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驚きの創業79年!!ペリカンのパンをいただきました。

こんにちは。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

先日、まめこさんの記事を読んで無性にペリカンのパンを食べてみたくなりました。

同じように思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

何でも影響されやすいわたし。

パンが好きで、今まで色んなパン屋さんを訪れて来ましたが、実はペリカンは初トライです。

何故か。

お店に行っても買えるかどうか分からないからです。

売り切れていたら、買えない。

その言葉を聞くと、ものすごくハードルが高く感じてそれなら、「ま、いっか。」

と思っていました。

電話で取り置きができると知ってからも、電話が苦手なので電話するくらいなら、「ま、いっか」。

でも、欲には勝てない。
食べてみたい。

お店に行って買えないのは嫌なので、電話する事にしました。

電話口に出たのは、女性です。

「すみません。パンの注文をお願いします。」

と言うと

「はい。どうぞ。」

特に愛想は、良くも悪くもない感じです。

食パン一斤と中ロール5個入りをお願いしました。

お店に着く時間と名前と連絡先を伝えて、電話を切ります。

電話を切ると、毎回

「何であんなに電話嫌だったんだろう?」

と思います。

過去の嫌な思い出がトラウマとして残っているのでしょうか?

まあ、取り置きが出来たので安心です。

早速電車でお店に向かいます。

神田から、地下鉄銀座線に乗り換え田原町まで10分。

3番出口を出て、大きな通りを少し歩くと赤い軒先テントが見えてきます。

並んでいるかと思いましたが、先客は1人だけ。

扉の向こうにスタッフさんが6.7人居て、注文を聞く人、お会計をする人、紙袋を用意する人、電話を待つ人、その他の人で構成されているようでした。

やっと買えました。
ペリカンのパン。

紙袋がシンプルで可愛い。

パン、可愛い。

ロールパンはとても綺麗に焼けています。

焼きムラがどこにもない。

ロールパンって、スーパーでもパン屋さんでもすごく安くコスパのいいパンですが、実は作るとすごく難しいパンなのです。

綺麗に焼けてるのは、当たり前ではありません。

発酵の見極めが出来てないと、巻きがキツくて変形したり、逆にユルくて変形したりと一筋縄ではいきません。

うーむ、すごい。

わたしは、パンは見た目と味が比例する食べ物だと思っています。

美味しそうに作る事って、大事です。

さて、前置きが長くなりました。

早速お家に帰って、いただきます。

袋がレトロで可愛い。

ロールパンの袋は結んであります。

驚きの創業79年です!

食パンとロールパンにドックパン、パンズパンだけで79年。

その潔さに頭が下がります。

夜ご飯に卵サラダとシャウエッセンを挟んでいただきました。

パンがシンプルなら、具材も昭和でシンプルに。

スーパーで売ってるロールパンと比べると、ひとまわりくらい大きい。

食べ応え満点です。

柔らか過ぎず、もちもちし過ぎず。

今流行りの食感とは逆をいきますが、牛乳も卵もバターも主張しません。

粉の味がしっかり分かります。

合わせる食材と喧嘩しないような配合にしているのかも知れません。

食パンはしっとりです。

きめ細やかな内層は、耳まで柔らかい。

耳だけ、硬い食パンもありますが、こちらの方が口の中でバラバラにならず、食べやすい。

しらすチーズトーストにしていただきました。

焼くとサクッと歯切れが良くなり、香ばしくて美味しい。

今流行りの高級食パンも美味しいけれど、副材料を徹底的に絞ったシンプルなパンも美味しい。

毎日食べるパンには、相応しい味です。

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