ダイナミックで創造性あふれる「次世代の学び」(DNL)で実現すること。
前回、これまでの教育(学び)のあり方を一変させる、新しい「生きた教育(学び)」のコンセプト・イメージを紹介しました。
そこで、DNLと名付けた「新しい学びの仕組み(パラダイム)」は、個人として、自分や子どもの学び(仕事)に生かすことも、学校をはじめとする教育の場で実践することもできるということ、
そして、たとえどんな教育方針の環境であっても、子ども/生徒たちの「学びの質」が飛躍的に高まり、まったく新しい扉が開かれるようになるといったことを、書きました。
いよいよ、ここから具体的な話に入っていきますが、
この「動的なネットワーク型の学び」(DNL) では、人が本来、“頭”のなかでごく自然にやっている、「様々なことが自由自在に結びつきあい、自分だけの〈オリジナルの世界〉が広がっていく」という創造的な営みを、はっきりと目に見える形で展開することができます⤴︎☀️
詳しくは、いろいろな形で伝えていけたらと思いますが、
あらゆる体験や学び、アイデアや発見などを、一元的に統合できる。
自分だけのオリジナルな “世界”が、「目に見える形」で広がっていくことで、日々の学び(成長)を実感でき、学ぶことの楽しさや好奇心が活性化する。
個々の体験や学びを“独立”したものとして扱うことで、それらを互いに自由自在に結びつけることが可能になり、気づきや深い洞察、新たな意味の創出や、連想や閃きなど、人間が本来備えもっている「創造性」が自ずから起こる。
すべての学びが、自分なりの興味・関心/問題意識に沿ったかたちで咀嚼されることで、自分にとって意味をなす生きたストーリーとして展開していく。
新たな理解や気づきによって、過去に見ていた風景が“新たな景色”へと変わっていき、自分の生きる世界が、たえずその姿を変幻自在に変えながら成長していく「柔らかい生きた宇宙」であることを体感できる。
日常の学び/生活のなかから浮かびあがってきたことを、目的に応じて、そのまま意味ある形にまとめあげ、表現(アウトプット)するところまで、シームレスに一貫して行うことができる。
こんな感じのことが実現すると、大まかにイメージしていただけたらです(^^)
いうなれば、日々体験するすべてのことが、「ただ1つの学び」として統合され、そんな日常のプロセスを通して、(本当の意味での)“自分”というものに出会っていける。
そんな“魔法”のようなことが、ごく当たり前に実現できるのが、この新しい「動的なネットワーク型の学び」なのです☀️
しかも、そこには特別なスキルや能力も、何か努力して身につけなければならない特殊な学習法(メソッド)のようなものも、一切必要ありません。
むしろ、これまでは“頭がいい”(あるいは天才肌)とされてきたような人が無意識レベルで、または試行錯誤の末にやっていたような学び方を、すべての人が本当に誰でも、日常のこととして(でもシステマティックに!)実践できるようになります🌈
◇ ◇ ◇
そういう意味で、この「生きた学びの仕組み」は、これまで僕たちが “当たり前”だと思ってきた「分野や教科ごとに区切った、直線的なカリキュラムに従って、一から学んでいく画一的な教育」に代わって、僕たちにまったく“新しい景色”を見せてくれる、まさに「教育/学びのパラダイムシフト」をもたらすことになると思います。
よくある “ただの美しいことば”(理念や教育目標)で終わらない、本当の意味で、子どもたち一人ひとりの「主体的で創造性(クリエイティビティ)あふれる学び」を実現することが可能なシステム。
これから、そんな「動的なネットワーク型の学び」(DNL)を、直感的に興味をもってくださった方をはじめ、学校や地域教育のありかた、そしてもっと広く「公教育」全体をその根底から支える「学びのスタンダード」として、一緒に拡げていきたいと思っています!🌈
それは僕にとってビジネスではなく、子どもたちや僕たちの社会が、本当の意味で「一人ひとりの資質や才能が自由に発揮され、お互いが調和して、笑顔で日々を送ることができる」、そんな道を歩めるようにすることが、僕の魂からの本当の夢だからです(^^)
P.S.
この次世代の「ダイナミックで創造性あふれる学び」を始めたい!という方が、基本的な感覚やフローを掴めるようにするための「実践的なオンライン講座」や、様々なことを「共有する場」を用意したいと思うので、それについては来年/2023年に具体的にスタートさせる予定です(^^)
ツールとしても、無償のアプリケーション(Obsidian)を使用するので、興味のある方は、ぜひチェックしてみて下さい☀️
清水あつし
★ 未来の学校デザインCO.(カンパニー)の活動