なかなか出会えない野菜 ”えごまの葉”
香りの強い葉物野菜やハーブが大好きなAUREA.ナカタニです。
先日サラダ用のリーフレタス、サニーレタスを探しに行き、まさかまさかで出会ったえごま(荏胡麻)の葉。小さな興奮状態で「えー!えー!えー!(うそ、あるのここに?えーうそ!?)」と心の中で叫びながら、えごまの葉を買って帰りました。
私が見つけるのが下手なのか、えごまの葉はなかなか手に入らない野菜なんです。
韓国系スーパーが恋しい
分かってたとはいえ、ネットで何でも買える時代だとはいえ、韓国の調味料やキムチ、野菜などが買えるスーパーがあるといいなぁとつくづく思います。
移住前の都心でも新宿行けば…といった具合でして、特にこのえごまの葉や緑色の唐辛子、チャメと言われるマクワウリ、そして調味料などの韓国ならではのものはすぐには手に入らず。
それが、先日偶然入った地元徳島野菜の産直市場で見つけたのです!
えごま、知っていますか?
そもそも、皆さんはこの”えごまの葉”を知っていますでしょうか?
韓国の方がやってるような韓国料理店や焼き肉店では見かけます。韓国は焼き肉はサンチュやこのえごまの葉で巻いて食べるのが日常です。どっさり皿にいっぱいの葉ものが肉を頼むと付いてきます。(韓国では別でオーダーするのではなく、タレのように当然セットで出てくるのがサンチュやえごまの葉。もちろん無料でおかわり自由)
えごまとは、シソ科の植物で葉や茎に強い香りのある香草野菜のひとつです。ゴマの仲間ではありませんが、えごまの種は油として最近はスーパーでも見かけるようになりました。
見た目がシソとそっくりですが、少し大ぶりでなかなか見かけない野菜です。
早速、おうち韓国料理で登場
えごまの葉の醤油漬け
買って帰宅後すぐにやったことは、葉をよく洗うこと。そしてヤンニョンジャン(양념장)という、粉唐辛子と醤油ベースの万能ダレを作り、えごまの葉の醤油漬けを作りました。
小ネギの千切りやすりおろしのにんにくも追加してヤンニョンができると、水気をきったえごまの葉1枚1枚をヤンニョンに漬けてタレを絡めていきます。
タレを付けたらタッパーに入れてそれを繰り返して、できあがり!
とても簡単なので、紫蘇の葉で代用するのも良いかなと思います。韓国では定番の「ごはんのお供」なので、スーパーやコンビニで缶詰めとして見かけることができますよ。
おうち焼き肉でも登場
おうち焼き肉でも、サンチュやキムチなどがあると韓国風がUPします。
この日はサンチュときゅうりをプラスして、焼き肉を即席サムジャン(コチュジャンベースに味噌や砂糖、ごま油で作った味噌ダレ)と一緒に巻いて食べました。韓国では、「巻いて食べる(サムする)」のが実に多いです。そこでえごまの葉はほぼマストな野菜だと思います。
えごまの葉のクセや香りが、焼き肉の甘辛い味付けとサムジャンの辛さと融合!私自身はサンチュ・えごまの葉・黒米・サムジャン・キムチでごはんも巻いて食べましたよ。(→これ、韓国人の祖父母や両親が新鮮なサンチュがあると必ずごはんを巻いて食べるのです)
えごまの葉の醤油漬け 깻잎장아찌(レシピ)
4日程経った醤油漬けはこちらです。色が黒っぽくなります。
早速食べてみました。白ごはんにオン!
えごまの葉の薬膳的効能は?
えごまの葉は、血を作り出し、気力体力低下や食欲不振を改善、そしてエイジングケアとしても優れている食材です。
なかなか手に入らないえごまの葉。紫蘇の葉で代用しても良いですし、細かく刻んで素麺つゆに入れたり、冷や奴にオンしたり、これからの夏のごはんでも活躍しそうです。ぜひお試しください。
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