絵描きから、かけがえのない大切な友への手紙 8
最初に、moeさんに感謝を伝えたいのです。
友への手紙。
わたし自身の時間喪失と心身喪失のせいで中々書けなくてお休みしてたのに、moeさんが別記事のコメントに友への励ましの言葉を下さったの。
本当に嬉しかった。
そのコメントをきっかけに、再開を早めることができました。
moeさん、ありがとう。
それから、手紙シリーズを読んで下さっているみんな、本当にありがとう。
友と共に心から励まされます。
……泣けちゃう
大切な友へ 治療の真ん中で
泣けちゃうよね
帽子を被って茶髪のボーイッシュなノーメイク女子の写真が送られてきた
誰だ? なんだか可愛いぞ
ゆらゆらふさふさ黒髪ロングの君とは別人
きっとすれ違っても判らない
家中コロコロ持って移動するの
こうなったら早く抜け切ってしまえって思うわ!
そう言ってた君の言葉がよみがえる
しばらくお手紙書けなかったんだ、ごめんね
でもnoteの友達が何気に背中押してくれたんだよ
ここだけの話、心もからだも物理的にも精神的にもいっぱいいっぱいで、すっかりお久しぶりの手紙になっちゃったんだ、ごめん
あの小説、最後まで楽しみに読んでいてくれてありがとう
完結を喜んでくれてありがとう
あれだけは、今の自分の中で、荒削りでも書いておきたいと思った小説だったんだ
今年の一連の展覧会や頼まれごとなど終えて、時間に余裕ができたら推敲し直すけれど
で、君の話だけど
副作用に慣れるはずもなく、次々と症状が出てくる中でも、できる限り家の中のことは普段通りに生活しようと努めてる
いや、元々ちゃんと家事を熟し自分自身のケアも欠かさない君だけど、むしろ今の方がさらに丁寧にやっている気がするよ
旦那さんへのプリプリ感まで丁寧に激しさ増しているのには笑ってしまうけれども
副作用が慣れで緩和される気はしない
でも、パターンがあることに気付いたのよ
だから、体調の落ち着いてる時を予測できる
だから会いにきてね
うんうん、もちろん行くともさ!
その前に、あなたの体調も心配だけど、
春の文芸展、観に来てね
私も出すのよ、詩とエッセイを十篇ほど
それと……あの人の追悼展も同時にね
追悼か……観たくない気もする
観たら、もういないことを再び認めなくちゃならない……
そ言えば、ついこないだ送られてきたあの人の特集の詩誌……最後まで読めなかった
なんだか悔しくてさ
泣けちゃうよね
うん、泣けちゃうよね
とにかく君が出展することがうれしい
必ず観に行くからね
詩はあなたに先に見てもらったものと、
散文的な新作を加えたの
体調が許せば仲間に挨拶がてら、ちょっと顔出すわ
君のプレッシャーになるといけないから、わたしは約束はしないよ
会えたらラッキーと思っておく
会いたい時は直接会いに行くからね、パン持って
パンよりチーズケーキのがいいわ
わかったよ
優しいmoeさん、背中を押してくれてありがとう🌻
癌と闘ってる詩人の友へのお手紙シリーズです
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お休み全開にもかかわらず、スキスキ下さってありがとう♡♡♡
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