ヨーロッパ遠征記part5【マルタ編🇲🇹】
part4は以下からどうぞ!
移動
今回の移動はドイツのミュンヘン経由でマルタまで移動しました。
飛行機が遅延に遅延を重ねたため、宿に到着したのは前日の23時過ぎてから。翌日の試合が夕方で助かりました。
実は絶不調で・・・
実は前日からはかなり体調が悪く、移動中や宿舎到着後は極力寝るようにしていました。しかし、1日寝ればなんとかなるだろうという希望も儚く(だいぶ良くはなりましたが)、好調からは程遠いコンディションで試合を迎えることになってしまいました。やはり連戦+移動+寒暖差のダメージは想定よりも大きかったようです。
アップでも思うように力が入らず、地面についた脚から力が逃げていくのが分かります。そんな状況下ではレースはもちろん上手くいくはずもなく49秒66。海外でのコンディション調整の難しさを実感したと同時に、転戦しながらもパフォーマンスを維持している選手の凄さを改めて感じました。
一番のおもてなし
大会自体は今まで参加した中で一番おもてなしをしてくれた試合だと感じました。後述するパーティーだけでなく、事前のメールのやり取りの丁寧さからも、とても温かく迎え入れてくれたと思っています。今まで出場した試合で一番“推し”のレースなので、みなさんもぜひ参加してみてくださいね!
Farewell Party🎉
そして今回の大会はなんと、試合後にパーティーがセッティングされていました!(しかも参加費無料)
これを知った時には即、出席の返事をしました。選手どうしのパーティーに出席できるなんて滅多にないことですからね
せっかくの機会だからと思って、いろんな人に話しかけにいきました。フランス、ジョージア、イタリア、ケニア、オランダ、プエルトリコなど、様々な国の人と友達になれました。本当に英語勉強しててよかった!
実際に外国の選手たちと話してみることで、「◯◯人」に対するステレオタイプが次第に崩れていくのを感じました。「外国人」と聞くと、みんなが積極的に話しかけてくるイメージを持っていましたが(これは私の勝手な思い込みです、笑)、実際にはとても陽気にコミュニケーションをとってくれる人から、仕方なく返事をしてくれるだけの人まで、さまざまなタイプの人に出会いました。
やはり、「◯◯人は△△」というような偏見や思い込みは、知らないことを自分で勝手にイメージしてしまうことから生まれるのだと実感しました。実際に会って話してみることで、自分の中にあった固定観念が次々と壊れていきました。
帰国
マルタ→イタリア→中国→日本というルートで帰国しました。
熱はなかったですが、ずっと身体は怠い状態。そんな中、移動時間は脅威の35時間!
フライトで隣の人に席変わってくださいとか言われましたが、とにかく眠りたかった私は“NO!”と言ってさっさと眠りました(あの時のおじさんごめんなさい)。でも本当に辛かった!
まとめ
これにてヨーロッパ遠征終了です!そして、それと同時に私のパリオリンピックへの挑戦も終了です。
今回の遠征を通じてたくさん貴重な経験ができたし、今まで以上に世界が広がったなあと思います。
しかし、目標タイムはおろか、シーズンベストすら更新できませんでした。結果としては悔しい限りです。もっともっといい記録を夢見ていましたが、まだまだ実力が足りませんでした。また、この辺の振り返りは文字にしていきます。
ここまで応援してくださった皆様ありがとうございました!
まだシーズンは続くので、早期の復活目指して練習に励みます!
この記事が参加している募集
皆様のサポートが励みになります!よろしくお願いします!