見出し画像

2023年に読んだ本(6)

2023年に読んだ本のシリーズ,第6回目です。

今回は,『人類と菌の歴史』です。この冬は新型コロナウイルス感染症に代わって?インフルエンザが学校などでは猛威を振るっています。新型コロナウイルス感染症のパンデミック下では,インフルエンザは下火になっていたのですよね。

たぶん,コロナ対策レベルの手洗いとうがいとマスクで対策すると,インフルエンザの対策として十分だったのではないか……と思わされます。


目次

さてこの本,新書なのですが分厚くてとても多くの章で構成されています。まさに「小ネタ集」と言ってもいいような構成内容です。どちらかというと専門的な話と言うよりは,それぞれのポイントで興味深いエピソードが紹介される書籍という印象です。

プロローグ
第1章 人類の直面する事態
第2章 5000万人の死
第3章 時間と空間
第4章 遠くの友人
第5章 種子貯蔵庫のそばで
第6章 カラチへの鍵
第7章 戦争と平和
第8章 バクテリオファージ—歴史のひとコマより
第9章 サルファ剤と戦争
第10章 カビのジュース
第11章 涙から生まれた薬
第12章 新たな疫病の世界的流行
第13章 青いマスタングに乗った男
第14章 蜜月
第15章 接合する細菌
第16章 SはソビエトのS
第17章 海軍でのできごと
第18章 動物から人間へ
第19章 ノルウェー産の鮭
第20章 パースよりシドニーに近い場所
第21章 社会的階級に限定されない私たち全員の問題
第22章 癒えない戦争の傷
第23章 死者を数える
第24章 下水のなかの手がかり
第25章 XはEXTENSIVE(広範囲)のX
第26章 集団投与をすべきか,そうせざるべきか?
第27章 ビザはいらない
第28章 パイプラインの枯渇
第29章 古くからある事業を新たな方法で
第30章 300年の歳月を経たアイディア
第31章 お砂糖ひとさじで
第32章 細胞内での衝突
第33章 安全保障か,人命の尊重か
第34章 世界の健康を包括的視点で
第35章 総力を挙げて
エピローグ

ここから先は

1,072字
【最初の月は無料です】心理学を中心とする有料noteを全て読むことができます。過去の有料記事も順次読めるようにしていく予定です。

日々是好日・心理学ノート

¥450 / 月 初月無料

【最初の月は無料です】毎日更新予定の有料記事を全て読むことができます。このマガジン購入者を対象に順次,過去の有料記事を読むことができるよう…

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?