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映画と落語が好きです

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  • コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]

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    「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

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2024年映画館サービスデーまとめ

月曜日イオンシネマ 1,100円 Morc阿佐ヶ谷 1,000円 シアター・イメージフォーラム 1,200円 火曜日ユーロスペース 1,300円 新宿バルト9 1,400円 ※KINEZO会員限定 テアトル新宿 1,200円 ル・シネマ 1,200円 下高井戸シネマ 1,100円 水曜日ユナイテッド・シネマ 1,300円 TOHOシネマズ 1,300円 シネマサンシャイン 1,300円 シネマ・ロサ 1,200円 新宿武蔵野館

    • 一度会えたら永遠

      ・最近は一度会って時間を過ごした人はたとえどちらかが死んだりして会えなくなっても、なんかそんなことはどうでもいいというか、一度会って時間を過ごしたことがすべてなんだと思うようになった。例えばさ、明日死ぬ人に優しい言葉をかけたとする。それって無意味なんだろうか。とか考えること自体無意味でしょ。 金曜日までに死に関しての脚本を書かないといけなくて、久々に死について考えている。3年前、身近な人が亡くなった時、もうどうしようもなくて、どうしていいか分からなくて、とにかく説明しようと死

      • お薬手帳にレコーディング、自分の文章

        ・最近、風邪引いたり腰が痛かったりしたらすぐに病院に行くようにしているのだが、外来の先生にもいろんな人がいるなあと思う。診察を効率的にスパッと終わらせたい人、たくさん喋ってくれる人。なんかほんとうにいるか分からないけど、念のためでたくさん薬を処方してくれる人が好きだ。 ・もうずっと薬局でお薬手帳を持っていますか?という質問に対して「忘れました」とほんとうは持っていないにも関わらず嘘をついているのだが、(いや、正確には一度どこかでもらったけどなんかしばらく病院に行かない日々が続

        • バス

          ・家とか個人がやっている飲食店やクリーニング屋が立ち並ぶ中野を抜けて西新宿に入る時、すごく不思議な感じがする。 それまではずっと地に足のついた現実的な景色であったのが、急に摩天楼の立ち並ぶオフィス街へと姿を変える。景色の作画が完全に変わってちょっと面白い。 ・ときどきバスって海を流れる小瓶みたいだなと思う時がある。ゆらゆらと流れに揺られ、たまたま岸に近づいてきた時にタイミングよぬキャッチする。よく遅れるし、たとえば気分が悪くなって途中で降りたらぜんぜん知らない場所に放り出され

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          好きなもの、自分の成分

          ・好きなもの:でっかいコップ、雨上がり、いろんなデバイスからアクセスできるメモアプリ、晴れた日の夕方、帰り道、映画館の匂い、人が少ないだだっ広い場所、なんかアメリカの映画で良くある失礼なこと言ってきた男の車をバールとか銃で破壊するやつ、帰り道、誰もいない道を歩きながら食べるホットスナック、お弁当 ・なんだかずっともう忙しくて、つねに何かに追われていて何も起こらない静かな映画を観たり、こんなふうにつらつらと文章を書くのがもうずっと出来ていない。こうなると自分の心の土壌の成分すら

          好きなもの、自分の成分

          天使と同居、HAPPYEND

          ・昨日の夜、諸事情で女児向けのピンクや薄紫のキラキラのビーズを使った小物を作っていた。今朝起きて床の掃除をしていたら床から髪の毛やホコリと一緒にキラキラのハートや星が出てきて、天使と同居しているのかと錯覚しそうになった。 ・とにかく眠る土曜日。身体が休息を求めているのだと切に思う。先週は毎日毎日ノンストップで動いていた。やるべきことがあるというのは楽しい。 ・大きな駅前の雑踏とか首都高とか、人混みに紛れてゆっくり進む大通りとか、いわゆる都市の音が大好きだ。ゴォというような、地

          天使と同居、HAPPYEND

          ステンレスとハーゲンダッツ

          ・ステンレスの平面、まあシンクみたいな場所に少量の砂が落ちていたら何か物を置いた時にざらっとして不快である。 なんかそういう出来事が最近立て続けにあって、これがずっと続くときっと良くないことは分かっている。 こういう時こそ、いつもピッチャーで作っているお茶の茶葉を少し割高なルイボスティーにするとか帰りにハーゲンダッツを買うとか、空気階段の踊り場の好きな会を聞くとかそんなことでバランスを取るべきなのである。 日常には水分というか湿り気が必要だ。 そんなこんなでハーゲンダッツの

          ステンレスとハーゲンダッツ

          ナミビアの砂漠

          ナミビアの砂漠、やっと観た。 前情報で散々、前代未聞のヒロインとか破天荒な河合優実だとか聞いていたのでだいぶ構えていたが、カナは私の中にいたし、カナの中にも私がいた。 なんか確実に自分がいま生活している世界の延長線上に絶対にある世界観で、なんというかありきたりだけどリアルだった。 私も20代前半くらいの時、心の中の海はいつでも嵐だった。でも彼氏もいなかったし、家族との物理的距離も遠かったので、他人に当たることはなく、孤独に荒れ狂っていた。 例外なく身体もメンタルも壊した。 女

          ナミビアの砂漠

          感情のめばえ

          いま小学生の話を書いていて、自分が小学生だった時のことを色々と思い出している。 そういえば、小学生というのはいろんな感情を初めて抱くタイミングである。好きとか嫌いとか憎いとかそういう、人間関係に根差した。 恋愛とかも早熟な子はしているよなとか思って、果たしてあの頃自分は恋愛感情というものを認識していただろうかと思い返していたが、バチバチに認識していた。もう、たぶん幼稚園くらいから”恋愛”という意味で好きな男の子がいたことをはっきりと覚えている。 母親の影響で韓流ドラマを観てい

          感情のめばえ

          花への話しかけ方がわからない

          ・最近立て続けに花をもらった。部屋に花が居る。もらった時は蕾だったゆり。あんなに固かった蕾が少しずつ割れて、今にも咲こうとしている。ああ生きている、と思う。生きていてかわいい。頑張って咲け、と思う。思うだけでなく口に出して言う。言ってから、花への話しかけ方ってこれでいいんだろうか、とか思う。 今まであまり長く花と共に暮らしたことがないのでわからない。 ・今日からまた新たな環境で仕事をスタートした。昔、いろんな国を旅していた時、私は初めて眠る場所を工夫して「自分の空間」にするの

          花への話しかけ方がわからない

          空中楼閣・活弁シネマ

          ・間違えて集合時間の1時間前に着いてしまい、高層ビルの36階のエレベーターの踊り場の空間で安部公房の空中楼閣を読んでいた。 祝日なので全く人は通らず、ひとり空中楼閣から下界のビル群を見下ろし、置かれている状況と本の中身がひどくマッチしていることに感動しながら本を読んでいた。 ・坂本頼光さんの活弁シネマを聴きに行った。 「弥次喜多・尊王の巻」と「国士無双」の二本立て。最近サイレント映画をよく観ているが、解説がつくことでこうも映画がいきいきする。 映画を観てるときって大体頭の中で

          空中楼閣・活弁シネマ

          感情生成屋

          短編で感情生成屋みたいな話、面白いんじゃないかと思っている。 人間は0から感情を抱くことはなくて、すべての感情は誰かの受け売りである。 人が何かに対して怒っているのを見て、ああこういう時は怒るものなんだとか喜んでいるのを見て、こういう時は喜ぶものなんだ、と学ぶ。 生まれた時からそれをやっているので、もはや全ての感情は内面化された世論?であることを1人残らず忘れている、みたいな世界観。 感情にまつわるコンテンツを作っている会社の話でワンシチュエーション20分くらいでできないか。

          感情生成屋

          自主映画、猫の餌入れ

          ・私はどうも自分が当事者でない人の物語を書こうとする時に罪悪感を感じてしまう。まるでその立場にいる人を消費しているような気がしてダメだ。 ・シナリオコンクールの二次に落ちた。いちいち落ち込んでる場合ではない。 ・Twitterで流れてきた猫がご飯食べてる動画の餌入れが、私が普段使ってる皿と一緒だった。 ・ここ最近、縁あっていろいろな若者が作った自主映画を観ている。すごく刺激をうけたし、そろそろ私も何か作らなくてはとほんとうに思った。一年前に映画を撮ってから、なんとか今日までず

          自主映画、猫の餌入れ

          めくらやなぎ、投影

          ・めくらやなぎと眠る女をユーロスペースで観た。ユーロスペースの小さい方のシアター、一番後ろの席だとスクリーンからの距離感と位置ちょうどいい。 あの絵柄、好きだった。このストーリーだったらこの絵柄しかないだろ、って感じだった。 冒頭の、小村が猫を探しに森に入ると謎の女が猫を膝に乗せていたかと思うと、上空から撮ったうねる列車のカットに移り変わるあそこで息を呑んだ。最後あたりのキョウコのマンションを上空から見下ろしたシーンも鮮烈だった。 実際の映像をもとにアニメーションを作ったそう

          めくらやなぎ、投影

          乾いた思い出

          「それが分かったらさかもっさんに連絡しますね」と言って電話を切り、懐かしいことを思い出した。 昔、すごく身近に坂元さんという人がいて、私はその人のことを「さかもっさん」と呼んでいた。たぶん私の滑舌の問題で「さかもとさん」と発音できなかったので、やむを得ずに呼んでいた。「さかもっさん」と呼んでいるのは私だけだった。私はほとんど毎日、さかもっさんと一緒にいて話をした。ご飯を食べながら、夜の道を歩きながら。結局、さかもっさんとはある時を境に会うことはなくなった。 さかもっさんといた

          乾いた思い出

          感じと言葉、オールナイト上映

          ・誰も知らない映画を観たい。 ・思い返してみると、いつも感情、感情まではいかない、”感じ”が先にあって、そのあとそれにフィットする言葉を探す、ということばかりしてきた。いまだに言葉が見つかっていないそれらもたくさんあって、疲れていると言葉を探すことをやめてしまう。そういえば永遠と一日に「言葉を買う」シーンがあったな。そろそろ自分のいる環境も変わる。言葉を買うためのエネルギーを蓄えておかなくちゃと思う。 ・新宿テアトルの奥山大史オールナイトに行ってきた。オールナイト上映の、映画

          感じと言葉、オールナイト上映