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ゆず本から果てしなき家族の愛を知る絵描き




ゆずさんが3月にエッセイ本を初出版して、8ヶ月以上経ちました。
春に読んだ時の感動や衝撃を胸に残したまま、すっかり冬になってしまいました。

今年は春から立て続けに、4ヶ所の展覧会がギッシリ詰まっていたので、note訪問もほぼお休み状態。未だに、その後の整理に追われています。

ゆずさんのエッセイのついては、片手間で書きたくなかったので、こんなにもタイムラグが発生いたしました。



ゆずさんて



ゆずさんに初めて出会った時は、ゆずさんは「ひろみ」さん、ひろ生は「弘生」。
同じ名前だったので、ひらがなさんと漢字さん、と呼ばれたこともあったような……


印象は、明るくておおらかで誠実な方でした。
そして、知れば知るほど、それが間違っていないということがわかりました。
裏表のないものすごい優しさを持つ女神さまなのです。
そして何よりも家族を大切にしている。
「子育てが趣味」なんて、中々言える言葉ではありません。

それはゆずさんが、こんなに明るいゆずさんが、辛かった悲しかった過去を赤裸々に告白されたゆずさんが、それを自分自身で乗り越えたからこそ、今のご家族が居心地の良い愛の世界であり、ご自身のご両親をも愛することができたのだと思いました。
辛かったゆずさんが、周りの人たちに恵まれたのも、ゆずさん自身が引き寄せた愛のご縁であると思うのです。




エールを感じる


私は、まだまだ自分のことを語る勇気の出ない、壮絶な過去が山盛り存在しますが、ゆずさんの人柄、普段の言葉、そしてこのエッセイに大変励まされました。


本当に信頼し合える家族。
近いだけに、むしろ疑心暗鬼になることもあるはず。
愛情を欲しがろうとして傷ついたりもする。

私は早くに難病の母の壮絶な死を見た。
健康だった父は、知人の保証人になり莫大な借金を背負ったまま心労で死んだ。
「借金」という事実に、全ての親戚は私たちから離れた。
「家族」という形がよくわからなくなった。


また、死ぬまで消えない罪の意識がある。
私は、自分の意志で、初めからシングルマザーを選択し、愛する息子を「父親」というものを知らない子にしてしまった。
息子は、優しくて真面目な子に育ってくれたけれど、それだけに余計後ろめたさを感じて自分を責め続けている。
息子の前で、自分を取り繕ってしまうのだ。


そんな私が読むことのできたこのゆず本は、家族の自然なあり方の大切さとノウハウを語ってくれていました。
ゆずさんの温かい愛は家庭内にとどまらず、ブワっと溢れ出して周りの人をも巻き込んで行くのだと思います。
私も少しでもゆずさんの近くにいて、そのオレンジ色の愛を伝染してほしいと思いました。




ありがとう



ゆずさんの愛しいご主人様、三者三様の自由に素敵なお子様たち。
本当にイキイキしていて羽ばたいていて、ひとりひとりが真っ直ぐに自分自身を見つめ、自分自身を愛することのできる方たちなのです。

私もまずは、自分自身を少しでも愛せるようになろうと、このゆず本から学びました。

ゆずさん、これからもそばにいてね。
あまえっこ〜ぶりぶり〜のひろ生です。

このエッセイ本、大切にしています。
家族や子供のことで悩んだり愚痴を言うお友達にはお勧めしています。
(お悩み多きお友達、結構いるんですよね〜)

ゆずさん、本当に素晴らしいエッセイをありがとう。
そして、ゆずさんのご家族にもありがとう。
感謝です。

すんごく遅くなりました。
本当はもっと書きたいけれど、長くなるのでおしまい。
これからも、よろしくお願いします。





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