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コーポレートファイナンス/バリュエーション

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【好評により若干値上げ】 財務モデリング、M&A、バリュエーション等について実務に触れたい人向けのCompleteガイド
財務分析/財務モデル(財務3表,LBO,DCF)について教科書的なものではなく実務に即した内容をマ…
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繰越欠損金(NOL)の取り扱い

繰越欠損金(NOL)の取り扱い

今回は繰越欠損金(Net Operating Loss: NOL)のバリューションにおける取り扱いについて簡単に解説していきたいと思う。

NOL(繰越欠損金)とは繰越欠損金は実務ではNOL(Net Operating Losses)という記載をされることが多い。NOLの取り扱いは各国における税制において取り扱いは異なるものの、日本では税務申告書の別表7で記載がある

繰越欠損金(NOL)の定義を

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M&A|非公開化に関するコラム

M&A|非公開化に関するコラム

今回は上場会社の非公開化に関するコラムである。

昨今は東証によるガイドラインの見直しのほか、ファンドや事業会社による非常に非公開化案件が多く、特に2024年になってその勢いが加速している。

非公開化の背景としては、日本では人口の割に上場会社が多すぎるという問題のみならず、資本市場から忘れ去られてしまっているような会社(出来高が少ない、低バリュエーション、成長ストーリーが見えない)も相当程度ある

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M&A|財務DDのポイント/実務

M&A|財務DDのポイント/実務

前回は財務DDの概略を以下の記事で説明したが、今回は実際に財務DDのワークをする際にレポート作成時にどのような点が重要かイメージを持って頂くためにやや細かい実務面を中心に記載する。

財務DDレポートの作成は各ファームにより若干体裁は異なるものの、BIg4と呼ばれる大手会計系ファームであれば相当なナレッジとディールの経験があるので含めるべきコンテンツや分析の勘所は概ね決まっている。

以下はこれか

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M&A|英文LOIの書き方

M&A|英文LOIの書き方

以前は日本語でのLOI(意向表明書)の書き方を記載したが、今回は英文でどのようにドラフトしていくのかを記載していきたい。オークションプロセスであればプロセスレターに従った形でLOIを作成するが文章全体をどのように作成すればいいか迷う人もいると思う。

今回は英文のサンプルも付けているので理解のサポートになれば幸いである。

序文序文をどのように書けばいいかは悩むところである。投資銀行等のアドバイザ

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M&A|条件付き対価と財務モデル

M&A|条件付き対価と財務モデル

今回は財務モデリングのテクニカルな部分に関して解説していく。この記事でテーマにするのは買収案件でアーンアウトを行った場合の財務モデルへの反映方法である。会計処理を説明している記事等は多いがM&A実務で実際にモデルにどう落とし込むか解説したものは殆ど無いと思うので参考になれば幸いである。

条件付き対価とは条件付き対価とはM&Aの実務において一定の財務業績を達成した際に支払うアーンアウト等を指す支払

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フリーキャッシュフロー(FCF)について

フリーキャッシュフロー(FCF)について

今回はフリーキャッシュフロー(FCF)について。

事業会社では利益概念が先行したり議論になることが多いが、実際はM&A、企業経営や投資判断においては「キャッシュフロー」が最も重要な指標であるといっても過言ではない。

しかしながら、日本語のサイトや書籍を見ているとアンレバードフリーキャッシュフローを単にフリーキャッシュフローとして説明している場合が多かったり、キャッシュフローがそもそも株主に帰属

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LBOモデル作成ステップ|Step5

LBOモデル作成ステップ|Step5

【本講義で使用したモデル:末尾に付属】
今回は今までのLBOモデル作成ステップ講義の最終章になる。駆け足ではあったが、最後にKey statsの作成とリターンの分析である。

これまでの演習でPLのプロジェクションの作成と、Pro-forma BSの作成、BS項目およびdebt scheduleの作成を行い財務3表を回すことまでは出来ている。
後は、LBOモデルを回した結果として利益率、純資産、経

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LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step3

LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step3

概要前回のPL projectionの記事に続いて、BSの作成に関する内容でLBOローン以外のBS項目のスケジュールである。基本的には普通の財務3表モデル作成の時と大きく変わらないので復習に近い内容になる。次回以降の記事でLBOローン等のDebt周りのスケジュールを記載していく。

運転資本項目運転資本項目をどの勘定科目にするかは、対象会社の事業内容や特性、財務DDレポートでNet Working

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LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step2

LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step2

今回は前回に引き続きLBOモデルの作成ステップのうち、Step2になる。今は、予測PLの作成である。まずは全体像を見てみよう。

上記のスナップショットでは一部行を隠しており、以下の3セグメント:Parts Selling, Maintenance, Otherになる。対象会社は自動車部品を販売する会社と仮定しており、Part sellingは単純に部品販売から生じる収益で、Maintenance

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LBOモデル作成ステップ|Step1

LBOモデル作成ステップ|Step1

今回はLBOモデリングテストや実務で使うレベルも視野に入れて下記の作成ステップを中心に記載していく。今回は下記のうちStep1のケースの前提について解説していく。

Step0:モデルの前提条件今回のケースの前提条件は、「製造業を営む非上場会社かつ、過去5年間の財務数値が入手可能な企業」に対するLBOによる買収であり、現金対価の株式譲渡とする。

モデル全体を通じた一般的な前提条件は下記の通りとす

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M&A|株式譲渡契約書(SPA)での価格調整

M&A|株式譲渡契約書(SPA)での価格調整


はしがき今回はSPA交渉における価格調整に関して記載していきたい。
価格調整にどのような方式があるのか(Locked boxかCompletion accounts方式なのか)、調整される会計上の項目は何か(運転資本、ネットデット等)については様々な媒体で記載されているのでここでは割愛したい。

M&Aの実務で売手、買手に立った際に実務ではどのような流れで進むのか実務寄りの目線での内容になる(一

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財務モデル|資産除去債務 (ARO)

財務モデル|資産除去債務 (ARO)

今回は資産除去債務についてである。主に製造業でよくみられる勘定科目であるが、アスベスト等、設備撤去時に除去義務のあるようなものは固定資産の取得原価にあらかじめ含めて処理しなさいよ、という趣旨の会計処理である。

有価証券報告書でも資産除去債務を計上している企業は多いので、取り扱いを知っておくに越したことはないであろう。

概要資産除去債務は製造業などでよく見られるが、有形固定資産を除去する際に一定

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持分法の処理と財務モデル

持分法の処理と財務モデル

持分法の概要持分法は連結会計のうち一行連結と呼ばれるものである。端的に言うと、支配権を獲得していない会社(議決権の20% ~ 50%以下)を連結BSおよびPL上どのように表現するか規定した会計処理である。

*通常のマジョリティないし100%買収 (outright acquisition)は、支配権を獲得する行為なので会計上、連結財務諸表を作成する際には全部連結という方法になる。そのためPLとB

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リース会計と財務モデル

リース会計と財務モデル

今回はリースに関してである。会計基準の内容は監査法人等のサイトで詳しく説明しているサイトが多いのでここでは割愛する。

本記事のメインは主に財務モデルにおける処理である。リース会計はテクニカルな論点もあり、最近は会計基準の変更(使用権モデル)の導入がIFRSであるなど、実際にモデル上どのように処理すればいいか簡単に記載していたきたい。

リース債務のモデル上での処理リース会計の改正 (IFRS)で

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