「人と人のつながりを創り続ける」 エイトレッドのミッションの本質とはなんなのか、 岡本社長に話をしてもらいました。(後編)
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DELTA型からATLED型の組織に変わるために、必要なこと
noteチーム-ここからは、今のエイトレッドについて岡本さんがどう思っているかをお伺いできればと思います。
岡本さんは日頃から社内外に対して、
「エイトレッドが提供するワークフロー事業によってDELTA型(ピラミッド型)からATLED型(コラボレーション型)の組織に変えていく。」
と繰り返し伝えられています。
そんな岡本さんから見て、ずばり、今のエイトレッドはATLED型の組織になっていると思いますか?
岡本:はい!と言いたいところですが、まだまだ思い描いている理想までは距離があるなと思っています。
ご質問の内容についてお答えする前に、私が「ATLED型の組織」についてどう考えているかをお伝えします。
私は、ATLED型の組織を創っていく上でのキーワードを「コラボレーション」だとよく言っています。
「ATLED」はピラミッド社会・組織を象徴する△(「DELTA」)を逆から読んだ造語です。「社会・組織の常識にとらわれない創造的なソフトウェアを生み出す」という意味を込めています。
-noteチームコラボレーションは岡本さんが良く仰るキーワードですね。この機会に、改めてコラボレーションの意味をお聞かせください。
岡本:一言でいうと、コラボレーションとは「すばやくつながり、価値の創出をする」ことです。
まず、コラボレーションで重要なのはつながりを創るスピードです。IT化が加速している現代は、とにかく情報や環境の変化が速い。
なんとなく情報を伝達し、目的がなく会議を開き、逐一指示を待つような組織体制のままだと、市場の変化に対応することができません。ビジネスは常に現場で起こっているので。
noteチーム-
踊る大捜査線の受け売りですね(笑)
岡本:はい、バレましたか(笑)
そのため、最初に情報をキャッチする現場で、自主的に判断と行動ができるような主体性が必要になります。
そして、つながりができると新しい何かが生まれてきます。その新しい何かのことをコラボレーションと表現しているんです。
例えば、
・社内の他部門のメンバー同士がつながり、新しいプロジェクトを生み出す
かもしれないし、
・パッケージ/SaaSベンダーさんとつながり、共同でセミナーやプロモーションを企画する
なのかもしれません。
そういったコラボレーションによって無限の可能性が広がっていくところが、ATLED型組織のワクワクするポイントだと思います。
このようにATLED型の組織を創るため、ミッションを体現するために、コラボレーションという言葉を使っています。
-noteチーム
コラボレーションとミッションの中身がつながっていたとは、、、確かに、本当にATLED型の組織が実現できればもっとワクワクして働けそうですね!
その理想と比較すると、エイトレッドもまだまだというのは分かります。
岡本:そうですね。
これは、私が代表になってエイトレッドで働いてるうちに気付いてきたことなんですが、今のエイトレッドのメンバーは、創り続けるの「続ける」は得意なんですが「創る」が苦手な人が多いですね。
「続ける」が得意ということは、今つながっている人たちに対しては真摯に対応をしている証拠。一緒に働いているので、そこがエイトレッドの大きな強みであることは日々実感しています。
ただ、「創る」という新しいチャレンジができる人が少ないのは課題だと感じています。
新しいチャレンジができないと、遅かれ早かれ組織の中に硬直が起き、部門間のセクショナリズム等の弊害がはびこってしまいます。そうなると、本当に価値提供をすべき相手を見失いかねません。結果としてミッション自体も否定してしまうことになる。
だからこそ、社内外で部門・役職・職種などを飛び越えてコラボレーションをする、変化を恐れない勇気が必要だと思います。
そこについては組織全体として見た時に大きな危機感を常に持っています。
-noteチーム
危機感というと、、、
岡本:これは、今年の年頭挨拶でもお伝えしたことですが、コロナによるリモート促進の時流が後押しをしてワークフロー市場はどんどん拡大をしています。だから、直近のエイトレッドの業績も伸びています。
けれども、市場が広がったその分だけワークフローシステムを開発する新規参入もどんどん増えているのはご存知のとおりです。
ライフサイクルでいうと、現状維持のままだと、あっという間に成熟期を超えて衰退期に入ってしまうと思います。
そうなると、どんどん後ろ向きになってしまい、面白い仕事ではなくなってしまう。魅力もないし、ワクワクもしない。
-noteチーム
あっという間とはどれくらいのイメージなのでしょうか?
岡本:おそらく、2~3年だと思います。
-noteチーム
2~3年ですか!私達の想像よりはるかに速いですね。。。
であれば、私達は何を意識してコラボレーションを起こしていけば良いのでしょうか?
岡本:コラボレーションを起こしていくために、みなさんに意識をしてほしいことは大きく2つです。
1つ目は、これはバランスの問題だということです。
大前提として、私はメンバー一人ひとりが個性や強みを生かした主人公になれるような会社を作りたいと思っています。
なので、その人の属性を無視してまで、全員が無理やりコラボレーションを起こす必要はないと思いますし、目の前のユーザーやパートナーの方々に対してしっかりと価値提供をすることにまずは全力を注いでほしいと思っています。
ただし、相対的に変化を起こせる人が少ないのは事実なので、「今、エイトレッドはコラボレーションを起こせる人を増やす方向に進んでいる」と理解をしてもらいたいと思っています。
私自身も、特に社外の方とのコミュニケーションにおいて、「良いものを持っている人」と「売り方・広げ方を知っている人」を組み合わせるコラボレーションが非常に大事だと思って、日々の仕事に取り組んでいます。
noteチーム-
岡本さんは、社内外問わず常にスピード感を持って新しい取り組みをはじめられていますね。もう一つは何でしょうか?
岡本:2つ目は、今のエイトレッドには「そうした攻めの動きができる土台がある」ということに気付いてほしいですね。
もちろん、全く気を抜くわけにはいかないですが、現状ワークフロー市場の中でマーケットリーダーを狙えるポジションにいますし、コロナ禍でも幸いなことに業績は伸びています。
こうした土台がある中でチャレンジができる会社は本当にごく一部ですし、そこにチャレンジをしようとする方にはいくらでもポストを用意してあげたいと思っています。
-noteチーム
確かに意識をしないと、恵まれた環境で働けているということはつい忘れがちになってしまいますね、、、そうした状況に感謝して積極的にチャレンジができるようにしていきます!
では最後に、エイトレッドメンバーに向けてメッセージをお願いします。
岡本:「人と人のつながりを創り続ける」というミッションを軸に、常に相手に真摯に向き合いながら、地道にコラボレーションの輪を広げていくことができれば、必ずエイトレッドを選んでくれるようなファンの方が増えていきます。
その積み重ねによって、お客様や販売パートナー様から、そして競合企業からも
「エイトレッドさんの商品であれば買いたい」「エイトレッドさんの商品を販売したい」「エイトレッドさんには敵わないな」
と言って認めていただけるような、「売るのではなく選ばれる」マーケットリーダーになっていきましょう。
noteチーム-
そうしたチームになれるように、頑張っていければと思います!
ここまでお話をしていただきまして、ありがとうございました。
岡本:ありがとうございました。
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企業HP:株式会社エイトレッド