舞浜アンフィシアターで楽しむ劇団四季『美女と野獣』観劇レポート
3ヶ月ばかり前になりますが、舞浜アンフィシアターで劇団四季『美女と野獣』を観てきましたのでレポートにしました。
予約まで
四季の会に入会しました。S席のみが1000円オフになる割引があるのですが、元が取れるかどうかは微妙です。3日前ぐらいにリマインドメールが届き、QRコードのチケットが発行されます。出演者情報も前日ぐらいにメールで届くので便利です。→観劇後にメールで届く仕様でした。
当日の天気
当日は激しい雨と強風がありました。京葉線が数十分遅延していたため、タクシーも利用困難でバスもない状況でした。その影響で、開演時間になっても劇場は七割ほどしか埋まっておらず、20分ほど開演が遅れました。
会場
舞浜駅から会場まで10分以上歩きます。イクスピアリの中を通るので迷うことはありませんが、余裕を持って会場に向かうことをおすすめします。私は開演時間を30分早く勘違いしていたため、お土産屋さんを見る余裕ができました。
会場内外にお手洗いがありますが、外の方が空いているとのことで強風に揉まれながら並びました。少しストレスを感じましたが、待ち時間は少なくて済みました。
(そしてショーの音漏れが聞こえてちょっと夢の国に行きたくなる…)
座席
私は1階22列60番台の席に座りました。円形の劇場なので、前の席の人の頭が被ることなく非常に観やすかったです。これは当日の運によりますが、私が観劇したときは、会場の雰囲気は温かく、笑いのシーンでは盛り上がっていたので入り込みやすかったです。
内容について
ストーリーのあらすじはディズニー映画と同じですが、メッセージ性は少し異なるように感じました。お父さんが話のキーパーソンとなっており、時折存在感を出していました。映画では多分なかったであろう「お父さんがなぜお母さんと結婚したのか」をベルに話すシーンでは、「お互いを良き方向に変える存在だから(ベルは野獣を)結婚相手にする」というロジックに繋がっていました。
個人的に「美女と野獣」のストーリーは議論のやりがいがありそうだと思っているので、また記事にしたらここにリンク貼りたいと思います。
演出について
ダンス:四季の中でもバレエ要素強め?
ダンスにはバレエの要素が強く取り入れられていました。足上げや回転などのバリエーションが豊かで、歩くシーンでもただ伸ばすだけでなく、組み合わせでバリエーションを持たせていました。特に意外だったのがガストンで、ダンスがバレエ的でジャンプの後に花びらが舞っていると錯覚するぐらい綺麗なダンスでした。(王子様みたい!)
「ひとりぼっちの晩餐会」のシーン:いい意味で裏切られた
このシーンが一番派手で、力を入れているんだろうなと感じました。(お客さんも多分一番楽しみにしている。)ディズニーランドの「ミッキーのマジカルワールド」もこの観劇の1ヶ月前に観たのですが、振り付けも演出もは全く違っていました!でだしが結構地味で期待外れか…?と思いきや、ディズニーランドのものより大道具が凝っていて、演出も派手になっていました。(詳しくは観てのお楽しみ!)
キャストさん:歌唱力が全体的に高い!
ベルの声はイメージにぴったりで、歌のビブラートが心地よく響き渡っていました。ルフゥの演技も可愛らしく、ガストンの子分としての存在感があり、彼が出てくるのを楽しみにしている自分がいました。
野獣のキャストさんもすごく歌がうまくて、終盤涙が止まらなかったです。
動物:四季の良さが出てる◎
劇団四季の動物の動きには毎回驚かされるのですが、特に狼が出てきた時は本物出てきたんじゃないかと騙されました。野獣が元に戻るシーンはディズニーのアトラクションの演出と非常に似ていて、お客さんが求めているものをわかっていらっしゃるなと思いました。
まとめ
観劇の際は天候や交通状況にご注意ください!お買い物できる施設がたくさんあるので、余裕を持って会場に向かうことをお勧めします。。。
観にいく前は、「美女と野獣はストーリーも知ってるし、ディズニーのアトラクションで十分」だと思っていました。多分そういう思いを持っているお客さんを意識してか、四季の良さを全面に出した舞台になっていたので、同じことを思っている人にはぜひ一度足を運んでみてほしいなと思います。