【営業企画】多角的な視点で、挑戦し続ける。企画の最前線を走るからこそ見える可能性【役職者インタビュー】Vol.1
こんにちは!株式会社A3の広報担当です🌸
株式会社A3は、人々の生活がもっと楽しく豊かになる未来を実現していくことを目指し、IPを活用し、幅広いプロダクト・サービスを提供しています。
楽しみを創造し提供する事業領域において、世界を代表する企業になるため、多くのポジションで積極的に採用中です!
当社のことを皆さんにより知っていただくため、
今回はMD1部の部長である吉川さんにお話を伺いました。
前職はイベント職で、全国を飛び回っていたという吉川部長。
現在はMD1部の部長として、主にライセンス製品の権利元へ企画の営業や進行を行う部を取り仕切っています。
所属部署の業務や雰囲気、仕事に対するスタンス等について、お話いただきました🌸
現在の担当業務について
――まず、所属しているMD部の業務内容を教えてください
MDはMerchandising(商品計画)のことで、大手出版社などに向けて、その企業が所有するIP(※)を用いた企画立案や、進行管理をおこなう部署です。企画の立案から販売まで、主体となって進めています。
MDの業務自体は、営業企画と企画進行の2チームに分かれています。
営業企画…企画(コンセプト、販売グッズ等)を作り、版権元からの許諾獲得
企画進行…営業が許諾をもらった企画を形にして、発売までの調整役
(※)IP…アニメや漫画の著作権(版権)のこと
「どうしたら売れる企画になるか」「どこで販売したら集客できるか」など、ユーザーのニーズ等も考慮し、IPの魅力を最大化できる企画を展開しています。
ちなみにMD部は全部で3部署あって、私はその中の1部を統括しています。
MD1部・2部は国内の版権元ごとに担当があり、3部は海外のIPを扱っています。
――所属部署はどういった雰囲気ですか?
黙々と作業をする人もいれば、雑談しつつ業務をこなす人もいます。
目立った無駄話はないですが、描き下ろしのイラストが上がってきた時なんかは、「めっちゃいいやつ上がってきた!」みたいな会話を耳にします。
そういった喜びも、メンバーのやりがいになっていると感じますね。
これまでのエピソード
――これまでで印象深い企画はありますか?
自分がまだ一般社員だった時代に、初めて担当した大きい企画は、やはり印象に残っています。
ゼロイチを先輩社員が手掛けて、自分はその利益を最大化させる部分を担当させていただきました。
すでに料理はされていたけど、自分がそれをどう着地させるか、みたいなところだったと思います。
――どんな企画だったんでしょうか。大変だったことはありますか?
2つの企業のコラボ企画として、あるキャラクターのイラストを描いてもらいました。そのイラストの出来が素晴らしかったので、そこから「大きなイベントにしよう」という提案を自分がやりました。
「1を100にする作業」とかって表現したりしますが、イラストを使ってどんなことするんだ?を考えるフェーズですね。
東京駅構内に大きめのスペースがあるので、そこで会場を作って、当社として初めてのぬいぐるみ制作(販売)を行いました。
ぬいぐるみの監修をしつつ、ほかの製品アイデアも出しつつでしたが、監修作業に一番多く時間を使いましたかね。
クオリティを保ちながら、キャラクターの版権元とイラストを描いていただいた企業の双方の意見をまとめていくことが大変でした。
企画から販売まで1年くらいかかったのですが、ずいぶん経験を積ませてもらったと思います。
――規模の大きい企画を経験すると、得られるものも大きいですね
そうですね。ただ自分以外にも言えることですけど、規模の小さい企画の担当になったからといって、それを半端な気持ちでやっていたら規模の大きい案件は回ってこないです。
規模の小さい企画をこなして、「確実にできる」って信頼を得られたからこそ、大きなものが回ってくるものだと思っています。
自分もそれまで会社に価値提供できてたかで言うと、金額だけ見るとそうでもなかったかと思うんですが、 そういったことの積み重ねで評価してもらえたのかな、と思います。
これから働く仲間に求めること
――新しい仲間に求めるスキルや考え方について教えてください
熱い気持ちを持っていて、柔軟性のある人ですかね。
最初のアクションが早いことが当社の優秀者になりやすい部分なのかなと思っていて。腑に落ちるまで考えすぎて初動が遅いと、先に他社に企画出されてましたとか、そういった事もあるので。
あとは変革期にある会社なので、業務のやり方もよりよい方法を求めて頻繁に変えています。「こっちの方が効率がいいから」とか、「ダメだったらこうだ」みたいな方向転換が、かなり細かいところも含めるといっぱいあるので、その度に臨機応変に対応していけないとしんどいのかなと感じます。
そういったことに柔軟について来れる人がいいですかね。
――柔軟性をもって挑戦するうえで、意識していることはありますか?
個人的な話ですが、「挑戦と無謀は違う」という言葉を書き留めています。一度立ち返って、「無謀ではないかどうか」を、実現可能性も考えたうえで実行することが大切だと思いますね。
あとは「今迷っていることと同じことを、他社がやったらどう思うか?」を判断基準にしています。
他社に先を越されて、「やっとけばよかった」って思うようなアイデアなら、「だったらやろうよ」って思うんです。
自分で思いついたアイデアにせよ、業務の中で上がってきた企画案にせよ、
そういった意識で動いています。
エンタメ業界のなんでも屋さん
――「A3だからできている」と感じることはありますか?
企画量は他社に比べて多いと思います。
他社だと、当社でいうところの営業企画とPSI部(※)の仕事も、全部ひとりでやっているところが多いと思うので。
あとはチーム全体で業務をおこなっていくので、作業を分業して、スピード感をもってできている。
そこはA3だからできていることなのかなと思います。
※PSI部…ライセンス製品や受託案件製品、装飾物を生産メーカーへ発注する部署
――今は分業化されていますが、元々は営業企画と企画進行の業務も、同じ人がやっていたんですよね
そうです。一人でもやりやすさはありましたけどね。
ただ、プロダクトやマーケットが拡がってくると、注意しなければならない範囲が広くなりすぎていく。それを全部一人が負うとなると、限界がある気がするので。
業務を切り分けて効率化できているという面では、アドバンテージだと思います。
あと最近は、プライズやカプセルトイ等の企画に挑戦して、業務範囲を拡げています。なのでよく営業先の版権元にも「どんどんできること増えていってるね」と言われることが多いです。
そういった業務範囲の広さも、他社に引けを取らないポイントだと感じますね。
海外市場にも進出して、さらに幅を広げていくつもりなので、より皆さんを驚かせることになるかもしれません!!
主体となって企画を進めていくMDだからこそ、当社の可能性やスピード感も最前線で感じられるのかもしれませんね。
A3ではMDをはじめ、様々なポジションでともに働いてくれるメンバーを募集しています!
ぜひ採用ページもチェックしてみてください。