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名作ラジオCM_052

■サントリー/サントリービール純生
 純生 生まれてはや8年

SE:(ビールのセンを抜く音) シュポン シュポン

NA(男):純生 生まれて はや 8年 世の中いろいろありまして はやりすたりもありました

CMS(42年 小さな思い出) CI〜BG〜FO

NA:純生 生まれたこの年は 二人のために世界はあるのォ〜とは言うものの 
    イエ・イエ・ヒジョ〜にサミシィー頃でした

CMS(43年 純生レボ) CI〜BG〜CO

NA:ハレハレ 失神 ズッコケて 純生のどもと一直線 とめてくれるな おっかさん!

CMS(44年 純生は生きている) CI〜BG〜CO

NA:あなたゴノミの〜ォ キレ味 のどごし はっぱふみふみ タメゴロ〜ォ 
   Oh!モォーレツ とただただ乾杯!

CMS(45年 フレッッシュ純生) CI〜BG〜CO

NA:ビューティフルと言いつつも ステテコ ハラ巻 さくらァ 男はつらいよォ 純生飲むときゃ こんな格好で〜ェ ウン ヤメテ〜ェ

CMS(46年 ビバ純生) CI〜BG〜CO

NA:古いヤツだとお思いでしょうが クルマはガソリン 私しゃ純生で動くのです ガンバラなくちゃ〜ァ デスカバー

CMS(47年 純生ドドント音頭) CI〜BG〜CO

NA:恥ずかしながら あんた純生さん と語りかけ 女房に飲ませば 愛されてますかァ 奥さん!

CMS(48年 ご当地ビールは?) CI〜BG〜CO

NA:純生する と問いかけられて チョットだけョ とジョッキ差し出し おかわりねだれば 3分間じっと我慢 で オレ ゴリラ!

CMS(49年 おとなりさん) CI〜BG〜CO

NA:コヒー オア ティ とたずねられ じゅんなまぷり〜ず ハイセイコー
   千載一遇このチャンス 日本人て不思議だナァ〜

CMS(50年 男だ女だサントリー) CI〜UP〜BG〜

NA:純生飲んで はや8年 この色 この味 この爽やかさ うまさ変わらぬ サントリー 男だ 女だ サントリー ビール純生!

CMS〜UP〜CO

NA:乞ふ ご引続のご愛飲 スミからスミまで

SE:(ビールのセンを抜く音を3本ジメで)

シュポポン シュポポン シュポポン シュポポン スポン

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1976年 ACC ラジオCMグランプリ

パッと見た瞬間に色々なCMや流行語のパロディが入っていると気づきました。
発売から8年という月日の間に流行ったものばかりです。
なかなか強引ではありますが、インパクト大ですね。許可取りなど色々な苦労があったのかな〜と想像します。

以下、引用したであろうCMや流行語です。
※抜けているものあると思います。お教えいただけると幸いです。

■二人のために世界はあるのォ〜とは言うものの
「世界は二人のために」1967年発売の佐良直美のデビュー曲

■イエ・イエ
「イエ・イエ」1967年発売の朱里エイコの楽曲。
レナウンのCMで使われて多数のCM賞を受賞した。

■ヒジョ〜にサミシィー頃でした
1967年 財津一郎「ぴょんぴょん丸の歌」の一節

■失神
1968年の流行語。グループサウンズのライブで失神者が続出したことから。

■とめてくれるな おっかさん!
1968年東京大学駒場祭のポスター「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへいく」のキャッチコピー

■あなたゴノミの〜ォ 
1969年発売 奥村チヨの「恋の奴隷」の一節

■古いヤツだとお思いでしょうが
1970年発売 鶴田浩二「傷だらけの人生」の一節

■デスカバー
1970年から国鉄(当時)が始めたキャンペーン「ディスカバージャパン」個人旅行客を増やすことを目的とされた。

■恥ずかしながら
横井庄一による1972年の流行語「恥ずかしながら帰ってまいりました」

■はっぱふみふみ
1969年 大橋巨泉出演のパイロット万年筆のCMの一節

 タメゴロ〜ォ
「巨泉x前武ゲバゲバ90分!」で生まれたクレイジーキャッツのハナ肇によるギャグ

■Oh!モォーレツ
1969年の丸善ガソリンのCMのコピー

■ビューティフルと言いつつも ステテコ ハラ巻 さくらァ 男はつらいよォ
「男はつらいよ」は1968年〜1969年からドラマ放送・1969年には映画シリーズがスタート

■チョットだけョ
映画のタイトルにもなった「チョットだけョ全員集合」加藤茶のギャグとして有名

■3分間じっと我慢
子連れ狼のパロディのCMで話題になった「ボンカレー」の「3分間待つのだぞ」「じっと我慢の子であった」という印象的なセリフ

■オレ ゴリラ
1972年「明治の社長代理」という設定でCMに登場した。生意気だけど憎めないキャラクターで一世を風靡。

■ハイセイコー
1970年代に活躍した競走馬。社会現象になるほどの人気馬だった。

■千載一遇このチャンス
1974年のオイルショックの「石油闇カルテル事件」で「石油危機は千載一遇のチャンス」と記載された社内書類が見つかりゼネラル石油の社長は辞任。この年の流行語になった言葉。

■日本人て不思議だナァ〜
1974年 サン・アドが制作したサントリーウイスキーのCM一節
「あわれな話だなぁ 日本人て不思議だな・・・」




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