宅配便にやさしく
今日はお休みをもらった。
午前中からのんびりノートをかけるなんて、
なんて幸せな。。。
実はやらなくてはいけないことはたくさんあるのだが。
で、先ほど、ピンポンと音が鳴って。。
「お荷物です」と。
ゆうパックのおじさんだ。
初老なので、おじいさんという感じかもしれない。
とにかく、彼はいつもていねいで、こちらが申し訳なくなってしまうほど。
しかし、この時間にゆうパックが来る覚えがない。
出てみると、ヨドバシカメラだった。
ゆうパックのおじさん「このお荷物、実は昨日到着予定だったんですけれども、今日になってしまったものですから、朝1番でお伺いしました」
あつこ「そうなんですか。全然大丈夫ですよ。」
おじさん「遅くなりまして、申し訳ありません」
あつこ「いえいえ、いつもありがとうございます」
そうやって、にこやかに荷物を受け取った。
ーーーー
調べてみると、この荷物は、理科系夫宛で。
ヨドバシカメラのサイトでは昨日到着になっていたが、何かの事情で1日遅れたらしい。
もちろん、ヨドバシカメラはその辺に抜かりは無い。
メールがちゃんと「到着が遅れます」と来ていた。
つまり、
●遅れた理由は、ゆうパックのせいじゃない
●だけど、遅れたから、その日朝1番の配達で持ってきてくれた。(だって朝の9時半に持ってきてくれたから)
●しかもそれを口頭で説明してくれた
なんかこれ凄くないか。
自分のせいじゃないのに、ちゃんと謝って、しかも配慮して、朝早く持ってきてくれるとか。
ちなみに、うちは理科系夫がいるので、だいたい朝1番でも在宅している。
それが、ゆうパックのおじさんの頭の中にインプットされているみたいだ。
朝1番に配達されることが多い。
(これは、その地域と配達の人によって違いがあるだろうが)
ーーー
パリに住んでいる知人が、宅配便や郵便物が指定通りに届いたことがないとぼやいていた。
2日3日遅れるのは当たり前だそうで、お詫びの言葉もほとんどないとか(聞いた話なので、実際のところはわからないが)
日本では。
例えば時間指定で午前中となっているのに、お昼12時が1分でも過ぎて届いたら怒る人がいるし。
日本はこんなに正確に届くのがすごいと知人は言っていた。
ーーー
宅配便のおじさんは、きっといろんな人に接しして、苦情を言われることも多いのだろう。
そして、中には、理不尽な苦情もあるに違いない。
だから自然にお詫びの言葉が一緒に出てしまうのだろう。全然謝るような状態じゃなかったとしても。
ーーー
この話を理科系夫にしたら。
彼は最近佐川急便でこんな経験があったそうだ。
午前中に佐川から宅急便が到着した。
それは日時も時間も指定なしだったので、ごく普通に受け取った。
ところは、その日の14時から16時に到着を指定していた荷物があった。
そしてその配達も、午前中と同じおじさんだった。
そのおじさんは、夫の顔を見ると謝ったそうだ。
佐川のおじさん「やー、午前中こちらに配達した時、車の中にこの午後の荷物もあったんですよ。気がつかなくて、午前中に一緒に渡せなくてすみませんでした」
理科系夫「いやいや、ちゃんと指定通りに届けてもらったわけですから」
宅急便に関しては、いろいろな苦情を聞いたこともある。
その影では、真面目に心を込めて配達してる人々がたくさんいることを忘れたくない。
これから年末に向かって宅急便を受け取る機会が増える。
配達してくれる人に
「ご苦労様、ありがとう」
と言える心を持っていたい。
向こうもたくさんの配達物を処理しているわけだから、ちょっとだけ心を広く持って。
そうそう、時間指定の時刻にいなくて再配達なんてこともあるあるだ。
自分で時間を指定したら、ちゃんとスケジュールに入れて確実に受け取ることも忘れずに。
これから忙しい年末年始、お互い気持ちよく過ごしましょう。
それでは皆様、今日もご安全に。
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