ワークフロー経営でSpeed、そしてSmileを
こんにちは、株式会社エイトレッド広報・noteチームです。
この度、当社は「ワークフロー経営でSpeed、そしてSmileを」というMTPを定めました。
MTPとはMassive Transformative Purpose (マッシブ トランスフォアメイティブ パーパス)の頭文字をとったもので、野心的な変革目標や、組織が目指すべき旗印の意味が込められています。
設定することで、企業行動や社員の自律性が高まり、自走できる組織へ変革がすることができると言われているこのMTPを、今回当社が定めた理由とそこに込められた想いを岡本社長に聞きました。
1.MTPを定めた理由とMTPの必要性とは?
ーMTPの必要性について教えてください。
はい。まずはMTPのP(パーパス)について説明させてください。
パーパスとは自社の存在意義を意味しており、最近ではSONYやTOYOTAなどでパーパス経営を掲げ、自社の存在意義を語り始めている企業が増えています。
そして、変化のスピードがとても速く、毎日のように新しい製品やサービスが誕生する時代において、お客様を行動変容させるためにとても重要なキーワードだと理解しています。
このような時代に、ただ製品やサービスを一方的に売るだけでは、お客様に選んでもらえない、もしくは解約(チャーン)につながりかねません。
これでは企業の売上や成長につながりませんし、お客様のためにもなりませんよね。
そこで、なぜこのシステムが必要なのか、当社でいうワークフローシステムでどのような効果が得られるのか。
さらに言えば、私たちの商品やサービスが「誰」の「何」のために存在しているのかを明確にし、情報発信していくことで、私たちの熱量や純粋な思いがお客様に伝わっていく。
結果、会社の信頼につながり、お客様の方から私たちを選んでくれるようになるはずだと考えました。
また、MTPとは「野心的な(壮大な)変革目標」のことで、設定している多くの企業が大きく飛躍し、成長を遂げていることが調査から明らかになっているようです。
企業の存在意義と将来価値を示すことで、社員一人ひとりの自律性が高まり、自走する組織を実現することができる効果があることから、MTPを定めることはどの企業にとっても有意義なことです。
ーエイトレッドがこのタイミングでMTPを定めた理由を教えてください。
世の中は新型コロナウイルスの影響で先行きの見えない厳しい状況です。しかし、この影響でワークフローニーズが拡大したことが当社にとって追い風でした。
同時に、ワークフロー市場に参入する企業がものすごく増え、このままではワークフローで差別化を図れなくなるのではないかと危機感を持つようになりました。
そこで、当社が提供する価値は何なのか、私たちのワークフローシステムは誰の何の役に立つのかを改めて明らかにする必要性を感じたのです。
これまではシステムやサービスを売ることだけに主眼をおいてきました。
これからはさらに多くのお客様へシステムやサービスを確実かつ効率的に提供していくために、「ワークフロー経営」というストーリーやコンセプトを伝えていき、ワークフロー経営によってお客様の変革や成長をサポートしていきたいと考えています。
ワークフロー経営については、後ほど詳しくお伝えします。
ーエイトレッドにはミッション・ビジョン・バリュー(MVV)がありますが、MTPとは何が違うのですか?
ミッションは「What」。何を成し遂げたいのかであり、MTP実現に向けた戦略です。
ビジョンは「Where」。目指す場所はどこかを表しており、MTPを実践する中で訪れる、最高の「あるべき姿」、バリューはビジョン(目指している場所)に到達するための行動指針。
そして、MTPは「why」。なぜ私たちはこの事業をしているのかです。
ワークフロー事業をしている企業は他にもありますが、存在意義や、目的、事業を通して実現したい世界はそれぞれ違うと思います。
会社を成長させるためには、「why」を明確にし、社内で共有することが大切だと考えています。
また、MTPを定める以前のMVVだけのときは、部門ごとやメンバーそれぞれで少しずつ思い描くイメージや、行動に違いが起きていると感じていました。
各々の解釈が違うのは個性を活かす面では問題ないのですが、お客様のために組織が一体化して、全員で突き進むためにMTPを掲げたいと考えました。
2.「ワークフロー経営でSpeed、そしてSmileを」
ー当社のMTPが「ワークフロー経営でSpeed、そしてSmileを」になった経緯を教えてください。
前回の記事でお伝えした通り、ワークフローシステムによって変革(DX)できることは以下のものがあります。
・業務(ノウハウの可視化「暗黙知→形式知」)
・組織(経営者と社員の距離が縮まり、一枚岩の組織に)
・プロセス(無駄や無意味を見える化→フローやプロセスの改善)
・企業文化・風土(気軽に提案しやすい雰囲気に)
・イノベーション(新しいアイディアが生まれやすくなる)
このように社内全体を改革していけることから、経営者と社員の距離が近くなって、継続的な変革を起こしていける経営を「ワークフロー経営」と私は定義付けしました。
そして、このワークフロー経営によってお客様にもたらすことができるのが「Speed」だと考えています。
意思決定を早めたり、無駄を削減することで、経営スピードや成長スピードを上げられることこそが、ワークフローシステムの大きな価値ですし、生産性が高まり、経営や業務も良い方向に変革していきますよね。
では、業務が効率化し、会社が成長したら何を実現することができるのか。
それが、「Smile」です。
ワークフローシステムを取り入れて経営が改革されることで、残業や無意味な業務が減ってストレスフリーになり、生産性が高まることで、社員のみんなはやりがいや満足度が高まり、笑顔で働けるようになるでしょう。
さらに、顧客やパートナー、家族から感謝され、Smileがさらに増えていくと私は考えています。
ちなみに、MTPにもキーワードとして入っているSpeedとSmileですが、これらはエイトレッドがどのような価値を提供しているのか、提供していたのかを考えたときに行き着いたキーワードです。
エイトレッドがどのような価値を提供してきたかを明確にするために、まずはエイトレッド の価値が詰まっている導入事例からキーワードを抜き出してみました。
その導入事例のキーワードをまとめたものが図表の1枚目になります。
抽出したキーワードをグループ化し、顧客が実感していると思われるエイトレッドの価値をまとめると、SpeedとSmileという二つの側面に通じていたのです。
これを指しているのが2枚目の図表になります
▼導入事例から抽出したキーワード一覧
▼上記キーワードから見える、顧客が実感しているATLEDの価値
SpeedとSmileは顧客が実感しているエイトレッドの価値であり、これからもエイトレッドの価値として提供して続けていくものです。
Speedを高めることで、お客様、その会社で働く一人ひとり、エイトレッドの社員や関わる全ての人たちに笑顔になってもらう。
それが、我々がワークフロー事業を行う理由です。
ー笑顔を作るためには、売上を上げることも大切だと思いますが、ワークフローを整備することで売上アップにもつながりますか?
もちろんです。
ワークフローシステムによって、業務の可視化やDX化をし、やらなくて良い仕事や効率の悪い組織形態、プロセスを改善することで、本来やるべきの売上アップに関わる業務に時間を割くことができるようになるからです。
ワークフローシステムは会社全体を変革していけるツールであり、導入することで正しい経営環境をスピーディーに整えることが可能になります。
結果、正しい経営環境であれば、競争上の優位性を確保できたり、経営者と社員が一体化できるので、自然と売上アップにつながっていくでしょう。
3.「Speed」と「Smile」のためにできることは何か
ー最後に社員の方に向けてメッセージをお願いします。
現在は事業環境も変わり競合ベンダーも増えている中で、製品の良し悪しや、価格、販売プロモーションだけを売りにするのではなく、ワークフローの一歩先にある本質的な価値も提供していきたいと考えています。
そのためにMTPを採用しました。
私たちはワークフローシステムという製品をただ提供しているのではありません。
お客様のWhy(パーパス)を理解した上で、業務フローを棚卸し、再構築、デジタル化することで、企業を成長、変革、持続性のあるビジネスへ転換させていく理想の状態(ワークフロー経営)を創り出すことを目指しています。
また、ワークフローシステムによって、お客様のあらゆるSpeedを上げること。それによってSmileをもたらすことです。
これが、差別化のポイントになり、お客様の信頼、共感を得てエイトレッドが選ばれることにつながると考えています。
私たちのアクションプランは、「ワークフロー経営というコンセプトとそれによって、SpeedとSmileを提供できる」
これを広めていくことです。
お客様に今まで以上のSpeedとSmileを届けるためにはどうしたら良いのか、ぜひ一人ひとりが考えてほしいと思います。
今日の話をきっかけに、私たちが届けられる価値は業務の効率化や無駄の削減だけではなく、SpeedとSmileであることを理解していただけたらと思います。
そして、お客様とそこに関わる仲間や家族をSmileにできるようにこれからも励んでいきましょう!
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