Vol.1 クリエイティブの領域を広げる時間軸
こちらのマガジンは、宣伝会議が運営するウェブメディア「アドタイ」で連載中の「クリエイティブ・ディレクターのプロデュース術」をご紹介します。
今回はVol.1「クリエイティブの領域を広げる時間軸」について。
「Vol.0 このコラムについて」は、前回投稿をご覧ください。
日本には企業参謀としてのクリエイティブ・ディレクターが少ない。僕はそう思います。
企業参謀とのしてクリエイティブ・ディレクターは、コミュニケーション領域等の点のクリエイティブ・ディレクションではなく、事業、ブランド、プロダクト開発、販売チャネル、オペレーション、コミュニケーション、アフターサービス等、企業生態系の全領域を横断的に監修します。これらは、企業やブランドの戦略に基づき感性的な判断で行われます。
勿論企業活動の判断は経営者に委ねられますが、経営者は数字と戦略に寄り、感性的思考からは距離がある傾向にあります。故にクリエイティブ・ディレクターは経営者に寄り添い事業に感性を実装し、WOWのある企業・ブランドへと導かなくてはなりません。
では、どうすればクリエイティブ・ディレクターは領域を点(自分の専門領域)から事業全体へと広げていけるのでしょうか。
<問い>
クリエイティブ・ディレクターが領域を点から事業全体へと広げて行く為に何をすべきか。
<気付き>
生活者がブランドと接する全ての時間を紐解き、自分が専門とする領域の両隣の領域との接続点をデザインすること。それを段階的に広げていく。
上記問いと答えについて具体例を交えて「アドタイ」コラムで詳細をご説明しています。
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室井淳司