みんなが楽しいが一番
こんにちは。
昨年は、時間の経過がとても早く感じられた一年でした。
なので、あっという間に2022年になって、既に11日が経過しました^^
2021年を振り返ると、激動の一年でした。
「終わり良ければ総て良し」
と言うことわざがあるように、辛い事もあったけれど、最高に楽しい年末が過ごせたので、楽しい一年だったな~、と思います。
と言うのも、一年前には全く想像もしなかった出来事だったからです。
それは、昨年12月初め。
娘から「帰省ついでに、レンタルキッチンで2日間限定のPOP Upイベントをするから、手伝いよろしく!」と電話がありました。
娘は、高校生の頃からカフェをやりたい、と思っていて、大学生の頃はカフェでアルバイトをしていました。
大学卒業後、一旦は就職しました。
が、2年後、「やっぱりカフェで働きたい」と言い、退職してカフェでアルバイトを始めました。
それから色々あって、今はカレー屋さんでアルバイトをしています。
管理栄養士の国家資格を持つ娘は、そのお店で小麦粉、卵、乳製品不使用の焼き菓子を作って提供しています。
ビーガンの方や、アレルギーのお子様を持つお母様、妊婦さんなどから大好評で、作り方を教えて欲しいと要望があり、リモートでお菓子教室を開催したりもしています。
地元のお友達からも熱望されていたこともあって、試験的にPOP Upイベントを思いついたようです。
そんな経緯で、突然湧き上がった限定カフェ。
それに向けて娘からの要望で、お揃いのエプロンを作りました。
そのついでに、ディッシュクロスとテーブル拭きも作りました。
イベント開催が近づくにつれ、天気予報が気になりチェックしてみると、狙ったかのように、その2日間だけ雪予報。
しかも、10年前のような大雪予報。
それならばと、事前に予約を取る事を思い付き、当日のメニューやテイクアウトメニューを公開しました。
そして私と主人は、少しでも集客の手伝いになればと、親戚、友人、知人に声をかけました。
事前に予約を開始してすぐに、開店直後は満席。
その後も続々予約が入り、テイクアウトも含め、その日は予約でいっぱいになりました。
翌日は平日だった事もあり、予約状況はぼちぼちでした。
POP Up初日は主人も休みだったので、搬入と搬出の手伝いをかって出てくれました。
そして当日。
予報より少ない積雪でホッとしました。
私と主人は、飲食未経験なので、娘の指示に従って動くしかありませんでした。
レンタルキッチンなので時間に限りがあり、練習などする時間もなく、ぶっつけ本番での開店。
驚いた事に、開店時間よりも前に、予約してくれていた娘のお友達が次々とやって来てくれました。
娘は飲食経験者ですが、自分でお店を切り盛りするのは初めて。
おまけに、道具などの必要な物がどこに入っているのか分からず、それを探す時間のロスもありました。
食事など、作るのは娘一人なので、主人と私は娘のサポートをしながら接客を担当。
主人も私も接客は得意なので、初めて会う娘のお友達にも気軽に話しかけて場を和ませました。
地元のお友達だけではなく、大学時代にアルバイトをしていたカフェのオーナーさんがお友達を乗せて、車で2時間も離れた所から来て下さいました。
大学時代から、自分の娘のように可愛がって下さっていて、卒業して遠く離れてからも気にかけて下さっています。
また、大学時代の県外のお友達も遠くからはるばる来てくれました。
挨拶を兼ねて、お一人お一人にお声がけさせてもらいながら、娘がお友達と紡いでいる絆に触れる事が出来て、胸がいっぱいになりました。
駆けつけて下さったみなさん、とても心の温かい方で、かなり長い時間お待たせしたにも関わらず、終始笑顔でした。
そして最後は「美味しかった」と言って、最高の笑顔を向けて下さいました。
POP Up最終日のラスト。
主人のお友達が来て下さいました。
食事が終わったところで「片付け始めて大丈夫だよ」と言ってくれたので、
お言葉に甘えて片付けを開始。
そんな私達の姿を見て
「良い家族だな~」
と、言ってくれました。
それに続いて娘が
「父さんも母さんも、予想以上の動きで凄く助かった!」
と、嬉しいことを言ってくれたのでした。
初めての事だらけの、無我夢中の2日間だったので、ほとんど記憶がありません(笑)
初日はぐだぐだ過ぎて、娘と私は朝から何も口にしていないことに気づいたのが夕方でした。
それでもただただ楽しかったので、お腹も減らず、疲労感もありませんでした。
後日、疲れが押し寄せて来るのかな、と思いましたが全くありませんでした。
それはきっと、2日間、みんなが楽しい空間に居たからだったと思います。