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外出スケジュールを効率よく管理し、新規開拓の時間を確保しています。

ヒューマンリソシア株式会社に新卒入社した65名の中から、2022年度新人賞に3名が選ばれました。社会人として1年目に取り組んだこと、人材業界で働くことのやりがい、そして2年目に向けての想いなどをそれぞれの受賞者に伺いました。

ヒューマンリソシア株式会社 特定法人事業部 機電営業本部  浅野美季さん


——入社のきっかけを教えてください。

 就活を始めるまで人材業界のことをよくわかっていなかったのですが、人と人とをつなぐ仕事であり、いろいろな人の人生のターニングポイントに立ち会える仕事だということをヒューマンリソシアの選考で知りました。そこに魅力を感じて入社を決めました。

——現在は、どのようなお仕事を担当されていますか?

 人材派遣営業として、大手自動車メーカーと関連企業を担当しています。企業側の担当者と派遣スタッフの間に立ち、どちらにも向き合う仕事です。

——新人賞受賞は、どのような点が評価されたと思いますか?

 上場企業を中心に、新規企業開拓件数が多かったことを評価していただけたのだと考えています。
 6月に配属され、最初は先輩に教わりながら、すぐに一人で営業を始めました。まずは電話でアポイントをとることからです。上司からは、「限られた時間の中でどれだけ行動量を落とさずキープできるかが重要だ」と聞かされていました。正直、運良く開拓できたケースも多かったのですが、運が転がり込んでくるように行動量をキープしていたのが良かったのかなと思っています。

——行動量を落とさないために、どんな工夫をしましたか?

 まずはお電話で話を聞き、アポを取って、直接出向いた上で関係を構築すること。これが新規開拓の基本です。けれど担当企業や派遣スタッフさんとのやりとりが増えると、電話をかける時間がだんだん確保できなくなります。そこで心がけていたのは、外出スケジュールを効率よく管理して時間を捻出することです。時間のやりくりをすることで、電話営業の件数を減らさないようにしていました。

——お仕事で大変なこと、やりがいに感じることを教えてください。

 日々の業務は泥臭い部分が多く、仕事の9割は大変なことです。幸い、私の職場には9名の同期が配属されました。同じように仕事を覚え、同じように悩んでいる仲間がそばにいたおかげで、何かといえば集まって悩みを話し合っていました。

 大変なことの多い仕事ですが、スタッフさんや企業の方に「ありがとう」と感謝される場面もあるんですね。「他社と比べてフォローが丁寧で助かります」とスタッフさんに言われたときや、さまざまな人材企業と取引がある中で「今回はリソシアさんだけにお願いします」と企業の方に言われたときは、本当にうれしかったです。とくに、企業の方からスタッフさんに対してのお褒めの言葉をいただけるのが、営業としてはいちばんの喜びですね。がんばってよかったなあと思える瞬間です。

——営業として、コミュニケーションで心がけていることは?

 相手の話をしっかり聞くことです。お互いに理解し合えていると思っていても、よくよく話を聞いてみると違っていた。そうしたケースが仕事をしているとよくあります。誤解が生じないよう相手の話をよく聞き、その上で相手の立場になって考えるようにしています。
 それは対面だけでなく、メールを送るときも同様です。「自分の書いた文章だから私は理解できるけれど、これを読んだ相手はどう理解するだろう?」「別の読み取り方、受け取り方をされる可能性は?」。メールでは感情が伝わらないので、より慎重になるよう心がけています。

——今後の目標を教えてください。

 私が担当する大手企業には、グループ会社をはじめ開拓できる余地のある会社がたくさんあるので、そこをどんどん拡大していきたいです。同業他社の中からヒューマンリソシアを選んでもらうには、営業である私自身を評価していただくことがポイントになると考えています。こまかいことかも知れませんが、企業からの連絡にはすぐに返信するなど、これまで以上にスピード感を持って仕事に取り組みたいと考えています。
 
 私の周囲の先輩はできる人ばかり。先輩たちとまったく同じようにはなれないけれど、それぞれの先輩から見習いたい部分を吸収して、自分なりの営業スタイルを確立していきたいです。

<ヒューマンリソシア株式会社・会社概要>
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国26拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。


※2023年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 肩書き・部署名等は取材時のものとなります。