでにふらっと入ったご飯屋さんや地元のおっちゃんのいる居酒屋、バスで一緒になった人との会話など、行き当たりばったりの一期一会の出会いや素敵な景色にも恵まれ、帰りの飛行機を降りた時の開口一番は「行ってよかった!」でした。
きっと友達と旅行に行っても同じように「行ってよかった!」と口にすると思うのだけれど、今回は旅の中身の充実度に加え、行くと決めたという事実が乗っかって普段とはまた違う「(自分で行くと決めて)行ってよかった」という清々しい気持ちになったような気がします。

死ぬまでに行くと決めていた場所。

③転職したら、多様な生き方に出会った

転職をして、会社の規模・所属する人の属性(年齢層や職種)が異なる世界にやってきました。
業務委託で働く人、転職を重ねている人、自分の事業を持っている人、フリーランスでの仕事をしている人など、仕事への関わり方だけでも千差万別。
加えて「起業したい」「事業責任者になりたい」「女性役員になりたい」など自分の欲・意思・願いを当たり前に表明できる人がたくさんいて素敵な環境だなあと思っています。
前職もそれこそ大手企業・異業界からの転職者(中途社員)が多く、色々な経験をしてきた人に囲まれていたと思っていました。
過去の多様性が豊かだった環境の中から、「今」を多様に生きる人たち、生きようとしている人たちに囲まれてみて、自分について本当に自然と考えるようになりました。そして不思議なことに自分で自分に禁止をしていたことや、年収とかキャリアとか、そのほか様々に無理かな〜と思っていたことへのストッパーをはずしてみたいな、と思えるようになっていました。
(例えるなら、進学校にいたら自然と気づいたら上のレベルの学校を目指していた、ような感覚。上昇志向になったというわけではなく、どんな環境にいるかの影響って大きいよねということ。)

良くも悪くも今の枠の中で満足をして、過度に足るを知る状態になっていたのかもしれないな、と思います(足るを知る、も大事)
自分の欲、「やりたいな」「こうしたいな」に対して、まだ許可制をとっている段階ですが、欲を認められる、表明することへの抵抗が下がったことで
「やりたいな、できないな」から「やりたいな、どうしたらいいかな」とさっぱりとすっきりと、余計なものを削ぎ落として、前よりも時間がをかけずにポジティブに切り替えられるようになってきたので、このままでいたいです。


最後に

もうすぐ2024年。
楽しみにしていた節目の30歳になる1年は、自分の欲に素直に、自分を生きてみたいなあと思っています。
仕事も頑張りたいしキャリアも積みたい。一緒に働きたい人と働きたいし、ボーリングも上達したいし、最近興味のある女性のライフプランについても考えてみたい。などなど
1年後にまた何を書くのか楽しみに2024年を健康に、良い1年にしたいです。



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