仕事効力感を高める(働く人の自己効力感、自己肯定感)
自己効力感と自己肯定感
自己効力感とは
目標達成にための能力を自分がもっていると認識すること、自分ならできる、乗り越えられると思える状態のことを指します。
自己肯定感は
自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定する意味を持ちます。
自己効力感と違うのは、できるできないとかは関係なく、できてもできなくても自分を受け入れることを自己肯定感と言います。
自己効力感を高めるには
カナダの心理学者バンデューラは
自分に起こった出来事に対する見方をかえることで自己効力感が高められると提唱しました。
そして自己効力感を高める4つの条件を挙げています。
①成功体験(成功の捉え方)
成功か失敗という捉え方は人それぞれです。
明石やさんまさんは、「生きてるだけで丸儲け」
と、生きていることが成功で、失敗なんてないと捉えています。
だから、あれだけお笑いの世界で成功したのだと思います。
小さな成功体験で、やればできるという自信につながります。
②代理体験(モデリング)
自分が成功していると思う人をモデルにして、あの人ができるなら私もやってみようと思うことです。
③言葉による説得
単純に人からの励ましがあると、自己効力感は高まります。
④情緒的な喚起
気分がいいと自己効力感は高まります。どんなときに気分がいいか、何をしているときはごきげんでいられるか、そのような時間をつくることで自己効力感が高まります。
仕事効力感を高める
仕事効力感という言葉はないです、造語です。
上記考えに触れたとき、仕事でみるとどうなのだろうと考えました。
〇〇しなければならない。
仕事をしなければならないと捉えると、
やらされ感や義務感でやっているようになります。
短期的にはあるパーフォーマンスを発揮したとしても、長続きしないように思えます。
〇〇したいと思う。〇〇するのが楽しい、〇〇は面白いと思うことで効力感は高まります。
では、したいと思う、楽しい、面白いと思うにはどうしたらよいでしょう。
それは
〇〇に意味付けすることではないでしょうか
意味付け
〇〇をする意味は
〇〇は何のため
〇〇は誰を喜ばす
〇〇は誰を幸せにする
それをする意味は?と人から問われるとなんだかいやに思うかもしれませんが
自分で問うのは嫌ではないですね
面倒くさくて意味なんか考えない、言われたからする、しなければならないからするでは、
〇〇しなければならない思考です。
自分自身で問いかける
意味付けをすることで、自分自身の喜び幸せを感じるようになる。
心を動かして
意味を感じる
小さな意味で一向に構わない
小さなことに心を動かす、感じる
自己効力感も、仕事効力感も同じこと
意味ある行為(仕事)をすることで、高められるのです。