天使と同居、HAPPYEND
・昨日の夜、諸事情で女児向けのピンクや薄紫のキラキラのビーズを使った小物を作っていた。今朝起きて床の掃除をしていたら床から髪の毛やホコリと一緒にキラキラのハートや星が出てきて、天使と同居しているのかと錯覚しそうになった。
・とにかく眠る土曜日。身体が休息を求めているのだと切に思う。先週は毎日毎日ノンストップで動いていた。やるべきことがあるというのは楽しい。
・大きな駅前の雑踏とか首都高とか、人混みに紛れてゆっくり進む大通りとか、いわゆる都市の音が大好きだ。ゴォというような、地鳴り?みたいな音と人々の話し声、改札のキャラキャラとした尖った音たち。なんなら好きすぎて自分の部屋でもそんな環境音を時折流している。
映画HAPPYENDはそんな音が劇中流れていて心地よかった。あれは近未来の東京なんだろうけど、知らないアジアの街にも、私の地元の山しかないような超田舎の高校にも、異世界にも見えた。
きっと人物ひとりひとりが何かしらの社会課題の化身なんだろうなと思う。
みんな怒っている。それはとても熱く。
その一方ですべてを諦めている、その気持ちが痛いほどわかる。
私が18歳の頃は18歳らしくアウトローであることがかっこいいと思っていて、小さな反抗をそれはたくさんやっていたけど、やっぱりビビっていて、そのビビっている自分にむしゃくしゃしていた。
学校のみんなに嫌われていた先生に携帯電話を没収されて泣いたことを思い出した。結局私はルールがそもそもおかしいんじゃないかと噛みついたりすることはできない弱い奴だった。
それにしてもオープニング、痺れた。
逃げて行く若者をとらえた映像がやっぱり好きだ。