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これで解決!「伝わる文章」を書くコツ 15選 

割引あり

どうしてうまく伝わらないのだろう。
伝わるように伝えたい。

ずっと悩んでいました。

自分の思いがきちんと相手に伝わらないのは表現の仕方が悪いからなのだと思っていました。

ところが、50代後半になってWebライティングを学んで、理由がわかったのです。

私は自分の言いたいことを「聞いて、聞いて」と一方的だったから伝わらなかったのです。

人は自分の興味関心のあることしか目を向けません。

大切なのはどうすれば相手を振り向かせることができるか考えること。

伝えたい相手は誰で何を求めているのか。
自分は相手に何を与えられるのか。

相手の心を動かしたいのなら、相手目線で考えることが大切なのです。

「伝える」のはこちらの行動。

「伝わる」のは相手側の反応。

今日は私が学んだ「伝わる文章を書くコツ15選」をお伝えします。


① おかんにわかる言葉を使う 


文章を書くときは、できるだけシンプルな言葉を選ぶのが大切です。
難しい言葉や専門用語を使うと、読者に伝わりにくくなります。

自分が詳しい分野だとついつい専門用語や業界用語、略語などを使ってしまいがちです。

でも、自分が知っているからといって誰もがみんな知っているわけではありません。

私はTwitter(当時)を始めた頃「アカウント」も「リプライ」も何のことだかさっぱりわかりませんでした。

「初心者のためのTwitter解説」と書いてあるのに知らない用語だらけで私は初心者以下なんだとショックを受けました。

「小学生でもわかるやさしい言葉で説明する」と言いますが、いまどきの小学生はもの知りです。

自分の「おかん」にわかるように書くのがいいかもしれませんね。

それとおかん世代の私たちも言葉選びを慎重に。

若い世代に伝わらない言葉が多くあります。
「えもんかけ」「瞬間湯沸かし器」「フロッピーディスク」「チョッキ」「アベック」「エアメール」 ……

言葉は生き物です。
わかりやすいシンプルな言葉を使っていきましょう。

② 一文を短くする


あなたの文章は「〇〇ので」「〇〇だけど」「〇〇でしたが」でつながって長い文章になっていませんか?

例えば
「今日は朝から雨が降っていたけれど、小雨になってきたので、思いきって出かけたら、ゲリラ豪雨になってしまったので、散々な思いをして帰宅しました」

ここまでひどくはないですが(汗)私も以前はこんな文章を書いていました。

長くてくどくて、結局何が言いたいのかわからない文章。

文章添削で、先生にダメ出しされまくり、次の2点を気をつけるようにアドバイスされました。

  • 一文を40字から60字程度にする

  • 接続詞で文をつなげすぎない

私は書いたら文字数を数えるのがクセになりました。

一文は短くする。
伝わる文章を書くためにすぐにできることです。

③  相手がわかる具体例を使う


抽象的な話は具体例を入れるとわかりやすくなります。

若い人たちが多いオンラインセミナーでは講師の方が『ワンピース』や『鬼滅の刃』に例えて説明することがよくあります。
人気がある作品なので聞いていて頭の中に映像が浮かび、イメージしやすくなるからでしょう。

でも、残念ながら私は『ワンピース』や『鬼滅の刃』を読んだことがありません。
イメージがわかず、だいたいこういうことかなとあいまいな解釈になります。(家の本棚には娘たちが買いそろえて並んでいるのですが……)

そういえばオンラインセミナーの中で「先生と言えば誰を思い浮かべますか」の問いに対して一斉にチャットに入力した時のこと。

私はすかさず「月影先生」と答えたのですが、講師の方はご存じなくて(泣)他の方が「『ガラスの仮面』の月影先生ですね」とフォローしてくださったさみしい思い出があります。

例えにだすのも世代間ギャップを考慮するのが大切だなと思いしりました。

相手がわかる具体例を使って説明する。

ちなみにあなたは「先生」というと誰を思い出しますか?


④ 前置きは短く、要点を先に


web記事の3秒ルールをご存知ですか。

読者は「パッと見」でその記事を読むかどうか決めるというものです。

確かに私もタイトルや冒頭の文章をを見ただけでその先を読むかどうか決めています。

「おはようございます。今日も暑くなりそうですね。このところ夏バテ気味で……」 なんて文章はスルー。

「思わず読みたくなる出だし7選」 なら読むでしょう。

せっかく書いても読まれなくては意味がありません。

前置きは短く、要点を早めに伝えることを意識していきましょう。


⑤ 読者の顔を思い浮かべながら書く


「誰でもいいから読んで欲しいと思って書いたら誰にも読まれません」

ライティングコンサルの先生にぴしゃりと指摘されました。

ひどいことを言うなと思いつつ「ああ、だから読んでもらえないのか」と腑に落ちました。

当時、私はブログを100日以上更新していたのに、誰にも読まれている気配がなかったからです。

一応「50代半ばの女性に共感してもらえる話」を書いているつもりでした。

でも、50代半ばの女性といっても立場や生活感は人それぞれ。
興味関心は全く違います。
そんなことを1ミリも考えなかった私。
読まれるはずがありません。

相手の顔を思い浮かべながら書く。

今、私が思い浮かべているのは過去の私

SNSが苦手だけどどうにかして自分の思いを伝わるように書きたいと思っていた自分に向けてです。

あなたはどんな人を意識しながら書いていますか。
その人に思いが伝わりますように。

⑥ 主語と述語を明確にする


「お母さん、話が飛びすぎ。ちゃんと主語を言って」
久しぶりに家に来た娘に注意されました。

思いつきで話すからついていけない。
主語がないからなんの話かわからない。
「あれ、これ」が多すぎる。

ああ、文章添削で注意されたことと同じです。

主語と述語がはっきりしていないと、読み手にとって文章がわかりにくくなります。

誰が何をしてどうなった

文章の基本中の基本です。

書いている自分は何についての話だかわかっているので、省略しても意味がわかりますが、読んでいる人には伝わりません。

そもそも読者はそんなに一言一句を理解しながら読むことはまれです。
ほとんどが流し読み。

わかってくれるはずと思って書くのは読者に不親切です。

調子に乗っているときこそ読者を置いてきぼりにしていないか要注意。

主語と述語をハッキリわかるように書きましょう。

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