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仕事を通しての成長(仕事を分解する、仕事の意味を考える)

仕事を分解する

 仕事でやっていること、活動、作業している内容、タスクで分解してみると
 さまざまなことを
 私たちは行っています。

 例えば営業は商談するのが仕事と思われますが
 BtoB営業の場合
 顧客との商談の準備、プレゼンテーションするならその資料の作成、そのための下調べ、調査、関係部署との調整、顧客とのアポイントメント、顧客の反応を見越しての次のアクションの準備・・・
 などなど、さまざまなタスクをこなさなければなりません。

 このように仕事の中身を細分化していくと
 あるタスクは自分は得意だが、このタスクは不得手だなというのが分かります。
 得意分野を伸ばして、不得手を克服していく。
 そうして
 変化し、得意分野を極めて、他の人との違いを出す
 この繰り返し
 C・D・C
 Change・Difference・Continue
 変化・違い・継続
 が仕事を通しての自己成長につながります。

仕事時間を分解する

 よく残業時間を削減するために
 時間管理で
 残業が多い人の一日の業務分析を行うことがあります。
 〇〇時から〇〇時 〇〇作業
 ・・・
 を書いて
 このタスクはもう少し短時間でできる
 なぜこれだけの時間を使っているのか
 このタスクはやめてもいい
 など
 分析して残業の時間を減らせるような取り組みを行います。

 実は私の経験からは、この管理手法はほとんど効果がありませんでした。
 当初は機能しても
 そのうちどこかに時間をかけてしまい、同じことを繰り返す事態に陥ってしまった経験があります。

 目的が管理になると機能しないのです。
 仕事内容を分析して
 〇〇のタスク 得意
 〇〇のタスク 苦手
 〇〇のタスクを任せたら右にでるものはいない
 〇〇のタスクはAさんは短時間でこなすけど、Bさんはその倍の時間がかかっている。

 一連の仕事を、一つと見ないで、さまざまなタスクの集合体としてみる。
 野球の投手も、先発、中継ぎ、クローザーがいるように
 役割分担する。

 この考えなしに、
 一人ですべてをこなそうとすることで時間をかけてしまう場合が多いです。
 仕事、タスクを細分化して
 得手、不得手、好き、嫌いでもいいので、役割を決める
 得意を伸ばして貴重な存在になる
 皆が嫌いと思うのを好きになることで貴重な存在になる

 管理ではない、人の成長を考える発想で、仕事を分解してみる、

 分解したタスクの意味を考える、
 3つの問いかけを行ます。
 
 そのタスクは何のために行うのか
 どんな役に立つのか
 そのタスクの先には何があるのか

  マネージャーの役割に、仕事の意味を伝える役目があります。
  「なぜその仕事をやるのか、何のためにやるのか」
  を考え伝えることが、自身の成長、メンバーの成長につながります。
  意味を考えないで、やり方、方法、手順だけを教えても、人の成長にはつながりにくい、やり方よりあり方です。

 https://note.com/gokigenbook/n/n21aa22cb7fea


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